2023年総合大会

シンポジウムセッション「Beyond 5G/6G に向けた IRS/RIS 技術」

  1. 日時:2023年3月9日(水)
  2. 場所:芝浦工業大学
  3. オーガナイザー:松野 宏己(KDDI 総合研究所)、芳野 真弓(日本電業工作(株))
  4. 発表件数:9件
提案趣旨 

 5G の更なる発展と 6G に向け,高速大容量化や高信頼化を実現するためにミリ波やテラヘ
ルツ波の高周波数帯の利用が検討されているが,直進性が高いことによるカバレッジが縮小化
やマルチパスが得にくい問題がある.その解決のために,入射した波の反射波や透過波の位相
を制御する RIS(Reconfigurable Intelligent Surface)/ IRS(Intelligent Reflecting
Surface)の技術が近年検討されているが,その実現や測定,伝搬,システム設計等を検討す
ることが多岐に渡る.そこで本セッションでは,これらの技術に関する研究発表を広く募集す
る.

依頼シンポジウム「Beyond 5G/6G に向けたミリ波・テラヘルツ波無線技術の研究開発最前線」

  • 日時:2023年3月10日(金)
  • 場所:芝浦工業大学
  • オーガナイザー:川西 哲也(早稲田大)、 原 直紀(富士通)
  • 発表件数:8件
提案趣旨 

 Beyond5G/6G に向けたより高い周波数帯を用いた無線技術の研究が活発化している。ユーザ直
近やデータセンタなどの短距離から NTN 向けの長距離まで、様々なアプリケーションが検討
されている。システムに応じてゲインの向上やさらなる小型化など、アンテナへの要求仕様は
様々である。テラヘルツ帯アンテナ、送受信デバイス、さらには伝送システムについての最新
の開発動向を概観し、ミリ波・テラヘルツ波無線ネットワーク実現のための技術課題を議論す
る。

2023年ソサイエティ大会

シンポジウムセッション「多様な無線システムを支えるアレーアンテナ技術」

  1. 日時:2023年9月14日(木)
  2. 場所:名古屋大学
  3. オーガナイザー:野口啓介(金沢工大)、中西孝行(三菱電機)
  4. 発表件数:6件
提案趣旨 

 無線システムの発展にはアレーアンテナ技術が必須である.移動通信システムをはじめ,レーダーや無線電力伝送など,ビーム制御を必要とする様々な無線システムにアレーアンテナ技術が活かされている.本シンポジウムでは,高度化する無線システムを支えるアレーアンテナの研究開発について着目し,超多素子アンテナに関連するサブアレー化,グレーティングローブ抑圧,空間多重化,デジタルビームフォーミング,広帯域化/小型化,キャリブレーション技術や,アダプティブアレーアンテナによる適応信号処理など,幅広いアレーアンテナ技術研究例の講演について公募し,最新の研究動向と技術課題について議論する.

シンポジウムセッション「自律運転ロボットの安定運用を支えるアンテナ伝搬技術」

  1. 日時:2023年9月14日(木)
  2. 場所:名古屋大学
  3. オーガナイザー:佐々木元晴(NTT)、豊見本和馬(ソフトバンク)
  4. 発表件数:8件
提案趣旨 

 屋外における新たなモビリティとして期待される自動運転車、屋内におけるスマートファクトリーで活用される自律走行搬送ロボット(AMR)や無人搬送車(AGV)、空の産業革命と目されるドローンなど、様々な自律運転ロボットが検討されている。これらの自律運転ロボットにおいては、様々なデータのやり取りを行う必要があるため、運用の観点で安定的な無線通信が必要不可欠であり、その基盤となるアンテナ・伝搬技術の重要性は一層高まっている。そこで本セッションでは、自律運転ロボットの安定運用を支えるアンテナ伝搬技術に関して広く講演を公募し、最新の技術課題について議論する。