平成11年度予算から見た基礎・境界ソサイエティ活動

会計幹事 牧野 光則 (中大)

平成11年度予算案(5月の総会にて審議・承認予定)によれば,基礎・境界ソサ イエティの活動(論文誌,ソサイエティ大会(秋),ニューズレター他)に関する 支出はほぼ 2億円に達しています.本ソサイエティ登録会員数は(残念な がら)1万人に達しておりませんので,ソサイエティ登録会員1名あたり 2 万円 の支出がなされる計算です.学会年会費はこの額以下なのはご存知の通 りですし,会費は学会全体の活動(会誌,総合大会他)にも使われています.ソ サイエティでは会費以外の収入(論文誌購読費,論文誌別刷代,研究会技術研 究報告購読費,補助金他)も合わせて活動しています.

上述の数字は平均値ですので,実際にはソサイエティ活動に積極的に参加する 会員ほど年会費に対するリターンが大きいことになります.扱う分野の性質上 でしょうか,本ソサイエティは他ソサイエティに比べて会員1名あたりの論文 誌投稿比率が高いなど,会員の活動が活発です.これを支援するために本ソサ イエティでは予算に

を盛り込んでいます.予算全体から見ればささやかかもしれませんが,これら が新分野の開拓や将来の新ソサイエティの設立につながることを希望して,会 計幹事としては予算を編成しました.

しかし,予算計上されていてもそれを利用する方がいなければ意味がありませ ん.会員の皆様には「こういうことをやってみたい」という計画がございまし たら,是非近くのソサイエティ運営委員,論文誌編集委員,ソサイエティ誌 (ニューズレター)編集委員,大会委員,研究専門委員などにご相談下さい.ソ サイエティ運営に直接/間接に携わるこれら各委員はのべ200名以上おります. ソサイエティ会員50名に対して1名はいる勘定になりますので,皆様のお近く に必ず誰かがいる筈です.

学会誌2月号巻頭言にて今井秀樹ソサイエティ会長が「ボランティアとしての 学会活動」と題して「あなたが学会に何ができるかを問うことが,今,求めら れている」と述べています.ソサイエティは積極的な活動を望むソサイエティ 会員に対して,それをできるだけ支援したいと(予算面からも)考えています. ソサイエティへのご連絡(こんな予算では使えない,という意見も歓迎します) をお待ち致します.