DEWS'98 プログラム

  • 日時
    1998年3月5日(木), 6日(金), 7日(土)

  • 場所
    水上温泉  松の井ホテル
    〒379-16 群馬県利根郡水上町湯原551
    TEL: 0278-72-3200(代) FAX: 0278-72-3210

  • 参加申込方法
    参加申込書に必要事項を記入し, aritsugi@cs.gunma-u.ac.jpまで電子メイルにてお送り下さい.

  • 講演者へ
    当日は,OHP,プロジェクタ,ビデオ(S-VHS は不可)が利用可能です. 3月5日(木曜日)

    DEWS'98 チュートリアル

    【チュートリアル 1】(13:30 - 14:45)
    • Oracle8におけるマルチメディア・データの統合管理
      関根 徹(日本オラクル)

      Oracle8では従来のスカラー・データに加え,テキスト, イメージ,ビデオ,空間データ,時間データ等が統合的 に格納管理できる.オブジェクト指向技術に基づいた, これらマルチメディア・データの操作・管理の実現方式 を紹介する.

    【チュートリアル 2】(15:00 - 16:15)
    • 情報視覚化(Information Visualization)の研究動向
      増井 俊之(ソニーCSL)

      インターネットに代表される大量の情報を効果的に視覚 化し検索などを容易に行なうための各種の手法が提案さ れている.3次元視覚化,線型/非線型視覚化などの最近 の研究事例を紹介する.

    【チュートリアル 3】(16:30 - 17:45)
    • VR技術を用いた仮想情報環境の構築
      岸野 文郎(大阪大)

      来るべき21世紀の高度情報社会においては,社会生活 に必要なあらゆる情報はディジタル化され,ネットワー クを介して世界中で飛び交うことが想定される.このよ うな社会においては,溢れる情報から自分にとって真に 必要な情報を獲得し,かつ自由自在な自己表現を可能と する情報を生成するとともに,ネットワークを介した人 と人との出合い,触れ合い,協調作業を支援する技術の 確立が重要となる.バ―チャルリアリティ(VR)はCG技 術,CV技術を駆使して利用者にわかりやすい形態で, かつインタラクティブ操作可能な仮想情報環境を提示す る技術であり,上記要求に応えられる技術として注目さ れている.VR技術を用いた仮想情報環境の構築に関す る研究動向を紹介するとともに,将来方向を展望する.

    DEWS'98 本会議
    【案内等】(17:50 - )
    【宴会】(18:30 - )
    • 担当:原 隆浩(大阪大)


    3月6日(金曜日)

    【オープニング】(8:35 - )

    【セッション1A -- 映像データベース】(8:40 - 10:16) 座長:掛下 哲郎(佐賀大)

    【セッション1B -- データ処理機構】(8:40 - 10:16) 座長:河野 浩之(京都大)

    【セッション2A -- オブジェクト指向データベース】(10:30 - 12:06) 座長:中西 通雄(大阪大)

    【セッション2B -- WWW】(10:30 - 12:06) 座長:安達 淳(学術情報)

    【セッション3A -- 並列処理】(13:15 - 14:51) 座長:原田 リリアン(富士通)

    【セッション3B -- マルチメディアと画像データベース】(13:15 - 14:51) 座長:関根 徹(日本オラクル)

    【セッション4A -- 情報検索】(15:05 - 16:57) 座長:中野 美由紀(東京大)

    【セッション4B -- データマイニング】(15:05 - 16:57) 座長:横田 治夫(北陸先端大)

    【招待講演】(17:10 - 18:10) 座長:遠山 元道(慶応大)

    【宴会】(18:30 - )
    【パネル】(20:00 - )
    3月7日(土曜日)

    【セッション5A -- 時空間と協調作業支援】(8:40 - 10:48) 座長:大森 匡(電通大)
    • 一貫性情報に基づく協調作業管理機構
      史 一華(福岡工短大),徐 海燕(福岡工大),古川 哲也(九州大)
    • 蓄積型モーバイル電子会議システムにおける情報抽出・参照方式
      山田 善大,太田 賢,水野 忠則(静岡大)
    • 遠隔講義システムVIEW Classroomの開発
      片山 薫(京都大),香川 修見(広島電大),神谷 泰宏,對馬 英樹,吉廣 卓哉,上林弥彦(京都大)
    • バージョンフローモデルによる分散協調作業支援環境の実現について
      井上 創造,岩井原 瑞穂(九州大)
    • 時空間ログデータ分析による仮想空間の動的生成
      有川 正俊,荒木 美智代(広島市大)
    • 利用者による複数共有仮想空間の空間選択手法
      石川 正敏(奈良先端大),高倉 弘喜(京都大),植村 俊亮(奈良先端大)
    • 時空間データベースにおける物体情報のモデル化とその手法
      小林 みな子,今井 さやか,富井 尚志,有澤 博(横浜国大)
    • Universeモデルを用いた時空間データの問い合わせ記述
      石塚 健作,黒木 進,牧之内 顕文(九州大)

    【セッション5B -- 分散環境】(8:40 - 10:48) 座長:西山 智(KDD)
    • マルチデータベースシステムにおける異種データベース間の空間的結合方式
      石橋 直樹(慶應大),細川 宜秀(筑波大),清木 康(慶應大)
    • CORBA環境下における画像処理オブジェクトの並列化
      深津 博樹,有次 正義,金森 吉成(群馬大)
    • ネットワーク拡張シェルによる分散統合環境の実現
      吉田 恒,塩谷 勇(産能大)
    • 分散環境におけるメソッド移動とデータ移動
      吉田 裕介,中村 知久,有次 正義,金森 吉成(群馬大)
    • 視覚的ユーザインタフェースを用いた異種情報源統合利用支援
      森嶋 厚行,北川 博之(筑波大)
    • 分散型データベースにおける複製データの動的配置制御
      狩野 光徳,横田 治夫(北陸先端大)
    • クラスタ型ネットワークにおける通信回線共有プロトコルの提案
      峰野 博史,太田 賢,青野 正宏,水野 忠則(静岡大)

    【ミニサーベイ1】(11:00 - 11:40) 座長:北川 博之(筑波大)
    • アクティブデータベースの構成法および高性能化の最近の研究動向について
      宮崎 純(北陸先端大) DEWS97論文賞受賞

      アクティブデータベースはここ十年の間に盛んに研究され, いくつかのプロトタイプシステムが作られた.しかしながら, システムの構成方法の確立や高性能化についてはまだ多くの 研究課題を残している.ここでは,石川のサーベイ[情報処 理,Vol.35, No.2]以降の幾つかのトピックについて触れる.

    【ミニサーベイ2】(11:40 - 12:20) 座長:北川 博之(筑波大)
    • 画像の内容検索技術の動向
      赤間 浩樹(NTT情報通信研究所) DEWS97論文賞受賞

      我々が開発中の画像内オブジェクト検索システム,および, 他の内容検索システムについて,画像内容解析法,検索イン タフェース,照合方法を中心に解説する.

    【クロージング】(12:20 - 12:30)