1999年ソサイエティ大会 特別 企画 パネル討論 (9月8日 13:30〜16:00)

「社会変革期における使える技術者の教育は これでよいか」

(一般公開 )

渡部 英二 (芝浦工大)

回路とシステム研究専門委員会(委員長: 堀田 正生) は, 標記パネル討論を開催致します. 多くの皆様が 御出席されるよう御案内致します.

これまでに当研究専門委員会では, 「これでよいか シリーズ」と銘打ったパネル討論を大学における教育 をテーマにして開催しまして, 御好評を頂いてきまし た. 今回は, 来る21世紀の社会に大きく貢献でき, し かも, 国際的にも通用する「使える技術者」を数多く 輩出するためには, どのような教育システムが有効な のか, どのような教育システムを廃棄すべきか, とい う視点での討論を企画しています.

今日は技術革新が著しく, コア技術を持たなければ 企業も生き残れない状況にあることはすでに御承知の 通りであります. この状況が技術者養成を含めて企業 と大学のあり方そのものの変革を迫り, 社会が変革期 にあるといわれる所以となっています. 企業の生存競 争はこれからますます激しさを増すことが予想されま すが, このような時代の中で生き残っていくためには, いかに多くの「使える技術者」を抱えているかがポイ ントとなります.

「使える技術者」となるための最大の鍵が技術者個々 の努力であるのは当然ですが, このパネル討論では, 現在の社会状況の中でそれを育む環境とはどのような ものか, 阻害する要因はどこにあるかについて, 実際 の経験を基にした忌憚のない意見の交換を意図してお ります. また, 大学と大学生を受け入れる社会(企業) との関係について, 最近話題を集めています技術者の インターンシップ教育を一つの切口に議論したいと思 います. 本パネル討論を通して, 21世紀に向けた技術 者養成における課題・問題点, および, 進むべき道に ついて, なにがしかの解をご来場の皆様とともに探っ ていきたいと存じます.

本パネル討論は, 当研究会の前委員長である東京理科大の 関根 慶太郎 教授を座長に, 企業2名, 公的機関1 名, 大学2名の合計5名の方をパネルストとしてお迎え しております. これらの方は, 本テーマに関していず れも一家言のある方々です. 各パネリストの演題と氏 名は以下の通りです(敬称略).

討論の進行順序としましては, 最初にパネリストの 方にそれぞれの立場・体験から「使える技術者」像に 関して御講演頂き, その後, 会場からの意見も交えて 議論を大いに展開することになっています. 多くの皆 様の御出席と積極的かつ忌憚のない御発言を期待して います. なお, 本パネル討論はソサイエティ企画とし て一般公開されますので, お近くにこのテーマに興味 を持っている方がおられるようでしたら, 御声掛けの ほどお願い申し上げます.