AP研委員長 長 敬三(千葉工大)

 2016年度のAP研では,技術研究報告(以下,技報)の完全電子化を想定した研究会運営トライアル制度に参加いたします.これは近い将来,技報の完全電子化(技報の冊子体が廃止され,電子版をダウンロードする)と研究会の参加聴講の有料化が予定されており,皆様が新しい制度にスムーズに移行していただくため,また,多くの方がAP研に参加しやすい環境を整備するためです.このトライアル制度の概要は次のとおりです.皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます.

2016年度における主な変更点

研究会会場における技報(冊子体)の販売・配布がなくなります
  • 技報は電子版をダウンロードしてご覧いただけます.
  • 技報年間予約者は,後日,技報の冊子が郵送されます.
技報年間予約者以外は,研究会の参加聴講が有料となります
  • 研究会に参加聴講するには事前参加申込(オンライン決済)または当日参加申込(現金払い)が必要になります.この場合,当該研究会の技報電子版をダウンロードしてご覧いただけます.参加料は3,000円または5,000円です(開催日数による).なお,当日参加申込の場合は+1,000円となります.
  • 新たに研究会年間登録制度が導入されます.年間登録制度にお申込いただくと,当該年度の研究会の参加聴講と技報電子版のダウンロードが可能となります.冊子体の配布はありませんが,年間登録料は会員の場合6,000円,非会員の場合9,000円です.従来の技報年間予約に比べてたいへん安価ですので,この機会に年間登録されることをお勧めします.なお,年間登録は個人単位となります.
  • トライアル期間中は従来の技報年間予約制度も存続します.技報の年間予約者は当該年度の研究会に参加聴講できます.(追加の参加料は不要です.)
発表者の方は従来の別刷り購入制度に代わる制度として,掲載料(定額制)をお支払いいただきます
  • 掲載料をお支払いいただく場合,技報の別刷りは郵送されません.
  • 掲載料は3,000円です.
  • 発表者は当該研究会の参加料は不要です.
  • トライアル期間中は従来の別刷り購入制度も存続します.発表者は掲載料か従来の別刷り購入制度のどちらか一方を選択していただきます.(※ただし,4月の研究会ではシステムの改修が間に合わないため,従来どおり別刷りを購入していただきます.)
学生員(学会会員)は,参加聴講費,研究会年間登録費,共に無料です
  • 学生員の方は無料で当該年度の研究会に参加聴講できます.
  • 学生員の方も発表される場合は掲載料が必要です.
  • 学生の方はこの機会に信学会の学生員にご入会ください.

技報完全電子化研究会トライアル制度の詳細については,研専運営会議のホームページをご覧ください.
http://www.ieice.org/cs/jpn/kensen/special/trial2015/trial2015_index.html