電子情報通信学会 HCG 第3種研究会
ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
IEICE VNV [IEICE Verbal/Non-Verbal communication]


VNV-blog
[会員限定]
VNV-pedia

活動実績

非公式には内部ミーティングを2003年4月から,全体研究会を2004年6月から,それぞれ25回と5回行ってきましたが,2005年10月より電子情報通信学会HCG(ヒューマンコミュニケーショングループ)の第3種研究会として正式に発足致しました.


  • 第1回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
    [日時]2005/11/29(火)16:00-19:00
    [場所]東京大学工学部3号館 1F 34号講義室
    [発表者]
    生田倫子(武蔵野大学人間関係学部)
    [講演タイトル]「対人システムにおけるコミュニケーションの自己制御機構について」
    [アブストラクト]
     短期/家族療法は,第1世代システム理論と位置づけられるサイバネティックス理論を理論的土台として発展してきた.そこでは,問題を持つ人間関係を「システム」として捉えることにより,問題の「維持」と「変化」への視点を生み出している.しかし,「システム」という概念を,認識論上のメタファーとして使用してきたために,人間関係に適応することへの妥当性に関する批判に対して脆弱であった.一連の研究により,この「システム」という概念の対人関係への適応に関する妥当性の問題を,対人コミュニケーションにおける実証研究と症例検討により検証する.


  • 第2回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
    [日時]2006/1/31(火)14:00-17:00
    [場所]京都大学工学部10号館 1F 第1講義室
    [発表者]榎本美香(千葉大学大学院自然科学研究科)
    [講演タイトル]「3人会話における円滑な話者交替時の聞き手のちょっとした振る舞い」
    [アブストラクト]
     会話の聞き手は,話し手の発話をただ黙って聞いているわけではない.話し手に視線や身体を向けたり,あいづちをうったり,うなずいたりしながら,話し手のターンの産出に関与している.発表者らはこれまで,このような実質的ターンを構成しない聞き手の行動(ちょっとした振る舞い)が (1) 参与役割(次話者になる聞き手・次話者にならない聞き手) に応じて異なること,(2) 次話者選択や参与構造の変化と密接に関わっていることを示してきた.本発表では,これら一連の研究から明らかになった,聞き手同士,あるいは,聞き手と話し手との間で複雑に相互作用し,会話への参与の構図を決めていく聞き手のちょっとした振る舞いを紹介し,参与者たちが共同で構築している会話への参与の仕方を描く.


  • 第3回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
    [日時]2006/3/17(金)14:00-17:00
    [場所]東京大学工学部3号館 1F 34号講義室
    [発表者]松坂要佐(JSPS/早稲田大学/AIST)
    [講演タイトル]「グループ会話に参与する対話ロボットの構築」
    [アブストラクト]
     本発表では,90年代に早稲田大学において開発されたグループ会話に参与できる対話システムについて紹介する.グループ会話とは,会話の参加者同士が,対等の関係で行う多人数会話である.人と機械が一対一で会話することを前提としていた従来の人・機械の対話システムと異なり,グループ会話においては,投げかけられた声が誰によって発せられ誰に向けられたものか,それぞれの会話参加者は誰に注目しているかなど,会話の場に関する状況理解をするとともに,自らも適切な場の形成に努める必要がある.

     本研究では,画像処理,音響処理などを併用することで状況理解を行なうとともに,身体表現によって会話状況への働きかけを行う機能を実現し,これらを音声認識と組み合わせることで,複数の参加者を相手に会話できるロボットを作成した.
     本発表では,上記とともに,近年行っている人間同士の多人数会話を自動認識する試みや,多人数会話の解析に適した会話タスク作成の試みについても合わせて紹介し議論する.


