国際会議報告
国際会議 ASP-DAC2000 報告
中田 広 (NTT未来ねっと研究所)
会議名:
Asia and South Pacific Design Automation Conference 2000 (ASP-DAC 2000)
主 催:
IEEE Circuits and Systems Society, ACM/SIGDA, 電子情報通信学会及び情報処理学会
日 時:
2000年1月25日〜28日(4日間)
会 場:
パシフィコ横浜(横浜市西区)
参加者:
約500名
主要参加国:
日本, 韓国, 中国, 台湾, 米国等
セッション数および論文数:
34セッション, 4パネル, 3キーノート, 5チュートリアル. 論文数90.
主たるトピックス
本会議は今年で5回を数え, LSIシステム設計技術に関連する種々の話題について, 日本及びアジア近隣諸国のみならず欧米からも人を集め, 従来にも増して多数の参加 者により活発に議論がなされました. 発表の分野としては, LSI設計, システム DA(Design Automation), 論理とテスト, 物理DA, および回路とデバイスに関するCADの5つのトラックに分かれており, 基本的な設計アルゴリズムやシミュレーション技術 の研究成果から実用システムの具体的設計事例に至る幅広いテーマの論文が寄せら れました.
参加者の多くは, ディープサブミクロン時代を迎えなお続くデバイスの微細化と, 設計技術の進歩とのギャップを縮小して行こうとの共通した認識を持っており, トピックスとしてもシステム・オン・チップ, 低電力化, IP再利用などの実用を 狙ったものが目立ちました. また特にエンターテインメント向けの次世代高速LSI の実際の設計技術に大きな関心が寄せられました.
このほか本会議では大学LSI設計コンテストが恒例行事として行われており, 今回は18件の応募作品が披露され, うち3件が優秀作品として表彰されました. なお, 会議に併設してEDAテクノフェアと呼ばれるCADベンダーの大規模な展 示会も併せて開催されました.
次回は2001年1月30日から2月2日まで
, 同じく
パシフィコ横浜にて開催予定
です.