総合大会 企画案内 パネル討論 PA-2
「大学における集積回路設計に適した設計フローのあり方と相互協調 ---VDECを通じた集積システムの設計から試作・テストまで---」案内

高橋 篤司 (東工大)

大学における VLSI チップ製作は, VDEC の設立により容易に安価に可能となっ た. VDEC 設立 3 年目を迎え, 全国で 40 を超える大学が VDEC によるチッ プ製作を試み, 成功例/失敗例を含め様々な貴重な経験を得るとともに大きな 成果をあげてきた. また, 設計環境の整備においても 60 を超える大学におい て設計 CAD ソフトウエアが使用できる環境が整っており, CAD の利用法, チッ プ製作等において大学や研究室を超えた協調体制が構築されつつある. そこで VDEC によるチップ製作に関する事例を集め情報を共有し, 新たにチップ製作 を試みようとする大学に対しては貴重な情報源となり, 既にチップ製作を行なっ た大学に対してはより効果的なチップ製作のためのヒントを与えるとともに, 様々な設計事例を通してこれからの大規模システムの設計手法の方向性を考え ためのパネル討論を企画した. パネリストには, 以下の方々をお迎えしている.

座 長: 安浦寛人 (九大)
パネリスト: 池田 誠(東大)
川人祥二(豊橋技科大)
小林和淑(京大)
永田 真(広島大)
小谷光司(東北大)
石原 亨(九大)
越智裕之(広島市立大)
小出哲士(広島大)

本パネル討論は, 今後の VDEC の発展と, 大学によるチップ製作の方向性を考 え, 大学から発信される将来の VLSI チップ設計手法を考える上で貴重な機会 となると考える. また,26日(金)には,シンポジウム「VDECによるチップ製作 事例」で12件の講演が,27日(土)午前には,「VLSI設計力強化のための教育の 課題」と題するパネルが予定されている.合わせて是非来聴頂きたい.