アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ(21回)

【ポーラリメトリックレーダ入門コース】

◆講師: 山口 芳雄 氏 (新潟大)

主催:アンテナ・伝播研究専門委員会

 アンテナ・伝播研究専門委員会では,関連する研究専門委員会と連携して,1994年度から第二種研究会として「アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ」を開催して参りました.これは,アンテナ・伝搬研究者や技術者を主たる対象に,設計・解析の力向上を図ることを目的とするもので,これまでにモーメント法およびFDTD法によるアンテナ解析,アレーアンテナの適応信号処理および高分解能到来波推定法,移動通信における多重波伝搬理論,アンテナ測定法などをテーマに20回のワークショップを実施し好評を頂いております.今回の第21回ワークショップでは,リモートセンシングなど地球環境観測の他に,自動車搭載レーダや地中探査レーダなどの分野でも大きな関心が寄せられている「ポーラリメトリックレーダ入門コース」をテーマとして開催します.ポーラリメトリックレーダは,電波の偏波情報をレーダセンシングに利用することにより,高精度なイメージングやターゲット解析・識別・分類を可能とするものであり,本ワークショップでは,このポーラリメトリックレーダの基礎的な理論から具体的な適用例まで解説します.奮ってご参加下さい。

◆講義内容

本講義では,以下の項目に沿って講習を進めます.

(1) レーダリモートセンシング概説
(2) 偏波の基礎
(3) レーダポラリメトリの基礎
(4) 散乱行列とその利用
(5) ターゲットの分類・識別
(6) SAR画像解析
(7) Polarimetric FM-CW Radar
(8) 適用例(雪中,地中,車両搭載,地球観測など)

上記の講習内容は若干変更する場合もございますので,ご了承ください.なお,テキストは受講者に約4週間前に配布され,予習していただくことを前提としています.

◆対象者

 これからレーダに携わろうとしている方,リモートセンシングや各種計測などに用いられるレーダ応用に興味のある方,移動通信や無線システムなどの分野へレーダの適用を考えている方など広範囲の技術者・研究者の方々を対象としています.


◆日時: 2001年9月17日(月) 9:30〜17:00

◆会場: 電気通信大学 東5号館大講義室

     〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘 1-5-1,京王線調布駅下車,徒歩10分.

     詳細はhttp://www.uec.ac.jp/acc/map.htmlをご参考願います.

◆受講定員: 60名

◆受講料: テキスト代金を含み 一般/会員 13,000円,非会員 15,000円

                学生/会員  4,000円,非会員 5,000円

申し込み受け付け後,事務局から受講受付番号と受講料振り込み案内をお送りしますので,それに従って受講料をお支払い下さい。

◆受講申込み期間:6月4日(月)〜 8月10日(金)
(先着順:満員になり次第締め切ります。期日前の申し込みは無効です。
 受講希望者が定員を大幅に超えた場合には再度開催する可能性があります)

◆受講申し込み方法:下記の受講申込書の全項目にご記入の上,emailあるいはFaxにより,

          下記の受講申込先にお申し込み下さい。(郵送,電話は不可)

【受講申込先】

   アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ 第21回実行委員会

   事務局 佐野 文子(東京工業大学 工学部 電気電子工学科 安藤研究室気付)

   email: workshop@antenna.pe.titech.ac.jp Fax: 03-5734-2901

【問合先】

   アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ 第21回実行委員会

   総務担当幹事 庄木裕樹 (東芝 研究開発センター)

   email: shoki@csl.rdc.toshiba.co.jp Phone: 044-549-2285 Fax: 044-520-1806

受講申込書の電子ファイルはこちら(EXCEL2000形式EXCEL95形式).

こちらのページをプリントアウトして、Faxしていただいても構いません.