英文論文誌「最近のEMC技術」小特集号論文募集
(電子情報通信学会誌1999年3月号より転載)

最近のEMC技術英文論文小特集編集委員会

 
 通信ソサイエティでは平成12年3月発行の英文論文誌B分冊に掲載の予定で,「最近のEMC技術」小特集号" Special Issue on Recent Progress in Electromagnetic Compatibility Technology" を企画しています.

 21世紀の社会では,ITS(高度道路交通システム)等の電子機器や通信機器が複雑に組み合わせられた大きな情報システムが社会の中心として使用されると考えられます.このような中で,これらのシステムのEMC(電磁両立性)を得るための技術は欠くことのできないものと考えられます.現在,世界中で奥の技術者がこの問題に取り組んでいます.平成11年5月には,東京で1999年環境電磁工学国際シンポジウム(EMC'99/Tokyo)が開催され,電磁両立性に係わる多くの問題が議論されます.

 本特集号では,これを機会に,最新のEMCに関する計測技術,試験技術,評価技術,シミュレーション技術,設計技術,対策技術に関する研究成果を募集し,新たな研究テーマの発掘を図るとともに,今後ます重要性が増すEMC設計技術の発展の一助とすることを目的とします.本編集委員会では,広く国内外の研究者より論文を募集すると同時に,EMC'99/Tokyoで発表された論文の投稿を歓迎します.なお,EMC'99/Tokyoでの発表は,論文投稿の必要条件でも論文採録を保証するものでもありません.
(1)対象分野
 ・EMC計測技術
 ・EMC試験技術
 ・EMC評価技術
 ・EMCシミュレーション技術
 ・EMC設計技術
 ・EMC対策技術
(2)論文の執筆と取り扱い
 編集にあたっては,英文論文誌の規定を適用することとします.ページ数は,通常の英文論文誌執筆と同一とし,刷り上がり8ぺージを基準とします.投稿原稿の表紙に「最近のEMC技術小特集号」と朱記し,原稿4部を下記の原稿送付先にお送り下さい.なお,採録論文が本小特集号の予定件数を超えた場合には,一般論文として掲載することがありますので,あらかじめご了承下さい.
(3)論文投稿締め切り日
  1999年7月1日(木)必着
(4)原稿送付先および問い合わせ先
桑原 伸夫 (NTT生活環境研究所 電磁環境研究グループ)

〒180-8585 東京都武蔵野市緑町3-9-11

TEL: (0422)59-3482,FAX: (0422)59-3314

Email: kuwabara@ntttqn.tnl.ntt.co.jp
(5)小特集編集委員会
 委員長 岩崎 俊(電通大)
 幹 事 桑原 伸夫(NTT)
 委 員 橋本 修(青学大),和田修己(岡山大),山中幸雄(通信総研),
      原田高志(NEC),多気昌生(都立大),渋谷昇(拓殖大)
(6)付記
 上記テーマに関する招待論文も予定しています.
 招待論文を含む全掲載論文について掲載別刷代が必要になります.この掲載別刷代には別刷100部が含まれています.

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