泊り込みスタイルのSITAシンポジウム

  SITA2013実行委員会では情報理論とその応用シンポジウム(SITA)参加の魅力を、セッションでの発表のみでなく泊まり込みスタイルで同好の士と朝から晩まで議論できることにあると考えております。SITAシンポジウムでは第1回より毎年、この泊り込みスタイルを大切に継承してまいりました。今年も多くの皆様にSITAシンポジウムへご参加・ご発表頂きますとともに、是非SITA2013会場のホテル聚楽にご宿泊頂き、SITAシンポジウムの魅力を存分に味わって頂きたいと思っております。



ホテル聚楽SITA2013特別宿泊プランの提供

 ---温泉旅館で110,650---

 SITA2013参加者のための特別料金での特別宿泊プランをご用意させて頂きました。一例ですが、6名で和室に宿泊して頂きますと10,650円(1人あたりの1泊の宿泊費、消費税・入湯税込)になります。もちろん、12食付です。尚、懇親会の日には夕食が懇親会に代わりますので懇親会費を含めての特別料金13,275円です。実行委員会でご用意させて頂いた特別宿泊プラン以外をご利用の方の懇親会費が11,000円ですので、特別宿泊プランは大変お得な設定になっております。ただし、特別宿泊プランで確保しております部屋数には限りがございますので、早期のご予約をお願い致します。詳細内容及びご予約は「参加・宿泊等申し込み」からお願い致します。


学生の皆さんへ

---学生の皆さんには学割料金を設定---

---温泉旅館が何と19,650円!---

 学生の皆さんにもホテル聚落に宿泊して頂き易いように、上記特別宿泊プランを申し込んで頂いた学生の方に、さらに学割料金を用意しています。この学割料金は、上記の特別宿泊プランを相部屋可の条件で2泊以上の宿泊を申し込んで頂いた学生の方のみを対象にしていますので、その点をお気をつけ下さい。一例ですが、相部屋可で2泊以上宿泊すると1泊あたり1,000円の学割が適用され、学割適用後の料金は9,650円(1人あたりの1泊分の宿泊費、消費税・入湯税込)になります。尚、懇親会の日には懇親会費を含めての料金12,275円です。詳細内容及びご予約は「参加・宿泊等申し込み」からお願い致します。

 特別宿泊プランを利用する際、相部屋可を条件としていますが、これには特別宿泊プランで確保できる部屋数に限りがあることとは別にもう1つ理由があります。SITAシンポジウムではSITA会場での泊り込みスタイルを大切にしておりますが、中でも相部屋によって他大学の先生や学生とじっくり交流できる貴重な機会が得られると考えています。運が良ければ、今まで論文の中で名前を見掛けることしかなかったような著名な先生と懇意になれるかも知れません。



指導教員の皆様へ

 ---学生にもSITA2013会場 ホテル聚楽 の宿泊をお勧めください---

 例年、SITAには多くの学生の皆さんの参加頂いておりますが、SITA会場の宿泊料金の関係でSITA会場以外のビジネスホテル等に宿泊される方が多く、懇親会や夜のワークショップにはあまり参加頂けていない状況です。また、指導教員の先生方からは以前から「学生は110,000円未満にして欲しい」旨のご指摘を頂いておりました。そこで、今回は上記特別宿泊プランで相部屋可の条件で2泊以上宿泊する学生の場合、1泊あたり10,000円未満で宿泊できるように致しました。指導教員の先生方におかれましては是非この機会にSITA本来の楽しさを学生にも満喫してもらえる様、SITA2013会場のホテル聚楽に宿泊することをお勧めください。



SITAシンポジウムの魅力

 今年のSITA2013は第36回ですので、第1回は35年前の1978年の開催になります。この記念すべき第1回のSITAをご存知の先生方が SITAニューズレターにてSITAシンポジウムへの思いを語られていますので、その一部を以下に抜粋させて頂きます。ご一読頂き、泊り込みスタイルのシンポジウムの魅力の一端を感じ取って頂ければ幸です。


