報告
長寿医療研究センタ見学記(鈴木喜久) |
電子情報通信学会ソサイエティ大会が10月初めに名古屋工業大学で実施されたが,
その最終日の10月3日信頼性・安全性研究会共催ということで,
長寿医療研究センタの老人支援機器開発部 (Tel: 0562-46-2311)
の見学を行なった.
参加者は,岩田,中山,峯尾,中村,本位田,鈴木の6人で小数だったので,
当初予定したバスを貸切りにすることは止め,タクシーを利用することにした.
場所はJR大府駅からタクシーで10分程度の所である.
広い敷地に元結核療養所であった中部病院と名古屋市立健康プラザがある.
老人支援機器開発部の田村俊雄部長のご案内で,いくつかの機器を見学した.
機器というより,遠隔監視用の特殊な部屋で,
中にいる人の呼吸数がリアルタイムで部屋の外に表示されるようになっていた.
また,ベッドに寝ている人の心電図が何も電極を取り付けることなく
表示されるものもあった.
その原理は頭部と腰部に特殊な敷布があり,これが電極になっている由である.
このような装置が普及すれば,孤独死で何ヶ月も放置されるようなことは
なくなると思われるが,一方で,これ程の装置を設置する費用を負担出来るのか
心配であった.
病院に設置すれば完全看護の補助装置として非常に有用ではないかと思われる.
また,簡単な装置としては,歯ブラシにパイプをつけて薬品を注入することで,
虫歯の予防になる装置があった.
健康プラザには,プール,健康科学館,フィットネスクラブ,健康博物館,
宿泊設備などがあり,大変立派なものであった.
傍にある大きな池の周囲にはジョギング用の歩道がある.
この歩道は特殊舗装になっており,足を痛めないように工夫されている由である.
時間があれば,数日宿泊してのんびりしたいような所であった.