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情報理論研究専門委員会からの企画 「量子情報理論とその応用」の案内 幹事 植松 友彦(東工大) |
近年,信号および伝送路の物理的性質をその考察の中に完全に取り込んだ形の情報 理論,``量子情報理論'',が活発に研究されています.量子コンピュータ,量子暗号 ,量子通信なども,その関連分野として注目を集めておりますが,これらは既存のシ ステムを本質的に凌ぐ潜在能力を持っていると考えられております.現在の量子情報 理論が,単に,数学あるいは物理的な興味によるものでけではなく,工学的な応用を 大きな目標として研究が進められていることも新たな技術的ブレークスルーを引き起 こすために重要であると考えます.欧米では,既に量子コンピュータや量子暗号シス テムを実現するためのプロジェクトが始動しており,目覚しい研究成果も得られ始め ております.一方,日本では量子情報理論が十分に認知されているとは言い難い状況 にあります.
このような状況を鑑み,基礎・境界ソサイエティでは,国内における量子情報理論 とその応用に関する研究分野を活性化することを目的として,「量子情報理論とその 応用」の標題で,1998年総合大会におけるシンポジウムとともに平成10年12月 発行の和文論文誌Aに掲載する予定で小特集を企画しております.
シンポジウムは下記の日程で開催され,現在本分野において問題となっている,相 互情報量に関する研究2件,量子情報理論の分類に関する講演1件,量子最適測定過 程の実現化問題1件の計4件の発表が予定されています.是非,ご参加いただき活発 な討論をお願いいたします.
| ・日時: | 3月29日の10:20〜12:00, |
| ・場所: | 東海大学湘南校舎14号館14-209教室 |
また,小特集では,量子情報理論,量子計算,量子計算アルゴリズム,量子暗号, 量子信号検出理論,量子推定理論,量子通信理論等の研究分野を中心に,幅広く論文 を募集しております.積極的な論文の投稿を宜しくお願いいたします.(論文募集に 関する詳細は,学会誌1997年12月号,1998年1,2月号の会告に掲載されております.)
・論文投稿締切日 平成10年4月24日(金) 必着
・問い合わせ先
山崎 浩一
玉川大学工学部情報通信工学科
〒194 東京都町田市玉川学園6-1-1
TEL 0427-39-8442 FAX 0427-39-8858
E-mail : yamazaki@eng.tamagawa.ac.jp