SITAニューズレターNo.20「ごあいさつ(新会長挨拶)笠原正雄(京都工芸繊維大学)より一部抜粋】

 第1回は主として西の幹事がお世話をし、ホテルに泊り込んで研究討論をするという形式を選んだ。当時、電気系の研究集会活動をこのような形式で行うことは非常に珍しいことであった。何故このような泊り込み形式での研究討論会を企画したのであろうか?古い記憶は当てにならないので、間違っていればお許しいただきたいが、この理由は有本先生が京大の数学科出身、平澤先生が早大の数学科出身、そして私自身も昭和40年代の初めに京大の数学科で永田雅宣先生の抽象代数学の講義を聴講させていただいたことがあったために、4人の西側幹事から成る実行委員会はいつも数学的雰囲気に終始したことによる。昭和50年代に入っても、電気系学会の研究発表の場は依然として国立大学の寒々とした殺風景な教室が主要なひのき舞台であった。プリズンのような雰囲気のただよう廊下を歩いていくと、教室にたどりつくまでに研究発表意欲はしぼみ、意気消沈してしまう。私自身、京大の数学科の掲示板で、浅虫温泉でシンポジウム開催予定、等の貼り紙を見てカルチュアの差を感じ、電気系研究集会に比べ誠に羨ましい限りと考えていたが、このような思いはその後もずっと持ち続けていたのである。数学的雰囲気にあった実行委員会では、泊り込み形式は議論らしい議論もなく、すんなりと決定されたと思う。

【抜粋終了】


SITAニューズレターNo.23「新会長挨拶」平澤茂一(早稲田大学)より一部抜粋】

 昔の小規模だった頃には、本や論文でしか知らない偉い先生とも直接お話ができる貴重な機会がありました。また、詳細につっこんだ実のある議論も沢山あったように思います。私も第2回で発表した内容の証明法にミスがあると有本先生にご指摘をうけ、違った方法で証明して論文誌に投稿した記憶があります。また、懇親会の席でも議論することがしばしばでした。第1回では橋本猛先生(電通大)が阪大博士課程有本研の学生だった頃、懇親会でこの私がお酒を飲むのを後まわしにしてまで議論したのを憶えています。その内容はいま思い出せば大したことではないのですが、夢中になれたのが素晴らしいことだったと思います。

【抜粋終了】


SITAニューズレターNo.35「会長あいさつ」韓太舜(電気通信大学)より一部抜粋】

 「第1回情報理論とその応用研究会」は神戸の六甲荘で開かれた.参加者は総勢80名程度であったが,「その昔情報理論をやっていたことがあるので,懐かしくて参加した」という長老や大家が大半で,研究発表は30件程度に過ぎなかった.しかし,風呂に入り飯を済ませたあとは,「ワークショップ」と称して,アルコール分を十分に摂取しながら,古き良き情報理論時代の回顧やこれからの研究動向と課題などを巡って談論風発.正論,極論,激論の飛び交う中での学問的・人間的交流は誠に味わい深く,大いに意気があがり,参加者全員が古くからの知己のように親しくなってしまった.小生にとっても,このような場で得た知己が今では最も親しく最も大切な研究者仲間になっている.これは掛け替えのない生涯の財産である.

  (中略)

 小生は若いときから「学会嫌い」で,電子情報通信学会などの「正式な学会」で発表した試しは,これまで一度もない.しかし,「情報理論とその応用学会」だけは例外で,小生はこの「学会」が大好きである.海外出張などのやむを得ない場合を除けば,「皆勤賞」ものである.「同好会的雰囲気」が気に入っているのか,「温泉地」が気に入っているのか定かでないが,多分その両方なのであろう.とにかく,「情報理論とその応用学会」が大好きなのである.そう言えば,「日本大好き人間」のドイツ・エッセン大学のHan Vinck教授も,情報理論とその応用シンポジウムの雰囲気が大変気に入っていて,毎年その頃になると日本にやって来る.彼によれば,これ程の規模の情報理論コミュニティをこれだけ活発に長期にわたって維持しているのは,世界的にも珍しいとのことである.

【抜粋終了】



ニューズレターの続きはSITA学会HPでご覧ください。



ホテル聚楽の紹介


ホテル聚楽

 ・伊東を代表するホテル

 ・伊東の街並みと相模湾を一望

 ・7つの源泉があります