高周波電磁界における有限要素法の基礎と実用例

講師: 小柴 正則 氏(北大)
主催:アンテナ・伝播研究専門委員会

 アンテナ・伝播研究専門委員会では、関連する研究専門委員会と連携して、1994年度から第二種研究会として「アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ」を開催して参りました。これは、アンテナ・伝搬研究者や技術者を主たる対象に、設計・解析の実力向上を図ることを目的とするもので、これまでに、第1回目「モーメント法によるアンテナ解析入門コース」から第21回目「ポーラリメトリックレーダ入門コース」を実施し好評を頂いております。今回の第22回ワークショップは、「高周波電磁界における有限要素法の基礎と実用例」をテーマとして開催いたします。本講習は,有限要素法の数学的基礎、2次元スカラーモデルを用いた具体的解析方法、3次元モデルへの適用方法、光・マイクロ波導波路解析の実用例、電磁界解析ソフトの例などに重点を置いて実例をあげながら解説します。奮ってご参加下さい。

講義内容

 本講義は、有限要素法についてあまり精通していない方を主な対象とし、有限要素法の基礎を習得することを目的とします。本ワークショップを受講することにより、有限要素法の数学的基礎を習得でき、2次元スカラーモデルのプログラム作成ができることを目標としています。また講義の後半では、有限要素法を実際のマイクロ波回路や光導波路問題等へ適用した例について概説します。本講義は、以下の項目に沿って講習を進めます。

(1) 有限要素法の基本的な考え方
(2) 有限要素法の基礎理論(数学的基礎、要素の作り方、局所座標、曲辺要素)
(3) ベクトル波解析の基礎
(4) 光・マイクロ波導波路解析
(5) 電磁界解析ソフトウエア

上記の講習内容は若干変更する場合もございますので,ご了承ください。なお,テキストは受講者に約4週間前配布され,予習を前提としています。

日時

2002年4月26日(金) 9:30~17:00

会場

東京工業大学 百年記念館3階 フェライト会議室
〒152-8552 東京都目黒区大岡山2-12-1 東京工業大学キャンパス内

受講定員

60名

受講料

テキスト代金を含み 
一般/会員 13,000円,非会員 15,000円
学生/会員 4,000円,非会員 5,000円
申し込み受け付け後,事務局から受講受付番号と受講料振り込み案内をお送りしますので,それに従って受講料をお支払い下さい。

受講申込み期間

1月7日(月)~ 3月22日(金)
(先着順:満員になり次第締め切ります。期日前の申し込みは無効です。
受講者希望者が定員を大幅に超えた場合には再度開催する可能性があります)

受講申し込み方法

下記の受講申込書の全項目にご記入の上,emailあるいはFaxにより,下記の受講申込先にお申し込み下さい(郵送,電話は不可)。なお受講申込後1週間以内に事務局からの回答がない場合には事務局へ申込受付確認の連絡をお願いいたします。

受講申込先

アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ 第22回実行委員会
事務局 佐野 文子(東京工業大学 工学部 電気電子工学科 安藤研究室気付)
  email: workshop@antenna.pe.titech.ac.jp Fax: 03-5734-2901

問合先

アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ 第22回実行委員会
 総務担当幹事 長 敬三(NTT未来ねっと研究所)
email: cho@ieee.org Phone: 0468-59-3758 Fax: 0468-55-1497

受講申込書のWordファイル版はこちら
         こちらのページをプリントアウトして、Faxしていただいても構いません。