第11回データ工学ワークショップ論文募集

趣旨
投稿原稿のカテゴリ
投稿要領
表彰
運営組織
主催:
電子情報通信学会データ工学研究専門委員会
協賛:
情報処理学会データベースシステム研究会
ACM SIGMOD 日本支部
日程:
平成12年3月2日(木)〜4日(土)
場所:
休暇村 近江八幡(滋賀県近江八幡市沖島町宮ケ浜 Tel. 0748-32-3138)
定員:
150名程度

■趣旨:

データ工学ワークショップ(DEWS)は,データ工学に関する種々の重要な研究テー マを対象として毎年開催しているワークショップです.今回で第11回を迎え, 日本における若手研究者の活発な議論の場となっております.

データ工学の研究は,データを蓄積・共有するためのデータベース技術をは じめとして,これまでの計算機技術の発展の中で,実社会に大きな貢献を果た してきました.しかし,計算機およびネットワークの進展に伴い,実社会で取 り扱われるデータの大容量化,広域分散化が急速に進んでおり,それとともに データ工学が対象とする課題も古典的なデータベース技術にとどまらず,ネッ トワーク,情報検索,WWW, マルチメディア処理,人工知能,認証技術,著作 権処理など,隣接分野との融合分野に拡がっており,データ工学研究の重要性 が以前にも増して高まっています.激しい環境の変化の動向を見据え,ビジョ ンを持って常に新しい研究テーマに挑戦し解決法を見いだすためには,研究者 間の活発な議論と交流がその源泉として必須であります.

第11回データ工学ワークショップ(DEWS2000)は,このような場を提供するこ とを目的とし,データ工学に関する広範な分野の論文を募集します.また, DEWS2000の大きな目的として,完成した理論やシステムの研究発表のみならず, 萌芽的なアイデアの交換・議論を通じてアイデアを成熟させていく場を提供す ることがあり,今後のデータ工学研究のさらなる発展へのステップとなる刺激 的なアイデアの発表を期待します. 論文の投稿カテゴリにアブストラクト投 稿を設けるとともに,正式な会議録の出版は会議の後としているのも上述のよ うな背景から来ております.

昨今の研究動向をふまえた論文のトピックとしては,以下のようなものがあり ますが,必ずしもこれらに限定するものではありません.

データウェアハウス,データマイニング,情報可視化,知識発見,多次元DB, WWWとDB,サーチエンジン,半構造化データ,異種DBとメディエータ, 構造化 文書と文書DB,映像DB,VRとDB,時空間DB,電子図書館, 高速ネットワーク とDB,モバイルDB,放送型データサービス,ECとDB, 協調DB,ワークフロー 管理,アクティブDB,リアルタイムDB,演繹DB, オブジェクトDB,超並列DB, 記憶システム,多次元索引, データセキュリティ,認証技術,著作権処理, データ工学に関する先進的応用事例

皆様,奮って御投稿下さい.

■投稿原稿のカテゴリ:

第11回データ工学ワークショップでは,論文投稿の形態に以下の2つのカテ ゴリを設けます.
○カテゴリ1:フルペーパによる投稿
投稿時までに最終 論文に近い内容をおまとめいただける場合の投稿形態です.投稿論文は下 記のDEWS優秀論文賞の選考対象となります.
○カテゴリ2:エクステンディドアブストラクトによる投稿
4ページ以下のエクステンディドアブスト ラクトを査読します.発表当日までに別途最終論文原稿をおまとめいただ くことにより,最新の研究内容をご発表いただけます.また,萌芽的なア イディアに基づく研究内容や問題提起にウエイトを置いた発表にも向いた 投稿形態と考えられます.

■投稿要領:

(1) 原稿の長さと送付部数:

○カテゴリ1:フルペーパによる投稿
論文原稿のコピー4部をお送り下さい. 原稿の表紙には「フルペーパ」と御記入ください.論文の長さは従来の DEWSの最終原稿ならびに通常のデータ工学研究会技術研究報告原稿等を目 安として下さい.
○カテゴリ2:エクステンディドアブストラクトによる投稿
4ページ以下のエクステンディドアブストラクト(図表、参考文献を含む) のコピー3部をお送り下さい.
いずれの場合も,表紙に論文題目,著者名,所属を明記し,連絡先著者名 とそのemailアドレスの情報を添えてお送りください.

(2) 原稿送付先:

〒630-0101 奈良県生駒市高山町8916-5
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 吉川 正俊宛
(TEL:(0743)72-5331, FAX:(0743)72-5339, E-mail: yosikawa@is.aist-nara.ac.jp)

(3) 論文応募締切日:平成12年1月6日(木)必着

(4) 採択通知:平成12年2月7日(月)

(5) 採択された論文は,DEWS2000当日にコピーを参加人数分持参して頂きます.

(6) 論文集は後日発行します.(電子出版を予定)

論文集用原稿締切日:平成12年3月17日(金)

■表彰:

【DEWS優秀論文賞】
プログラム委員会における審査の結果,カテゴリ1の投稿論文のうち, 特に優秀と判定された論文の著者には,DEWS優秀論文賞を贈ると共に, 電子情報通信学会情報・システムソサイエティ和文論文誌編集委員会へ 当該論文を研究会推薦論文として推薦します.
【DEWS優秀プレゼンテーション賞】
投稿時のカテゴリとは無関係に,学会当日,特に優秀なプレゼンテーシ ョンを行った発表者には,DEWS優秀プレゼンテーション賞を贈ります.

■運営組織:

ワークショップ委員長:
北川 博之(筑波大)
プログラム委員長:
吉川 正俊(奈良先端大)
チュートリアル委員長:
下條 真司(大阪大)
パネル委員長:
掛下 哲郎(佐賀大)
ローカルアレンジメント:
田島 敬史(神戸大)
財務・広報担当:
上善 恒雄(千里国際情報事業財団)
電子出版担当:
天笠 俊之(奈良先端大)
プログラム委員:
赤間 浩樹(NTT)
天野 浩文(九州大)
有川 正俊(東京大)
有次 正義(群馬大)
飯沢 篤志(リコー)
飯塚 哲也(NTT)
石川 佳治(筑波大)
大森 匡(電通大)
片山 紀生(学情センター)
加藤 和彦(筑波大)
金子 邦彦(九州大)
鎌原 淳三(神戸商大)
河野 浩之(京都大)
國島 丈生(岡山県立大)
久保田 和己(富士通研)
佐藤 哲司(NTT)
塩谷 勇(産能大)
徐 海燕(福岡工大)
角谷 和俊(神戸大)
高倉 弘喜(京都大)
高須 淳宏(学情センター)
塚本 昌彦(大阪大)
遠山元道(慶應大)
中野美由紀(東京大)
波内 みさ(NEC)
西山 智(KDD研究所)
波多野 賢治(奈良先端大)
原嶋 秀次(東芝)
原田リリアン(富士通)
古川 哲也(九州大)
宝珍 輝尚(福井大)
松田 秀雄(大阪大)
森下 真一(東京大)
横田 治夫(東工大)

■参加申込要領:

参加申込方法等の詳細は今後お知らせいたします.dbjapan等のメーリングリス ト、ならびに本ホームページでご案内します.