FDTD法 基礎から最新技術まで

 実行委員長 新井 宏之 (横浜国立大学) 

  • アンテナ・伝播研究専門委員会では,関連する研究専門委員会と連携して,1994年度から第二種研究会として「アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ」を開催して参りました.これは,アンテナ・伝搬研究者や技術者を主たる対象に,設計・解析力の向上を図ることを目的とするもので,これまでにモーメント法によるアンテナ解析,アレーアンテナの適応信号処理および高分解能到来波推定法,移動通信における多重波伝搬理論,アンテナ測定法,人体ファントムとアンテナ評価技術,アレーアンテナ設計の基礎,メタマテリアルの基礎などをテーマに,これまで49回のワークショップを企画し好評を頂いております.
  • 今回の第51回ワークショップでは,電磁界解析手法の一つであるFDTD(Finite Difference Time Domain)法をテーマとして開催します.本講義は,基礎的な内容から,最新トピックスを含めた応用法について,詳しく説明し,実用的な技術の習得を目的とします.分野はアンテナ・伝播に限らず,電磁界理論,シミュレーション技術,環境電磁、光電磁,人体通信関係などと幅広く,これらの分野に役立つ知識の習得を目指します.

講師

有馬 卓司 氏(東京農工大学)

講義内容

  • 以下の内容に沿って講習を進める予定です.
    1. FDTD法の基礎と特徴
    2. 吸収境界条件
    3. FDTD法における電磁界解析方法およびアンテナ解析手法
    4. 周期構造の解析
    5. 特殊媒質の解析
    6. 応用的な話題
  • 上記の講習内容は,若干変更することもございますのでご了承下さい.なお,テキストは受講者に約3週間前に配布され,予習していただくことを前提としています.
  • 配付テキストの目次および序論はこちら からちら見できます.

日時

2015年11月24日(火) 9:30~17:00

会場

機械振興会館 B2-1会議室

受講定員

70 名

受講料

(テキスト代金を含む,税込)
一般/会員 15,000 円,非会員 25,000 円
学生/会員 5,000 円,非会員 10,000 円

  • 会員とは,電子情報通信学会またはIEEE AP-Sの会員を指します.
  • 申し込み受け付け後,事務局から受講受付番号と受講料振り込み案内をお送りしますので,それに従って受講料をお支払い下さい.
  • 会員価格での受講を希望される方は,受講申込書に会員番号の記載が必要になりますので,ご注意ください.
  • 学会への入会手続き中の方は,学会へ提出した入会申込書のコピー等,入会を確認できる資料の提出をお願いします.会員/非会員の受講料の差額は,一般の方については電子情報通信学会年会費のほぼ3/4に相当し,学生の方については年会費を上まわっております.非会員の方には,この機会に,電子情報通信学会への入会をお勧めいたします.入会に関する情報は下記のURL をご参照ください.
    電子情報通信学会入会案内: http://www.ieice.org/jpn/nyukai/index.html

受講申込み期間

2015年8月24日(月)~ 2015年9月30日(水) 10月7日(水)に延長されました.
先着順です.満員になり次第締め切ります.期日前の申し込みは無効です.

受講申し込み方法

  • 下記申込みフォームよりお申し込み下さい.
  • 受講申込後1週間以内に事務局からの回答がない場合には,総務担当幹事へ申込受付確認の連絡をお願い致します.
    申込みフォーム 申込受付を終了しました.多数のお申込をいただき,ありがとうございました.

問合先

アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ 第51回実行委員会
総務担当幹事 中野 雅之 (KDDI研究所)
E-mail: : ap_ac-ws51secretary(a)mail.ieice.org
(迷惑メール防止のため,@を(a)にしています.)

主催

電子情報通信学会 アンテナ・伝播研究専門委員会

協賛

IEEE AP-S Tokyo Chapter