講演会のご案内(2019/3/15(Fri)@公立はこだて未来大学)

下記の通り公立はこだて未来大学で学生会主催の講演会が開催されますのでご案内いたします.皆様のご参加をお待ちしております.

講演題目

リアルワールドでより快適に活動するための実世界インタラクション

講師

佐野 渉二 先生
(金沢工業大学工学部情報工学科講師)

日時

2019年3月15日(金) 16:00-17:30

場所

公立はこだて未来大学 493講義室
(北海道函館市亀田中野町116番地2)
https://www.fun.ac.jp/access/

講演の概要

近頃は,スマートフォンがないと不便な世の中になりましたが,10年前は,ス マートフォンを持っている人も少なかったと思います.これまでを見ると, 1990年代はデスクトップ型パソコン,2000年代はノートパソコン,2010年代は スマートフォンとおよそ10年ごとにコンピュータの利用形態,およびシステム やサービスが急激なスピードで変化しています.現在は人工知能やロボット技 術の向上が目覚ましく,10年後,20年後は,さらに新しい形態へと変化するこ とが予想されています.このような中で,ヒトとして何を考え,何を行動する べきでしょうか? 答えは多くあると思いますが,その答えの一つとして,リア ルワールド(現実世界)でより快適に活動することと考えています.私は,ユビ キタスコンピューティングやInternet of Things(IoT) の分野を中心に研究を 行っていますが,ウェアラブルインタフェースや,Virtual Reality(VR)アプ リを含め,リアルワールドでより快適に活動するための研究について紹介しま す.さらに,人工知能やロボットが活躍する未来を生きるために重要と考えて いることも合わせて発表する予定です.

世話人

公立はこだて未来大学システム情報科学部情報アーキテクチャ学科 助教 高 博昭

講演会のご案内(2019/2/8(金)@北見工業大学)

下記の通り,講演会が開催されますのでご案内いたします.皆様のご参加をお待ちしております.

日時

2019年2月08日(金)16:00-17:30

場所

北見工業大学 総合研究棟 2階 多目的講義室
http://www.kitami-it.ac.jp/about/access/

講演題目

危機言語活性化のための言語ドキュメンテーション
(Language Documentation for Revitalization)

講師

トマシュ・ヴィヘルキェヴィチ 教授
(Prof. Tomasz Wicherkiewicz)

講演概要

本講演では,絶滅の危機に瀕している資源不足の言語をドキュメンテーション (文書化)するための言語計画に焦点を当て説明する.その中,危機言語の状況 と危機の程度を紹介するにあたって,言語ドキュメンテーションのプロジェク トや企画の役割とそれらにおいて取り上げられるタスク,言語資源の必要性及 び,特にその不足について論じる.危機言語の活性化プロジェクトのいくつか のケースを紹介し,そして活性化において地域共同体の参加の例を取り上げて 説明する.最後に言語活性化の可能性とそのシナリオ,その意義と倫理に関し ての疑問を挙げる.

Lecture Abstract

The presentation shall focus on the language-planning aspects of documenting under-resourced languages in danger of extinction. When presenting types and degrees of language endangerment situations, the lecturer intends to consider briefly the role and tasks for the language documentation projects and programs, as well as the most frequent needs and shortages in language resources. Some cases of and comments on individual revitalization scenarios will also exemplify the question of community engagement and participation in the revitalization-through-documentation curricula. At the end, several questions on the sense and ethics of some possible scenarios in language revitalization shall be posed.

世話人

北見工業大学 情報システム工学科 准教授 ミハウ・プタシンスキ
(Associate Prof. Michal Ptaszynski)