カテゴリー別アーカイブ: 研究会報告

H27年度第3回ET研究会(2015年7月4日 北海道教育大学 札幌駅前サテライト )

テーマは学習データの蓄積とLearning Analyticsであり、この内容に沿って、発表プログラムは、学習データの蓄積・分析の手法・結果に関する研究に加え、そのような活動を実現するための環境の設計・構築に関する発表で構成されました。

午前に1セッション、午後に2セッションの計3セッションで構成され、それぞれのセッションは3件ずつ(計9件)のご発表がございました。

また、座長は、それぞれのセッションで、中山先生(福島大)、倉山先生(函館工専)、佐藤先生(室蘭工大)にご担当いただきました。ありがとうございました。

今回の研究会開催にあたり、札幌駅から徒歩数分と非常にアクセスの良い会場をご提供いただきました世話人の北海道教育大学の杵淵先生に、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

H27年度第2回ET研究会(2015年6月6日 三重大学)

今回のテーマは「先進的演習システム/一般 」であり,12件の発表がございました.

午前セッションの座長は立岩先生(名古屋工業大),午後1セッションの座長は長谷川先生(北陸先端大),午後2セッションの座長は吉根先生(南山大)にご担当いただきました.

研究会開催にあたり,発表会場を手配いただくなど大変な御助力をいただきました世話人の鶴岡信治先生(三重大学)に,心より感謝申し上げます.

H27年度第1回ET研究会(2015年5月23日 千葉工業大学 津田沼キャンパス)

今回のテーマは「学習支援・ユニバーサルデザイン/一般 」であり, 10件の発表がございました.

ET研究会では情報補償に積極的に取り組んでおり,1月研究会に続き,本研究会においても要約筆記を実施しました.誰もが研究会に参加・発表できる環境を整えるため,今後も情報補償の取組を継続させていきます.

また,本研究会は教育システム情報学会(JSiSE) 2015年度第1回研究会との併催です.参加者が発表をご覧になりやすいように,発表の区切りを両研究会で同期しました.

ET研究会50周年記念に向けての特別企画として,元委員長の伊藤紘二先生(東京理科大)に「ET研究会と工学教育ならびに仕事場における教育・学習の支援」というタイトルにてご講演いただきました.

午前セッションの座長は後藤田先生(香川大学),特別講演セッションの座長は赤倉先生(東京理科大),午後1セッションの座長は中村先生(福島大),午後2セッションの座長は光原先生(徳島大)にご担当いただきました.

研究会開催にあたり,研究会に加えて専門委員会の会場なども手配いただくなど大変な御助力をいただきました世話人の仲林清先生(千葉工業大学)に,心より感謝申し上げます.

H26年度第9回ET研究会(2015年3月14日 四国大学交流プラザ)

3月ET研究会のテーマは「クラウド技術の教育活用/一般」でした.

今回は,IEEE Education Society Japan Chapterの協賛および四国大学の後援で実施されました.なお,2015年度の最終研究会のため,多数のお申込みがあり,当日は,33件の発表が3つの会場に分かれて実施されました.

プログラム学習支援,授業・ゼミ活動(研究活動)支援,ネットワーク学習支援,防災支援,eラーニング,作問・内省支援,スキル支援,プレゼンテーション支援等多岐にわたる発表申込みのため,9つのセッションに分割しました.

これら座長は,ET研究会の専門委員を中心に務めさせていただきました.委員以外からご協力いただきました林雄介先生(広島大学),林敏浩先生(香川大学),有難うございました.

また,各種交通アクセスの良い徳島駅からほど近い四国大学交流プラザを会場として手配いただきました,会場世話人の戸川聡先生(四国大学)に深く感謝いたします.

H26年度第8回ET研究会(2015年1月31日 目白大学)

1月ET研究会のテーマは「スキル教育/一般」でした.

午前の研究発表には,教育現場における実問題・課題を取り扱う内容が多く,さまざまな取組を知ることができました.午後の研究発表はスキル教育との関連が強く,画像処理や音声処理などの技術により,スキルをどうデータ化・解明し,それをどう学習/教育支援に結びつけていくかという興味深い発表が続きました.

研究会発表終了後,本研究会と人工知能学会身体知研究会(身体知研)との合同企画として,パネルディスカッション「技能継承の諸問題」を開催しました.身体知研とは昨年度から並列開催(同日,同会場で2研究会を開催)しており,パネルディスカッションでは,身体知研究の現状と学習/教育支援研究との融合などについて,聴講者も交えて活発な議論が繰り広げられました.

ET研究会では情報補償に積極的に取り組んでおり,昨年度に引き続き,1月研究会において要約筆記を実施しました.誰もが研究会に参加・発表できる環境を整えるため,今後も情報補償の取組を継続させていきます.

H26年度第7回ET研究会(2014年11月14日 大阪府立大学 中百舌鳥キャンパス)

今回の研究会のテーマ(企画)は,若手選奨企画でした.
(例年3月研究会での開催でしたが,今年度は11月研究会での開催となっています.※これに伴い3月研究会での開催はありません.)

若手選奨の対象者は,発表とへ並行し,専門委員による審査が行われました.