  • 第4回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
    [日時]2006/5/19(金)14:00-17:45
    [場所]京都大学学術情報センター南館1階 会議室
    [発表者]
    坊農真弓(京都大学 大学院情報学研究科)
    [講演タイトル]「視点の二重性―ジェスチャーから情報構造を読み解く―」
    [アブストラクト]
     言語研究において言語表現は,表現主体が所持する視点が定まることによりデザインされると考えられている (例えば,田窪編,1997).視点とは,一般的に発話内容の事象および発話を取り巻くコンテクストを発話者がどのように捉えているかという認知状態を詳述する際の分析概念として提案され,移動表現・授受表現・主観性述語・人称代名詞・丁寧表現など多様な言語行動,文の語用論的解釈に対する説明に用いられてきた.また,言語表現のみならず,非言語表現の一つである手によるジェスチャーのあらわれ方も,表現主体が所持する視点の影響を受けると指摘される (McNeill, 1992).だが,従来の言語研究やジェスチャー研究で用いられてきた視点概念は,表現主体の内部的な認知状態を的確に示してはいるが,表現主体が聞き手の理解のために表現を調整するという現象についての説明には適していない.我々が日常的に接する言語表現・非言語表現は,表現主体の単純な認知状態の産出によるものではなく,他者の理解状態によって調整を余儀なくされている.
     本発表では,坊農・片桐 (2004) で提案した「視点の二重性」の議論を更に進展させ,半年前から高梨克也氏と開始した共同研究について紹介する.


  • 第5回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
    [日時]2006/7/14(金)14:30-18:00
    [場所]東京大学 工学部新2号館 情報学環スペース 9階92B-1
    [発表者]山田祐士(静岡大学 大学院理工学研究科

    [講演タイトル]「聴覚的特徴を伴った視覚的対話システムの構築」
    [アブストラクト]
     本発表では,発表者がこれまでに取り組んできた聴覚的特徴を伴った視覚的対話システムについての紹介をする.本研究は,CMC(Computer Mediated Communication)環境での対話コミュニケーション場面から発想し,チャット対話のような文字ベースの視覚的言語活動と実世界での対面対話における言語活動との同型性・差異性を分析する.それにより,発話の視覚的表現と聴覚的表現の並立環境における対話構造の分析をすることで人間の対話コミュニケーション場面における身体のもつ機能を説明するモデルの構築を目指している.
     本発表では,文字テロップのように視覚的表現でありながら,聴覚的表現と同様に時間的側面を伴った対話システムを構築し,複数のモダリティが混在する環境の中での対話検証を行った中で,システムの問いかけに対してのユーザの応答潜時の変化などについての観察の結果を報告を行い,視覚的表現における対話の構造に関する考察を紹介し議論する.


  • 第6回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
    [日時]2006/9/25(金)14:00-18:00
    [場所]京都大学 学術情報メディアセンター南館1階 会議室
    [発表者]榎本美香(東京農工大学)・朝康博(日立中央研究所)・佐川浩彦(日立中央研究所)・中野有紀子(東京農工大学)

    [講演タイトル]「マルチモーダル・アクションテイキングの単位とタイミング−会話エージェントの実装に向けたヒューマンコミュニケーションの基礎的検討−」
    [アブストラクト]
     コンピュータとの円滑な対話を実現するユーザインタフェースとして,ロボットやCGキャラクターが注目されている.本研究では,このようなエージェント型ユーザインタフェースを用いて,自然なインタラクションによりユーザをサポートするパソコンのヘルプエージェントの実現を目指し,その実装の基礎となる人間のコミュニケーションモデルを提案する.
     ヘルプエージェントの助けを借りながらユーザがパソコン操作を行うタスクにおいては,会話プロトコルの生成主体はエージェントとユーザーの2者ではなく,システムを含む3者となる.エージェントは会話を通じてユーザーに情報を伝授するだけではなく,ユーザーの操作を通じてシステムに状態遷移を引き起こす必要がある.また,これら3主体のインタラクションリソースとして,言語だけではなく,発話内ポーズやポインティングジェスチャー,マウス操作,パソコンの状態遷移といった様々なノンバーバル情報が利用される.
     ユーザーが自然なインタラクションを通じてパソコン操作を習得するために,どの主体がどの順番でどのような情報単位をやりとりしているのかを明らかにする必要がある.本研究では,情報授受の基本単位であるアクションの単位を見出し,これらの単位が相互にどのようなタイミングでやり取りされているのかを明らかにする.


