第2回コミュニケーションクオリティ(CQ)基礎講座ワークショップ

-ワイヤレス環境におけるコミュニケーションクオリティ part 2-


概要
コミュニケーションクオリティ(CQ)研究会では,サービス品質(QoS),ユーザ体感品質(QoE),QoS/QoEの評価/計測手法,QoS/QoEに基づくネットワーク制御等,広く「通信品質」に関連する研究分野の活発な議論を続けております.これらの中でも「無線通信品質」は,これまでの無線通信デバイスだけでなく,IoT(Internet of Things)やM2M(Machine to Machine)などに代表される新たな無線通信デバイスの登場によって,ますます注目度が上がっており,CQ研究会においても発表件数が増加しているトピックとなります.

2015年10月には,「無線品質分野の確立」と「より深い情報共有と連携」を目的として,CQ基礎講座ワークショップ -ワイヤレス環境におけるコミュニケーションクオリティ-を開催いたしました.第5世代移動通信(5G)ならびにスマート無線通信システムに関する特別招待講演に加え,QoEの評価・計測技術ならびにMIMO伝送と無線LAN環境における通信効率をテーマとしたチュートリアル講演を実施し,100名以上の方にご参加頂きました.好評を博した本ワークショップを今年度も開催し,さらなる無線品質分野の発展を目指します.

今回のワークショップは長野市を会場とし,IoTによる価値の創造,ならびにアダプティブアンテナをテーマとした特別招待講演を企画いたしました.アンテナに始まる無線通信技術の基礎から,その技術を土台としたIoTが社会に与える影響までを紐解いていきます.また,通信のための共有メディアアクセス制御(MAC)と確率推論に関するチュートリアル講演を企画しており,通信品質の評価に必要な情報理論的評価手法とメディアアクセス制御技術の理解を深めます.これらの企画により,無線・有線を問わず通信品質の学術的観点から基礎知識と技術の習得が期待できます.加えて昨年と同様に,大学や企業における情報共有と連携の加速化を図るため,若手の研究者,学生によるポスターセッションを同時に実施します.

日時
2016年10月6日(木) 10:00〜17:00
2016年10月7日(金) 9:00〜10:40
※特別招待講演およびチュートリアル講演は,インターネットライブ配信(YouTube)を行います.

会場
JA長野県ビル12F 12B会議室  
〒380-0826 長野県長野市大字南長野北石堂町1177番地3  
アクセスマップ(JR長野駅から徒歩10分)

プログラム概要
■特別招待講演
  森川 博之 氏(東京大学)
    「デジタルの威力:IoTによる価値創造」
  菊間 信良 氏(名古屋工業大学)
    「MIMO伝送の中で生き続けるアダプティブアンテナ技術」

■チュートリアル講演
  梅原 大祐 氏(京都工芸繊維大学)
    「共有メディアアクセス制御とその性能解析手法」
  林 和則 氏(京都大学)
    「通信のための確率推論の基礎」

■ポスターセッション
  10月6日(木)に開催予定

■デモンストレーション
  スポンサー各社のデモンストレーションを実施します.

■懇親会
   10月6日(木)に会場ビル内で開催します

各種申込
■ポスター発表申込 [締切:9月16日(金)]
  • ポスター発表申込は締切ました.
  •  
  • テーマ
  • 5G移動体通信,無線LAN,M2M・センサネットワーク,VANET, モバイルアプリケーションとサービス,QoE, SDN (Software-Defined Networking),映像/音声サービスの品質,ネットワークの品質・QoS制御,次世代/新世代ネットワークアーキテクチャ,及びそれらの品質と省電力化など,コミュニケーションクオリティ研究会に関するテーマ全般から, 学生,若手研究者を対象にポスター発表を募集します (英語によるポスター発表も歓迎します).

     
  • 発表概要資料とポスターの著作権は著者に帰属します.

  •  
  • ポスター発表者には以下の2点の準備が求められます.
  • (1)発表概要:
    電子情報通信学会の研究会原稿の様式に従い,発表概要(氏名,所属,連絡先を含めて1ページ以内)をPDFファイルでご提出下さい.研究会原稿の様式については,こちらをご参照下さい.
    (2)ポスター:
    ポスター1件に対して, ポスター掲示用のパネルを1枚ご用意します.パネルのサイズは210cm×90cm(A0サイズ相当)を目安にして下さい.

     
  • ポスター賞について
  • ポスターセッションにおいて発表されたポスターの中からポスター賞を選定し,その発表者を表彰いたします.選定される技術報告の発表者は講演日時点で33歳以下とします.選奨規程,選奨の種類等の詳細についてはこちらをご参照下さい.

    ■参加申込 [締切:9月30日(金)]
  • 参加申込は締切ました.

  • 参加費(予稿集込)
    (通常)
    一般会員:15,000円,一般非会員: 30,000円
    学生会員: 8,000円, 学生非会員: 15,000円

    (電子化トライアル割引適用後)
    一般会員:10,000円,一般非会員: 25,000円
    学生会員: 5,000円, 学生非会員: 12,000円


  • 会員とは,電子情報通信学会の会員を指します.

  • 申し込み受け付け後,事務局から受講受付番号と受講料振り込み案内をお送りしますので,それに
       従って受講料をお支払い下さい.

  • 会員価格での受講を希望される方は,受講申込書に会員番号の記載が必要になりますので,ご注意
       ください.

  • 学会への入会手続き中の方は,学会へ提出した入会申込書のコピー等,入会を確認できる資料の提出をお願い します.会員/非会員の受講料の差額は,一般の方については電子情報通信学会年会費のほぼ3/4に相当し,学 生の方については年会費を上まわっております.非会員の方には,この機会に,電子情報通信学会への入会をお 勧めいたします.入会に関する情報は下記のURL をご参照ください.
  •   電子情報通信学会入会案内

  • CQ研究会など,技報完全電子化トライアル参加研究会に年間登録された方は参加費の割引を予定しています.

  • ※年間登録は以下のページよりお申し込み下さい.
       申込サイト ※CQ研究会年間登録費
     一般会員 6,480円(税込)
      学生会員 無料
      一般・学生非会員 9,720円(税込)
      (注) 会員とは,電子情報通信学会の会員を指します.

    実行委員
    委員長:   眞田 幸俊(慶應大)
    副委員長:  梅原 大祐(京都工繊大)
    副委員長:  平栗 健史(日本工業大)
    幹事:    亀田 卓(東北大)
    幹事:    村上 友規(NTT)
    リエゾン:  久保 亮吾(慶應大)
    実行委員:  高橋 徹(三菱電機)
    実行委員:  鵜澤 史貴(NHK)
    実行委員:  西森 健太郎(新潟大)
    実行委員:  田久 修(信州大)
    実行委員:  松田 崇弘(阪大)
    実行委員:  金子 めぐみ(国立情報学研究所)
    実行委員:  林 和則(京大)
    実行委員:  谷口 健太郎(東芝)
    実行委員:  竹村 暢康(日本工業大)
    実行委員:  牟田 修(九州大)

    主催
      コミュニケーションクオリティ(CQ)基礎講座ワークショップ実行委員会(第二種研究会) (一社)電子情報通信学会 通信ソサイエティコミュニケーションクオリティ研究専門委員会

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