レーダによる人体計測技術の基礎と応用

 実行委員長 山田 寛喜(新潟大) 

 電子情報通信学会アンテナ・伝播研究専門委員会では,関連する研究専門委員会と連携して,1994年度から第二種研究会として「アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ」を開催して参りました.これは,アンテナ・伝搬研究者や技術者を主たる対象に,設計・解析力の向上を図ることを目的とするもので,これまでにモーメント法およびFDTD法によるアンテナ解析,アレーアンテナの適応信号処理および高分解能到来波推定法,移動通信における多重波伝搬理論,アンテナ測定法,人体ファントムとアンテナ評価技術,メタマテリアル,MIMO,キャラクタリスティックモード解析などをテーマに,これまで68回のワークショップを企画し好評を頂いております.

 今回のワークショップでは,レーダによる人体計測をテーマとして開催します.本講義では,レーダによる人体計測の基礎から最新の研究動向にまで解説します.

講師

阪本 卓也(京都大)

講義概要

 本ワークショップでは,レーダを使った人体計測に興味をもつ学生や若手エンジニアを対象に,その基礎から応用までの技術について解説する.レーダ技術の基礎的な事項を説明した上で,レーダを人体計測へ応用する上で必要となる知見や技術を実践例とともに紹介することで,受講者がレーダによる人体計測およびその信号処理法についての基本的な事柄を習得でき,レーダによる人体計測を効率的に進めるための情報を提供する.

講義内容

 以下の内容に沿って講習を進める予定です.
(1) ワイヤレス人体センシングとは
(2) 人体計測の基礎
(3) レーダの基礎
(4) レーダによる人体計測の基礎
(5) 呼吸・心拍のレーダ計測応用
(6) 脈波のレーダ計測応用
(7) 機械学習のワイヤレス人体計測応用
(8) 今後の展望とまとめ

 上記の講習内容は,若干変更することもございますので御了承下さい.なお,テキストは受講者に約2週間前に配布され,予習して頂くことを前提としています.

日時

2022年3月22日 (火) 9:30~17:00

会場

Web会議のオンライン開催とします.オンライン会議ツールはZOOMを予定しています.

受講定員

WEB参加:200名

受講料

(テキスト代金を含む,税込)
 一般/会員 18,000 円,非会員 30,000 円
 学生/会員 6,000 円,非会員 12,000 円
 会員とは,電子情報通信学会またはIEEE AP-Sの会員を指します.

 申し込み受付け後,事務局から受講受付番号と受講料振り込み案内をお送りしますので,それに従って受講料をお支払い下さい.会員価格での受講を希望される方は,受講申込書に会員番号の記載が必要になりますので,御注意下さい.学会への入会手続き中の方は,学会へ提出した入会申込書のコピー等,入会を確認できる資料の提出をお願いします.会員/非会員の受講料の差額は,一般の方については電子情報通信学会年会費のほぼ3/4,学生の方については年会費を上まわっております.非会員の方には,この機会に,電子情報通信学会への入会をお勧め致します.入会に関する情報は下記のURLを御参照下さい.

電子情報通信学会入会案内: http://www.ieice.org/jpn/nyukai/index.html

★申込上の注意点★
受講申込後のキャンセルはできません.

受講申込み期間

2021年12月15日(水)~ 2022年1月31日(月)
(先着順:満員になり次第締め切ります.期日前の申し込みは無効です.)

受講申し込み方法

申込みフォームよりお申し込み下さい.

★申込フォーム記入上の注意点★
・ テキストは「ご住所」欄に記載の住所に送付いたします.確実に受け取り可能な住所をご入力ください.
・ 請求書の発行を希望される方は,「請求書発行希望」欄に宛名をご記入ください.空欄の場合,請求書は送付されません.

受講申込後1週間以内に事務局からの回答がない場合には,総務担当幹事へ申込受付確認の連絡をお願い致します.

問合せ先

アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ 第69回実行委員会
総務担当幹事 山本 伸一(三菱電機)
E-mail: ap_ac-ws69secretary(a)mail.ieice.org
(迷惑メール防止のため,@を(a)にしています.)

主催

電子情報通信学会 アンテナ・伝播研究専門委員会

協賛

IEEE AP-S Tokyo Chapter