第10回マイクロ波シミュレータワークショップ

実行委員長:  榎木孝知(NTTフォトニクス研究所)

 マイクロ波シミュレータ時限研究専門委員会(委員長:柴田随道,NTT先端研)は,
マイクロ波からミリ波,さらには光波帯にわたる電磁波の解析技術やシミュレーション
技術の発展,普及を目指して,産業界と学会との間の緊密な連携のもとに,広範な活動
を展開しております.

 さて,第10回目を迎えるワークショップでは,高周波・高速集積回路のシミュレーシ
ョン技術に話題を絞って開催いたします.デバイスのトレンド,シミュレーション手法
等の基本的な考え方に加えて,回路設計事例についても議論される予定です。併せて,
ソフトベンダによる展示と実演も予定しています.

 マイクロ波シミュレータに関心をお持ちの研究者や技術者には,更に大学院生諸君に
は、シミュレータ技術に関する理解を深める場,また,率直な意見交換や問題提起の場
として,このワークショップにご参加くださいますようご案内申し上げます.


日時:   平成16年12月3日(金) 9:30〜17:00

テーマ:  高周波・高速集積回路のシミュレーション技術:デバイスから配線,回路設計事例まで

会場:   東京工業大学国際交流会館(東京都目黒区大岡山2-12-1)
       http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayamaI-j.html
       (地図中12番,東急大井町線/目黒線大岡山駅より徒歩20分程度かかります)


第1部 基礎・要素技術講演(9:30〜11:30)

 1. 化合物半導体デバイスシミュレーションの現状
                                    大野泰夫(徳島大)

 2. 物理デバイス・回路統合シミュレータによる高速・高周波デバイスの解析
                                  藤代博記(東京理科大)

 3. 超100GHz高周波デバイス・回路のシミュレーション
                                佐野栄一,稲船浩司(北大)

第2部 設計応用・事例講演(13:30〜15:50)

 4. Si RF CMOS回路における電磁界シミュレーションの利用
                                     益一哉(東工大)

 5. HEMT IC配線構造シミュレーション技術
                                    増田哲(富士通研)

 6. SiGe HBTを用いた超高速通信用IC設計技術
                                      増田徹(日立)

 7. RFLSIの設計・実装における諸問題とシミュレーションによる解決方法
                                     伊藤信之(東芝)

第3部 ベンダー展示(13:10〜17:00)

懇親会(17:30−19:30)


参加費 3000円(資料代含む)

会場準備のため,あらかじめE-mailにて参加申し込みをして下さい.
[申込み・問い合わせ先]
 檜枝護重(三菱電機情報技術総合研究所)
 TEL [0467] 41-2683,FAX [0467] 41-2518
 E-mail: hieda@m.ieice.org受付終了しました.

 主催 電子情報通信学会マイクロ波シミュレータ時限研究専門委員会(第2種研究会)