12月3日(土)、12月4日(日)にに社会・倫理研究会(SITE)/ 情報処理学会 コンピュータと教育研究会との合同研究会を開催します。当日のプログラムおよび研究会の詳細については、研究会プログラムをご覧ください。
発表申込みは終了しておりますが、聴講参加は歓迎いたします。聴講をご希望の方は申込み方法についてより申し込みをお願いします。聴講参加者には前日までにZoomミーティングID等をお知らせします。参加者上限は300名で、この上限を超える場合、申し訳ありませんが、聴講をお断りすることがあります。
電子情報通信学会(信学会)と情報処理学会の倫理綱領の改訂がほぼ時期を同じくして行われています。倫理綱領は、学会・協会の構成員や専門職の倫理的行動と倫理的意思決定を支援することが期待される文書です。 さらに、2学会は、両学会の倫理綱領の精神をより深く理解し、具体的場面での意思決定を支援するため、倫理事例集の共同制作を現在進めています。 本シンポジウムは、2学会の改訂倫理綱領の理解を深めるとともに、現在共同制作中の倫理事例集について、討論を通して多様な意見をその制作に反映させ、よりよいものとしていくことを目的として開催するものです。 本シンポジウムは講演とパネルディスカッションの2部で構成します。 講演においては、2学会の倫理綱領改訂と倫理事例集の共同制作について報告するとともに、現在制作中の事例集に掲載予定の事例2件を紹介します。 これらの講演を踏まえたうえで、パネルディスカッションにおいては、同じ学会・協会の仲間や同じ専門職同士、または専門職と広く社会との間で技術と倫理をめぐる対話についてどのようなものであるべきか、そして、倫理綱領事例集がこの対話の中でどのような役割を果たすべきか、さらに、よりよい事例集をつくるためオーディエンスが事例集にどのようなことを期待するかなどについて、登壇者およびフロアとの間の討論を行います。
※本シンポジウムは無料一般公開いたします。また、録画収録しアーカイブ化します。
タイムスケジュール | シンポジウムの進行 |
14:00~14:05 | 趣旨説明 |
14:05~14:20 | 小川 賢(神戸学院大): 電子情報通信学会の倫理綱領改訂について |
14:20~14:35 | 高橋克巳(NTT社会情報研): 情報処理学会の倫理綱領改訂について |
14:35~14:50 | 辰己丈夫(放送大): 倫理綱領の普及のための工夫について |
14:50~15:05 | 中園長新(麗澤大): 専門家と非専門家の対話に倫理綱領はどのように貢献できるか |
15:05~15:20 | 秋山満昭(NTT社会情報研): 脆弱性対応に関する倫理綱領とベストプラクティス |
休憩 10分 | |
15:30~16:00 | パネルディスカッション: 技術と倫理をめぐる対話と倫理綱領事例集 座長: 多川孝央(九大) |
16:00~16:05 | クロージング 小川賢(電子情報通信学会倫理綱領検討小委員会委員長) |
本シンポジウムは無料一般公開です。申込なしで、上記のYouTubeライブ配信へのリンクをクリックしてください。シンポジウムに加え他の講演・発表を聴講される場合は下記の手順に従ってください。
聴講を希望する方は、次の「1.参加費の支払い方法」および「2.オンライン聴講申込方法」の両方の操作を行ってください。
SITE研究会 委員長
大谷卓史(吉備国際大学)
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