  • 第7回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
    [日時]2006/11/24(金)14:30-18:00
    [場所]東京大学 工学部2号館 情報学環スペース 9階92B-1
    [発表者]
    野村光江(京都大学 大学院教育学研究科・日本学術振興会)
    [講演タイトル]「発話の感情価が話し手の視線・表情表出に及ぼす影響」
    [アブストラクト]
     他者に向けて自分自身の意思や感情をうまく伝えることは,社会生活をおくるうえで非常に重要な技能である.本研究は,自分の感じた感情について言語的に説明する最中の視線・表情表出について検討し,発話の感情価の伝達にこれらの顔面表出がどのように貢献するか考察することを目的とした.39名の学部生が,3つの感情エピソード(怒り・嬉しさ・悲しみ)と,統制条件の感情を交えない中性エピソードをプロンプタ内のモニタに映る聞き手に向かって話し,そのときの顔面表出をビデオ録画した.嬉しさのエピソードにおいては,統制条件に比べて聞き手への直視が増加した.怒り・悲しみのエピソードでは統制条件と差がなかった.エピソードの種類にかかわらず,ポジティブな表情(AU6;頬を上げる)がよく観察され,ネガティブな表情(AU4;眉を寄せる, AU1;眉の内側を上げる)はほとんど観察されなかった.さらに,感情エピソードの中でもとりわけ感情表出の強い発話部分に限って表出の差異を検討したところ,表情と聞き手への直視との関連の仕方が発話の感情価によって異なることが示唆された.


  • 第8回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
    [日時]2007/1/26(金)14:00-18:00
    [場所]京都大学工学部10号館 1F 第1講義室
    [発表者]
    久保田秀和(京都大学 大学院情報学研究科・日本学術振興会)
    [講演タイトル]「会話量子化法に基づいたコンテンツ構築支援」
    [アブストラクト]
     会話は人の主要な知的活動であるが,その過程をかたちとして残すことは難しい.本発表では計算機に支援された環境において会話を記録し,再利用可能とする枠組みである会話量子化法とその実装システム群について紹介する.会話量子化法は,連続した会話の流れを離散的なコンテンツ断片(会話量子)の列として近似することにより,計算機的に処理できる会話の量を躍増させる.この会話量子の表現手法としては,これまでに会話エージェントEgoChatの実装を通じて,知識カードと呼ばれるカード型の表現を提案してきた.また,大量のカードを管理する手法として,知球と呼ばれる球面を用いたコンテンツ構築システムを提案してきた.
     本発表では特に,最新の試みとして,人が会話に参加しながら会話中の特徴的な場面映像を会話量子として抽出可能とする会話量子化器について紹介する.会話量子化器は1ボタン型の装置であり,操作者の話し手あるいは聞き手としての振る舞いを邪魔することの少ない操作で量子を切り出す時間区間を指定できる.特に,会話のどの区間が重要であったかは後になって気付かれがちであることに着目し,切り出しの in 点と out 点を遡及的に決定できることを特徴とする.会話量子化器の有効性を検証するための実験として,遡及量決定手法に違いのある4種類の装置を用いて会議会話から量子の抽出を行い,量子化の精度と量子の内容について議論する.


  • VNV第1回年次大会+特別企画(@HCGシンポジウム)
    [日時]2007/3/23(金)・3/24(土)
    [会場]中京大学 名古屋キャンパス
    [タイムテーブル]
    ■3/23(金)
    ○VNVセッション1(@センタービル805教室)
    13:00-15:00〈ヴァーバルコミュニケーション〉
     司会:岡本 雅史(東京工科大学)
     - 川口 由起子(東京大学・日本学術振興会)「非自然的意味とコミュニケーション―理にかなった理解とはなにか」
     - 高梨 克也(京都大学)「自然的意味とコミュニケーション―「他者の認知の利用」の観点から」
     - ミニパネルディスカッション「コミュニケーションにおける言語理解と行為遂行」

    ○VNVセッション2(@センタービル805教室)
    15:30-17:30〈ノンヴァーバルコミュニケーション〉
     司会:伝 康晴(千葉大学)
     - 榎本 美香(東京農工大学)「社会的インタラクションにおける非言語行動」
     - 坊農 真弓(京都大学)「日本手話談話における視点と空間―表現のための視線と相互行為のための視線をめぐって―」

