研究集会報告
第12回 回路とシステム(軽井沢)
実行委員長 田口 亮 (武蔵工大)
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第12回 回路とシステム(軽井沢)ワークショップは, 電子情報通信学会基礎
・境界ソサイエティに属する互いに研究分野が関連する回路とシステム,VLSI設計技術
, ディジタル信号処理,コンカレント工学,そして非線形問題の5つの研究専門委員会
が主催するとともに, 電気学会電子回路研究専門委員会ならびにIEEE CAS Society, SP
Societyの両Tokyo Chapterが協賛する第二種研究会として, 1999年4月19日,20日の2日
間に渡り, 軽井沢プリンスホテル西館国際会議場で開催され, 約220名の参加を頂き,
盛況のうちに無事終了致しました. 参加者, 関係者の方々にこの場をお借りし御礼申し
上げます.
本ワークショップは若手研究者の発表と自由活発な討論の場を提供することを大きな
ねらいとしていることはご周知のことと存じます. そのような背景から, 76名から構成
される実行委員会委員の大部分が20歳代後半から30歳代というフレッシュな顔ぶれとな
っております. 本年も実行委員の大多数が出席する2回の実行委員会と電子メール上の
意見交換, 検討を経て, ワークショップの企画・運営の決定が成されました. 全体企画
として戸田誠之助先生(日大)と塚田裕様(日本IBM)のお二方をお招きし, それぞれ, 「
定数段数論理回路・オートマトン・計算複雑さ」と「最近の半導体チップに対する, 高
性能・高密度・低コストをねらった実装技術について」という題目で講演をして頂きま
した. 2つの講演は前者が理論的な・数学的な要素が濃く, 後者が実用的であるといっ
た全く異なる要素をもつ講演であったものの, 両講師の能弁さ, 表現の的確さにより,
専門外の人にとってもわかりやすいものとなりました. その他, 招待講演25件, パネル
ディスカッション4件が企画され, その中には今話題の「量子コンピュータ」や「ウェ
アラブル・コンピュータ」等が含まれていました. このような充実した企画に加え, 採
択論文70件を合わせ2日間のプログラムが構成されました. 例年に勝るとも劣らないワ
ークショップとなった思います.
なお, 本ワークショップでは, 若手の講演者のみを対象に奨励賞を選考しております.
ワークショップのレベルの高さを考えますと奨励賞自体の存在およびその受賞者をもっ
と皆様方に知って頂くことが適当ではないかと考えております. 今年の受賞者選考はこ
れからですが, 決定致しましたら, この紙面におきましても報告させて頂く所存です.
いずれに致しましても, 第12回回路とシステム(軽井沢)ワークショップが無事終了致
しました御礼とこれまで以上のご支援を皆様方にお願い申し上げます.