2020年ソサイエティ大会
シンポジウムセッション「スマート社会の実現を推進する無線センシング技術」
- 日時:2020年9月16日 10:30〜11:45
- 場所:オンライン (Meeting 12)
- オーガナイザー:塩見英久(大阪大学)、阪本卓也(京都大学)
- 発表件数:11 件
提案趣旨
スマート社会やソサイエティ 5.0 の実現で中心的な役割を果たす IoT 等のセンサ技術に注目が集まっている。ワイヤレス生体センシングやドローン検出・位置推定等、次世代のサービスや新産業の創成への期待が高まる中、それを支える無線センシングのハードウェア・ソフトウェア・システムへの関心が急激に高まっている。すでに遠隔型無線給電や光ファイバ無線信号伝送による分散アンテナシステムなどが登場するなど、次世代の無線センシング技術の発展は目覚しい。特に、独立成分分析などの情報科学的アプローチにより多数のターゲット情報を少数のクラスタに分解して詳細に分析することが可能となり、無線信号から得られる情報量の飛躍的な増加が期待される。本シンポジウムでは、無線センシング技術に関するアンテナ・伝搬・システムに関して広く論文を公募し、最新の技術課題を議論する。
2020年総合大会
パネルセッション「アンテナ・伝搬分野における相関係数の理解と適切な利用」
- 日時:
2020年3月18日 13:30〜15:552020年11月研究会中第2種研究会として実施(プログラム) - 場所:広島大学 東広島キャンパス
- オーガナイザー:本間 尚樹(岩⼿⼤)
- 発表件数:4 件
提案趣旨
相関係数は様々な分野で現象の解析や評価に広く⽤いられている.アンテナ・伝搬の分野では,伝搬特性評価・マルチアンテナ性能評価・
アレー信号処理などで⽤いられることが多いが,評価対象や⽤途によって相関係数の定義は様々であり,研究者による考え⽅や扱い⽅の違
いも存在している.そこで,本パネルセッションでは,アンテナ・伝搬分野における相関係数に関係する様々な研究事例やトピックスをご
紹介頂き,パネリストと参加者との技術討論を交えて相関係数についての理解と利⽤法を共有することを⽬的とする.
チュートリアルセッション「機械学習がもたらす新たなアンテナ・伝搬技術」
- 日時:
2020年3月19日 13:30〜15:402020年8月研究会中第2種研究会として実施(プログラム) - 場所:広島大学 東広島キャンパス
- オーガナイザー:中林寛暁(千葉⼯⼤)
- 発表件数:5 件
- 共催:なし
提案趣旨
昨今の機械学習の進化は,ビジネスや社会の様々な場⾯で多くの変化をもたらせつつある.また,アンテナ・伝搬の研究分野においても,機械学習の利⽤は難解な問題の解決や新しい領域の開拓のツールとして可能性を秘めており,その需要が⾼まっている.本セッションでは,機械学習の基礎から各分野での機械学習の効果的な利⽤⽅法までの理解を⽬指し,電波伝搬,アンテナ,アンテナシステム分野への応⽤例について講演を依頼する.