【ダイアディックグリーン関数の固有関数展開を用いたアンテナ解析コース
−モーメント法による導波管スロットアンテナの解析−】
◆講師: 広川 二郎 氏(東工大)
主催:アンテナ・伝播研究専門委員会
アンテナ・伝播研究専門委員会では、関連する研究専門委員会と連携して、1994年度から第二種研究会として「アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ」を開催して参りました。これは、アンテナ・伝搬研究者や技術者を主たる対象に、設計・解析の実力向上を図ることを目的とするもので、これまでに、第1回目「モーメント法によるアンテナ解析入門コース」から第19回目「広帯域移動通信の多重波伝搬理論とモデリングコース」を実施し好評を頂いております。 今回の第20回ワークショップは、マイクロ波・ミリ波帯アンテナとして大きな関心が寄せられている「ダイアディックグリーン関数の固有関数展開を用いたアンテナ解析モーメント法による導波管スロットアンテナの解析」をテーマとして開催いたします。本講習は,固有関数解析とダイアディックグリーン関数の考え方,アンテナ動作を正確に表現する解析モデルの構築法、導波管内電磁界の固有関数展開法などに重点を置いて実例をあげながら解説します。奮ってご参加下さい。
◆講義内容
マイクロ波・ミリ波帯の高利得高効率平面アンテナとして有望な導波管スロットアンテナなどの解析に用いられる固有関数展開法について解説します。構造が直角座標系に合致しているため、方形導波管内の電磁界を導波管断面形状が固有に持つ電磁界分布(モード)で展開表現でき、高速に解析できます。ベクトル量である電流源・磁流源と、それらにより生じる電界ベクトル・磁界ベクトルの関係を表すダイアディックグリーン関数の考え方・導出法を基礎的なところから説明します。本講義では、導波管スロットアンテナを例にして、以下の項目に沿って講習を進めます。
(1) 固有関数解析法の特徴と概要
(2) ダイアディックグリーン関数の考え方と導出
(3) 複数の規範領域を組み合わせた解析モデルの構築
(4) 積分方程式の導出とモーメント法による数値解析
(5) 他のアンテナ構造への応用
〒152-8552 東京都目黒区大岡山2-12-1 東京工業大学キャンパス内
東急「大井町線」あるいは「目黒線」 大岡山駅下車、徒歩2分
◆受講定員: 60名
◆受講料: テキスト代金を含み 一般/会員 13,000円,非会員 15,000円 学生/会員 4,000円,非会員 5,000円
(先着順:満員になり次第締め切ります。期日前の申し込みは無効です。受講者希望者が定員を大幅に超えた場合には再度開催する可能性があります)
◆受講申し込み方法: 下記の受講申込書の全項目にご記入の上,emailあるいはFaxにより,下記の受講申込先にお申し込み下さい。(郵送,電話は不可)
【受講申込先】
アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ 第20回実行委員会【問合先】
事務局 佐野文子(東京工業大学工学部電気電子工学科 安藤研究室気付)
email: workshop@antenna.pe.titech.ac.jp Fax: 03-5734-2901
アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ 第20回実行委員会総務担当幹事 多賀登喜雄((株)NTTドコモワイヤレス研究所電波研究室)
email: taga@ieee.org Phone: 0468-40-3803 Fax: 0468-40-3786受講申込書の電子ファイルはこちら
アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ(第20回)受講申込書 |
(1)コース名 ダイアディックグリーン関数の固有関数展開を用いたアンテナ解析コース モーメント法による導波管スロットアンテナの解析 |
(2)受講者 氏名(フリガナ) 所属 受講券送付先住所 〒 Phone: Fax: email: (いづれかに○)一般/学生(D/M/B 年) 電子情報通信学会 No. |
(3)本コースの講義内容の中で何に興味がありますか? |
(4)参加の動機(○で囲む:複数回答可) 新分野の開拓/技術の蓄積/教養/上司からの勧め/業務の必要性/その他( ) |
(5)参加の目的 |
(6)参加者の専門分野とその経験年数 アンテナ・伝搬関係( 年)/その他(: 年) 固有関数解析( 年) (7)解析したアンテナの種類( ) |
(8)参加費の出所(いづれかに○) 自己負担 それ以外 |