今回は,午前1セッション,午後2セッションで構成され,それぞれ4件(計12件)の発表があり,座長は,本研究会専門委員が担当しました.それぞれ,午前:後藤田先生(JISS),午後前半:國宗先生(信州大学),午後後半:光原先生(徳島大学)が担当しました.

選考対象となる各発表は,審査を経て,現在,選奨に関する委員会での最終的な手続きが行われています.受賞者は,後日,本サイトを通じて発表されます.

本研究会が協賛している教育システム若手の会(同日夜より開催)幹事を担われているお忙しい中,会場世話人をお引き受け頂きました林先生(大阪府立大学)に,心より感謝申し上げます.

H26年度第6回ET研究会(2014年11月1日 鹿児島大学 郡元キャンパス)

今回のテーマは「モバイル・ユビキタス技術の教育への応用/一般」であり, 9件の発表がございました.

今回は,午後からの2つのセッションで構成され,前半・後半は,それぞれ当研究会幹事補佐の後藤田先生(JISS),東本先生(東京理科大学)が担当しました.

前半4件の発表として,GPSを用いたLocation-based Learningを通じてエコ学習を支援するシステム,パラグラフライティングにおける適応的な修正案の例示機能,学校の特別活動における教育メディアの活用状況の調査,板書とスライドによる授業の説明パターンの調査報告がございました.

後半5件の発表として,サーバ管理に関するCUI環境と入力に応じた支援を行うWeb環境,オンラインの模擬試験向けのeポートフォリオの開発,集中管理を指向した講義アーカイブシステム,ニコニコ動画の教育観点からのコメント分析,音声アノテーションによる演技指導支援システムがございました.

WiFiネットワーク環境に加え,プロジェクトスクリーンに表示されている画面が別のWiFiネットワーク経由でPCの静止画として取得(表示)可能な環境を用意いただく等,会場世話人よりご配慮いただきました.同世話人の山之上先生(鹿児島大学)に,心より感謝申し上げます.

H26年度第5回ET研究会(2014年10月18日 金沢大学 角間キャンパス)

今回のテーマは「プログラミング教育・学習/一般」であり,プログラミングに関連する発表を中心に15件の発表がございました.
(多数のお申し込みを頂き,ありがとうございました.)

研究会は,全ての発表が同一の会場(部屋)にて行われ,
およそ9:30から17:30まで開催されました.
(最初から最後までご参加いただいた方は,特にお疲れ様でした.)

午前セッション5件の座長は,中村先生(福島大学)に御担当頂きました.

また,午後の前半5件の座長は,当研究会幹事の長谷川先生(JAIST)が担当致しました.

さらに午後の後半5件の座長は,当研究会副委員長の小尻先生(関西大学)が担当致しました.

今回は,テーマ(プログラミング)に関連する発表,また関連研究分野の参加者が多く,本テーマに熱い視線が送られていることを反映しておりました.

研究会開催にあたり,研究会に加えて専門委員会の会場なども手配いただくなど大変な御助力をいただきました世話人の松本先生(金沢大学)に,心より感謝申し上げます.

なお,第5回ET研究会は,IEEE Education Society Japan Chapter,教育システム情報学会北信越支部 の両協賛のもと行われました.

H26年度第4回ET研究会(2014年9月27日 島根大学 松江キャンパス)

今回の研究会テーマは「e-Learningの多様な実践/一般」で,8件の発表があり,前半(午前)4件の座長は,渡辺先生(広島大学)に御担当頂きました.また,後半(午後)4件の発表は,当研究会幹事の長谷川先生(JAIST)が担当致しました.

前半では,それぞれ

ボールの物理的なシミュレーションを用いた体験学習を始め,作問支援,大学教育における学習用の英単語抽出法,写真と結びつけた英単語学習に関するご発表がございました.

後半では,それぞれ

発話に対して頭部動作特徴からの内部状況推定や学習過程の項目化(関係性の記述),高等専門学校教育における教育プログラム,多読支援システムに関するご発表がございました.

研究会開催にあたり,広いキャンパス内において,会場案内人を複数人配置頂くなど,大変な御助力をいただきました世話人の松田先生(島根大学)に,心より感謝申し上げます.

 

H26年度第3回ET研究会(2014年7月5日 秋田大学 手形キャンパス)

午後開催で,7件の発表があり,前半4件の座長は,東本先生(東京理科大学),
後半3件の発表は,佐藤先生(室蘭工業大学)に御担当頂きました.

前半では,それぞれ

  • オンラインバーチャルラボにおけるインストラクショナルデザイン
  • 通信環境が安定しない中でのe-Learningシステムの設計・実装
  • ゲームを題材としたプログラミングにおけるコードの特徴分析法(2件)

の内容に関するご発表がありました.

後半では,それぞれ

  • コードを読むことによる新しい学習システムのご提案
  • システムの活用による知的財産教育の学習者の意欲推移
  • 体の動作情報を取得・活用するインタフェースの評価方法の提案

の内容に関するご発表がありました.

研究会開催にあたり非常に快適な会場を提供いただきました世話人の林先生(秋田大学)に,深く感謝いたします.