2000年総合大会 ソサイエティ企画 案内
パネル討論 PA-3 (3月30日 13:00〜17:00)
広島大学 総合科学部 K-107教室

「スペクトル拡散の効用について」


小川 明 (名大)

スペクトル拡散方式はその耐妨害性により軍用として始まり, 長らく軍用を中心とし た研究開発が行われてきた. 1970年代後半になると, スペクトル拡散の中でも符号の 直交性を利用した多元接続としてCDMAが,移動体通信に適したさまざまな性質を有す ることが着目され, FDMA,TDMAに続く第3の多元接続方式として移動体通信へのへの応 用という観点から盛んに研究開発がなされてきた.

スペクトル拡散の効用は, 従来考えられてきた範囲に留まるものではなく, もっと広 いものである. そこで, スペクトル拡散の本質的な効用について再考することは今後 の展開にとって有効と考え,スペクトル拡散研究専門委員会では表題のパネル討論を 企画した.

パネルでは, スペクトル拡散の効用について下記のような話題をパネリストから提供 してもらい, それらをたねに多くの方が基礎に立ち返って議論する場を提供すること とし, 本分野の新たな発展を狙っている.


1. 時空間符号化の新しい考え: 河野 隆二 (横浜国大)
2. スペクトル拡散の効用-周波数利用効率の向上-: 末広 直樹 (筑波大)
3. スペクトル拡散による誤り訂正符号空間の拡大: 山里 敬也 (名大)
4. 有線系におけるスペクトル拡散通信: 丸林 元 (創価大)
5. ブロードバンドマルチメディア伝送におけるCDMA方式の可能性:佐和橋 衛 (NTT移動通信網)