講演会のご案内(2019/10/21(Mon)@北見工業大学)

下記の通り北見工業大学で講演会が開催されますのでご案内いたします.皆様のご参加をお待ちしております.

日時

2019年10月21日(月) 16:30-18:00

場所

北見工業大学 A106講義室

講演題目

[フラッシュメモリとは?]

1.フラッシュメモリとは
2.舛岡先生の偉業
3.舛岡先生の指導を受けた部下達

講師

作井 康司(株式会社ホンダ・リサーチ・インティチュート・ジャパン)

講演概要

東芝を代表とする日本がフラッシュメモリの技術革新を牽引した結果,iPhone等のスマートフォン,USB,SDカード,SSDと広く応用されています.全世界で生産されるフラッシュメモリは,2017年には6兆円のビジネスに到達し,Google等のサーバーに搭載され,そのための研究開発も活発に進められています.
「フラッシュメモリとは?」というお話は,舛岡先生の本田賞記念講演(僭越にも作井が代理講演致しました)を元にもう少し膨らませた内容です.本講義では,(1)東芝の舛岡富士雄博士が発明したフラッシュ,NOR型フラッシュメモリ,NAND型フラッシュメモリがいかに生み出されたか,(2)舛岡先生は30年先を見えるVisionerですが,Intelは会社として,30年先を見ていたのではないか? その中で現在の3D NAND Flashになって行くまで,どのような過程があったのか,(3)研究技術者を育てることが研究開発に必要であり,0から1を起こすための研究開発には,特許,論文,製品が大切であること,を文系の方々にも理解して頂ける内容です.

世話人

武山 真弓(北見工業大学工学部地球環境工学科)