研究集会報告

「第3回 代数曲線とその応用シンポジウム」報告

稲葉 宏幸 (京都工繊大)

第3回代数曲線とその応用シンポジウム(本学会代数曲線 とその応用研究専門委員会(第三種),京都工芸繊維大学 主催)が, 9月7日, 8日の両日, 京都工芸繊維大学にて 開催されました.

[代数曲線とその応用シンポジウムとは]
本シンポジウムは, 主に代数曲線とその情報通信分野への 応用に関する研究発表および議論をインフォーマルな雰囲 気で行うシンポジウムであり, 代数曲線を応用した楕円暗 号や誤り訂正符号の話題が提供されています.

[発表件数と招待講演]
発表件数は一般14件, 招待講演1件となっており, 招待 講演は, 世界的に著明な数学者の塩田徹治先生(立教大学) により「Mordell-Weil格子について」と題したお話をして いただきました.

[参加者数と懇親会]
今回はのべ約120人の参加があり, 一時は立見がでる程 の盛況でした. また7日の講演終了後に行われた懇親会に も40数名の参加者があり活発な意見交換が行われていまし た.

[数学と工学の交流]
Mordell-Weil格子理論等の純粋数学理論が情報通信の分野 に応用されるという事実は工学者のみならず数学者にとっ ても少なからずインパクトを与えるもののようで, 本シン ポジウムは学際的交流の面でも意義あるシンポジウムで あったように思います.

[次回の予定]
なお, 次回シンポジウムは3月に行われる予定です. 詳細については, 代数曲線とその応用研究専門委員会幹事 までお問い合わせください.