パネル討論「情報理論の教授法---講義と研究指導---」の報告
坂庭 好一 (東工大)
情報理論研究専門委員会の提案により、標
記のようなパネル討論が下記のように開催さ
れた。多数の参加者があり、熱心な討論が行
われた。以下に簡単に概要を報告させて頂く。
日 時: 平成9年3月26日(水) 9:20〜12:00
会 場: 関西大学 千里山キャンパス第4学舎2号301教室
座 長: 坂庭 好一 (東京工業大学)
パネリスト:
- 磯道 義典 (広島市立大学)
- 今西 茂 (関西大学)
- 韓 太舜 (電気通信大学)
- 平澤 茂一 (早稲田大学)
- 山本 博資 (東京大学)
まず各パネラーの方々から20分程度のお話を
頂いた。議論をし易くするために、オーガナ
イザ側でお願いをし、
- (1) なぜ情報理論を教えるのか?
-
(1-a) 情報理論の役割(教育面、研究面、応用面)、
(1-b) パネラーが研究対象として情報理論を選んだ理由
- (2) 講義(あるいは輪講)を通じた情報理論の教授法
-
(2-a) 学部学生を対象としたとき何を教えているか。
(2-b) 講義あるいは輪講の教科書は何か?
(2-b) どういう講義あるいは輪講をしているか?
(2-c) 大学院あるいは電気情報系以外での情報理論の講義はどうすべきか?
- (3) 研究を通じた情報理論の教授法
-
(3-a) 卒論・修論のテーマの選び方
(3-b) 研究指導の進め方
(3-c) ディスカッションの方法
(3-d) 論文の書き方、発表の仕方
などの項目を中心に、各パネラーの体験に基づいて、お話を頂いた。
パネラーはいずれもこの分野の権威の方々であり、
豊富な経験に基づいた有意義なお話を伺うことができた。
この後、フロアーからの質疑に答える形で討論を行い、
活発な討論が行われた。パネル討論の性格上、
一つの結論が得られるということではないが、今後の教育・研究の進め方に
ついて示唆に富んだ討論ができたと考える。