VNVとは?
- 電子情報通信学会HCG第3種研究会ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会は,人間同士のコミュニケーションを支える言語(ヴァーバル)情報と非言語(ノンヴァーバル)情報の役割に焦点を当て,両者の効果的な統合によって人間とコンピュータ間のコミュニケーションを円滑にする技術,及びコミュニケーション・モデルを構築することを目指して2005年10月に設立されました.
- 基本的な活動は,隔月ペースで行われる定例研究会でのディスカッションで,分野横断的に情報工学,認知科学,心理学,言語学,社会学,人類学,臨床心理など様々な分野の研究者が参加しています(詳しくは概要を参照して下さい).
- なお,定例研究会は特記のない限り参加費は無料です.
NEWS
2008.10.16. VNV第17回研究会開催決定
[日時]2008/10/29(水)14:00-17:30(最大18:00まで)
[会場]東京大学本郷キャンパス 工学部2号館 231号講義室
[発表者]森川治氏(産業技術総合研究所)
[タイトル]「対話のための電子の鏡:ハイパーミラー」
[アブストラクト]
ハイパーミラーは対面対話を模倣するのではなく,メディア対話ならではの楽しみを提供することを目指して考案した新しい対話方式です.よく誤解されるのですが,ハイパーミラーはハードウエア(装置)の名前ではありません.ヒトがハイパーミラー映像という1台のカメラで撮影したような合成映像を,1台のカメラで撮影した映像として理解(誤解)して対話する行為がハイパーミラーです.したがって,ハイパーミラーが可能な装置(ハイパーミラーシステム)があるからといって,それで対話すればハイパーミラー対話になるわけではありません.同じ映像であっても,あるヒトにとってはハイパーミラー映像であったり,別のヒトにとっては単なる合成映像であったりします.ハイパーミラーを定義するとなると,物理現象ではないので,結構面倒です.しかしハイパーミラー対話自体は決して難しいものではなく,鏡を見て写っているのが自分だと分かるなら誰でも楽しむことができます.実際,幼児(5歳)からお年寄り(70歳代)までハイパーミラー対話が成立している(らしい)ことを確認しています.
本報告では,筆者が観察してきたハイパーミラー対話者のいろいろな行動を紹介し,その行動とハイパーミラーが果した役割について検討したことを報告したいと思います.
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