Vietnam-Japan Joint Workshop on Ambient Intelligence and Sensor Networks

主催: 電子情報通信学会 知的環境とセンサネットワーク(ASN)研究専門委員会
共催: 慶應義塾大学 知的環境研究センター


実世界に存在する人やモノあるいは空間それ自体の状態、つまりアンビエント情報をセンシングし収集するセンサネットワークと、 収集したアンビエント情報を処理・解析・推論して人の活動を拡張・強化あるいは補完する知的環境とが相互に連携した系を アンビエントセンサネットワークといいます。アンビエントセンサネットワークは、様々な分野の技術を融合することにより、 従来にない利便性の提供や抜本的なコスト削減を期待できるため、幅広い分野への適用が検討されています。 これまでに、センサネットワークを始めとする知的環境を支える要素技術や産業への応用研究が推進されてきました。 今回、このように進展しつつある知的環境を下支えし、より一層の発展と、さらには国際交流を活発化させるために、 ベトナムでワークショップを開催いたします。ベトナムは、チャイナプラス1の最有力地として注目され、会場となるハノイ工科大はベトナム初 の技術系総合大学として設立され、ベトナム最高位の理工系大学として注目されています。 日本とベトナムのシステム開発の底辺に横たわる共通技術と文化的背景により求められる開発項目の違いを徹底的に議論し、明らかにすることも目的とします。


対象分野

a. ユビキタスセンシング・アクチュエーション技術
空間センシング, バイタルセンシング,モバイルセンシング,アンビエントインターフェース, デバイス/アプライアンス技術,組み込みソフトウェア, センシング・制御理論

b. アドホック・メッシュ・センサネットワーク技術
MAC/ルーティングプロトコル, QoS制御,マルチホップ・協力通信, セキュリティ, クロスレイヤ設計,エナジーハーベスティング,グリーンワイヤレス, 通信・ネットワーク理論

c. アンビエントインテリジェンス
センサデータベース, コンテキスト抽出,マイニング,位置情報技術, ストリーム処理, プライバシ・セキュリティ, ビッグデータ, 学習・信号処理

d. システム基盤
大規模広域化, ディペンダビリティ, IoT, M2M・D2D, サイバーフィジカル, 運用管理, 自律分散制御

e. 異分野融合・システム応用
農林水産支援システム, 防災・減災システム,スマート空間,医療・健康システム, 産業支援システム, 社会インフラシステム, 広域センシングシステム


日程: 2018年11月29日(木)〜12月1日(土)


ワークショップ会場: ハノイ工科大学 Ta Quang Buu 図書館, ハノイ


プログラム

詳細なプログラムはこちらでご確認ください.

2018年11月29日(木):

  • 13:30 - 14:30 Invited Talk1
    • Coffee Break
  • 14:50 - 16:30 Poster Session (3 min lightning talk before poster presentation)
    • Coffee Break
  • 16:50 - 17:50 Invited Talk 2

2018年11月30日(金):

  • 09:30 - 10:20 Keynote
    • Coffee Break
  • 10:40 - 12:00 Oral Session 1
    • Lunch Break
  • 13:00 - 14:30 Invited Talk 3
    • Coffee Break
  • 14:50 - 16:10 Oral Session 2
    • Coffee Break
  • 16:30 - 17:30 Oral Session 3
  • 18:30 - Banquet (Parkside Sunline Hotel)

2018年12月 1日(土):

  • 09:00 - 10:00 Discussion and Closing
  • 10:00 - 12:00 Excursion (City tour)

フル参加が厳しい方は,メールでご連絡ください.可能な限り,調整させていただきます.


参加費

  • 一般: 20,000円
  • 学生: 10,000円

ただし,現地の方は参加費無料です.


発表の形式と申込み

発表申込締切2018年10月19日(金) (締切を延長しました!)

発表形式: 口頭発表 ロング20分,ポスター発表
英語での発表となります.IEICEのウェブ上では英語アブストラクトのみを掲載し,原稿の投稿は必要ありません. IEICEの申込時に記載頂いた英語のアブストラクトがウェブに掲載されます.学術的な発表のみでなく,システム開発の具体例や発表に関する技術展示も歓迎いたします.

発表申込方法
通常の研究会と同じように,IEICEの研究会発表申込システムから発表登録をお願いいたします.講演の分類は,「一般講演」,もしくは,ポスター発表を予定されている場合には「[ポスター講演]」をご選択ください.加えて,参加申込のフォームからお申し込みください.発表形式は2種類 (口頭発表(20分)、ポスター発表) のいずれかを選択してお申し込みください.また,発表をせずに参加聴講をご希望の方は,参加者人数の把握がございますので,参加申込のフォームからお申し込みください.

発表申込: 研究会発表申込みシステム

参加申込: 参加フォーム 締切: 2018年10月31日(水)


おすすめ宿泊先

Parkside Sunline Hotel

ワークショップ会場まで徒歩12分のホテルです.

当ワークショップでは,宿泊先としておすすめはしますが,ご宿泊のご予約等は参加者ご自身で行っていただきますようにお願いいたします.


VISA

ベトナムへの入国は,ビザ(査証)免除国の国民(日本,韓国等のパスポート保持者)であれば,以下の4条件を満たす場合,最大15日間の滞在にはビザが免除されます.

  1. 出国日におけるパスポート有効期限が6か月以上ある
  2. 前回のベトナム出国日から30日以上の期間が経過している.(旅券でのベトナム出国税関審査官の最新出国印に基づく).
  3. 往復航空券または、第三国への航空券がある
  4. ベトナム入国禁止対象者リストに属しない

上記の条件がひとつでも満たしていない場合にはビザが必要になります.詳細は,こちらをご確認ください.


ローカルチェア

Thanh-Chung DAO, ハノイ工科大


問い合せ先

当ワークショップについてのご質問等は下記電子メールアドレスへお願いいたします.

ASN研究会 幹事団  asn-hanoi(a)mail.ieice.org
注: (a) を@に変更して送付してください.

連絡先

当研究会についてのご意見・ご質問等は下記電子メールアドレスへお願いいたします.
連絡先