第2回ワ-クショップ
マイクロ波シミュレ-タの理論と実際
実行委員長 許 瑞邦(神奈川大)
マイクロ波シミュレ-タ研究会 (委員長: 川崎繁男,東海大学)では, 大学間及び産学間の協調をとおして, 開発設計現場や大学教育におけるシミュレ-ションの普及, 基礎理論の習得等を 目的として広範囲な活動をしておりますが, 外部に開かれた研究活動の一環として, シミュレ-ション・ソフト利用者, ソフト作成者, ソフト供給者間での シミュレ-ション技術を幅広く議論するために, 第1回(本年3月20日,東工大にて開催) に引き続いて 「第2回マイクロ波シミュレ-タワ-クショップ」を 9月20日に国士舘大学で開催する運びとなりました. 今回の内容は 能動素子も含めたマイクロ波回路シミュレ-タの理論と実際を基調にして, 以下のプログラムに示す通り4部構成とし, 1部から3部では各分野の専門家に講演して頂く予定です. また第4部では ソフトベンダ及び 大学による 展示と実演を予定しております. マイクロ波シミュレ-タに 関心のある方, 問題を抱えている方, 意見のある方, ソフトをお持ちの方は是非ご参加頂き, 本ワ-クショップを通して, 問題提起, 意見交換等を して頂ければ幸いです. さらに, 9月20日のワ-クショップに引き続いて, 9月21,22日は マイクロ波研究会, 電子デバイス研究会 の合同研究会が開催されます. 多くの方々のご参加をお待ちいたします.
日時 平成12年9月20日(水) 9:30〜18:00
会場 国士舘大学(柴田会館),東京都世田谷区世田谷4−28−1
大学の場所:渋谷駅から東急新玉川線,三軒茶屋で東急世田谷線に乗り換え,松陰神 社前,徒歩で5分程度.詳細図は下記HPに記載.
* 国士館大学 http://www.kokushikan.ac.jp/
プログラム
1. 開会の挨拶 川崎繁男(東海大)
第1部:マイクロ波回路シミュレ-タの理論
2. 有限要素法の理論と課題 小柴正則(北海道大)
3. 汎用設計ツ-ルとしてのFDTD法の課題 木村秀明, 柴田随道(NTT)
第2部:大学開発ソフト紹介
4. FDTDを基礎としたMMIC受動素子解析ツ-ル 森田長吉,吉岡 裕(千葉工大)
5. 非線形素子を含む回路の大信号解析(電圧置換法) 赤池正巳(東京理科大)
第3部:マイクロ波回路シミュレ-タの実際
6. マイクロ波受動回路の規範問題 磯田陽次(三菱電気)
第4部:ソフトベンダ-及び大学ソフト実演展示
7. シミュレ-タベンダ-展示と実演及びフリ-ディスカッション ソフトベンダ-約14社,及び大学の実演展示(神奈川大,千葉工大)
参加費 無料(資料代実費2500円)
申込・問合先
会場準備のため,あらかじめE-mailで参加申し込みをして下さい.
* 木村秀明 (NTTアクセスサ-ビスシステム研究所)
* E-mail:hkimura@ansl.ntt.co.jp
* Tel:+81-43-211-3286 Fax:+81-43-211-8883
* 詳細はhttp://www.ieice.or.jp/es/ms/jpn/
主催 電子情報通信学会マイクロ波シミュレ-タ委員会 (第3種研究会)