近年のネットワークの発展に伴い、インターネット環境におけるデータ工学に関連する研究・開発が活発に行なわれています。その社会的重要性が増すに従い、システムの信頼性やアベイラビリティ、セキュリティなど、システムとしてのディペンダビリティに関する研究・開発の位置付けも一段と重要となってきております。例えば、B2B や B2C システム、生産流通サポートシステム、各種のインターネットサービスプロバイダ、あるいは交通、医療、教育システムなどにおいて、ディぺンダビリティを向上させることが不可欠と言えます。そのためには、これまでのデータベースとネットワークの耐故障化といったアプローチのみではなく、ワークフロー管理、あるいは Web や XML などの要素技術とセキュリティや利用形態などとも関係し合う技術について、研究を益々発展させていくことが重要となります。
以上のような状況を鑑み、平成14年9月発行の情報・システムソサイエティ和文論文誌で「インターネット環境でのデータ工学とディペンダビリティ小特集」を企画しました。これまでの研究成果をまとめ、今後の研究をますます発展させていくため、このテーマの下に広く論文を募集いたしますので、奮ってご投稿くださいますようご案内いたします。