大会企画一覧


2014年総合大会

シンポジウムセッション「移動通信システムにおけるアンテナ・伝搬技術の現状と今後の展望」

  • 日時: 2014年3月20日(木) 12:50-17:00
  • 場所: 新潟大学 (新潟市)
  • オーガナイザー: 長 敬三(千葉工大)
  • 発表件数:9件

提案趣旨

スマートフォンやタブレット端末の普及に伴い,移動通信システムのトラヒックは毎年2 倍の勢いで急激に増加している.このようなトラヒックの増加に対応するため,移動通信システムの高速・大容量化は急務であり,新たな周波数資源の追加や,小セル化などが検討されている.このような状況のなか,端末とネットワークを結ぶ無線区間を司るアンテナおよび電波伝搬技術が重要となってきている.本セッションでは,移動通信システムにおけるアンテナおよび伝搬の現状と今後の展望について,移動通信キャリアおよびメーカの視点から講演をいただき,今後必要となるアンテナ・伝搬関連技術に関するディスカッションを行う.

シンポジウムセッション「レーダ断面積の解析・計測技術」

  • 日時: 2014年3月19日(水) 9:00-11:45
  • 場所: 新潟大学 (新潟市)
  • オーガナイザー: 石井 望(新潟大),稲沢 良夫(三菱電機)
  • 発表件数:6件

提案趣旨

アンテナ・伝搬分野では、国内の研究会・大会レベルにおいて、レーダー断面積(RCS, Radar Cross Section)を扱った発表は少ないが、IEEE AP-Sシンポジウムなどの国際学会ではRCSを扱った研究が多数発表されている。しかしながら、RCSはその潜在的なアプリケーションのみならず、測定精度評価に際してRCSを利用した指標が使われることが多くなっており、大会を通じて、RCSに関する国内最新研究を通じて、RCSに関する共通理解を今一度深めることは有意義である。

2014年ソサイエティ大会

シンポジウムセッション「周期構造を利用した電磁メタマテリアルのアンテナ・マイクロ波応用」

  • 場所: 徳島大学 (徳島市)
  • オーガナイザー: 道下尚文(防衛大),真田篤志(山口大)

提案趣旨

メタマテリアル研究は,新奇な電磁現象の理論予測に始まり,負屈折率現象の実証,実用的な構造設計手法の確立,各種アンテナ,マイクロ波回路の開発を経て,現在に至っている.最近では,リフレクトアレーや周波数選択板の研究も盛んになってきた.周期構造がもたらす新しい電磁現象は,高性能アンテナやマイクロ波回路の開発に結びついている.本シンポジウムでは,周期構造を利用した電磁メタマテリアルの最新技術について広く論文を公募し,研究開発の現状と技術課題について議論する.

シンポジウムセッション「大規模マルチアンテナシステムに向けたアンテナ・伝搬・信号処理技術」

  • 場所: 徳島大学 (徳島市)
  • オーガナイザー: :本間尚樹(岩手大学),工藤理一(NTT)

提案趣旨

移動通信システムをはじめ,無線LAN,無線PAN などMIMO 技術を用いた様々な無線システムにおいて,現状よりもアンテナ数を飛躍的に増加させた大規模なマルチアンテナシステムの導入が検討されています.また,これまでのMIMO 技術を応用した新たな技術も提案されています.そこで,通信容量の増大や通信エリアの制御など多種多様な要求条件に対応する,新しい大規模マルチアンテナシステムを発展させることを目的としたアンテナ・伝搬技術・信号処理技術に関する課題について議論する.


Last-modified: 2014-03-01 (土) 17:02:46