    ■3/24(土)
    ○VNVセッション3(@センタービル805教室)
    10:00-12:00〈コミュニケーションテクノロジー〉
     司会:山田 祐士(静岡大学大学院)
     - 中野 有紀子(東京農工大学)「コーパスに基づくマルチモーダル対話モデルの構築に向けて」
     - 久保田 秀和(京都大学・日本学術振興会)「会話量子化法に基づいたコンテンツ構築支援」

    ○VNV特別企画(@4号館1F)
    〈マルチモダリティから見たコミュニケーション研究の地平〉
    14:00-14:05 岡本委員長挨拶
    14:05-15:35 招待講演
     - 中島 秀之先生(公立はこだて未来大学学長)「状況依存性の観点から見たコミュニケーション」
    15:45-16:40 チュートリアル
     - 岡本 雅史(東京工科大学)「ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究の課題と展望」


  • 第9回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
    [日時]2007/5/18(金)15:00-18:00
    [場所]京都大学学術情報メディアセンター南館1階 会議室
    [発表者]松村真宏
    (大阪大学 大学院経済学研究科)
    [講演タイトル]「全方位カメラを用いた同調現象の観測に基づく人間関係の推定」
    [アブストラクト]
     同調現象は人物の動作が類似・同期する現象であり,人間関係を推定するための重要な手がかりとなる.本研究では,その同調現象を計算機を用いて観測することで人間関係を推定する手法を提案する.全方位カメラ映像に画像処理を施すことで同調現象を観測し,人間関係を推定する.本手法により推定された人間関係は,人手で作成した発話や視線からの人間関係と比較し,その有効性を検証する..

  • VNV第10回研究会〈合同ワークショップ:脳・生理計測によるコミュニケーション研究〉
    [日時]2007/8/20(金)
    [会場]東京大学 本郷キャンパス 工学部新2号館 9F 92B
    [参加費]無料
    [開催団体]電子情報通信学会 HCG
      ・ヒューマンコミュニケーション基礎研究会 (HCS)
      ・脳情報通信研究会 (BICT)
      ・ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会 (VNV)

    [プログラム]
     10:00-10:10 挨拶
     10:10-11:10 招待講演 (1)
      藤巻則夫(情報通信研究機構 未来ICT研究センター)
      「読みの脳活動計測と解析」
     11:10-12:00 特別講演 (1)
      並木幸久(フィールファイン株式会社)
      「統計処理ならびにリズム解析による人生体情報アセスメント・アルゴリズム―人生体情報解析・評価手法の開発」
     12:00-13:15 昼休み
     13:15-14:15 招待講演 (2)
      乾 敏郎(京都大学 大学院情報学研究科)
      「コミュニケーション基礎機能の脳内メカニズム」
     14:15-15:05 特別講演 (2)
      武川直樹(東京電機大学 情報環境学部)
      「視線によるノンバーバルコミュニケーション行動の分析と応用」
     15:05-15:20 休憩
     15:20-16:10 特別講演 (3)
      大神優子(お茶の水女子大学 人間文化創成科学研究科研究院)
      「身振り産出に関わる神経基盤―道具使用身振りに関するfMRI研究」
     16:10-17:00 特別講演 (4)
      柏野牧夫(NTTコミュニケーション基礎科学研究所)
      「音声コミュニケーションにおける感覚・運動・情動の相互作用」
     17:00-17:10 挨拶


  • 第11回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
    [日時]2007/9/17(月)14:00-18:00
    [場所]京都大学吉田キャンパス 工学部10号館 第1講義室
    [発表者]黒田航(情報通信研究機構)
    [講演タイトル]「メタファー(表現)が使われる理由:ヒトの「思考の癖」の産物か,コミュニケーション上の適応の産物か?」
    [アブストラクト]
     文彩のある表現 (代表例はメタファー表現) はジャンルを問わず,日常的に頻繁に使用されるにも係わらず,その産出の条件はコミュニケーションの一般理論の中で捉えられているとは言えないのが現状である.少なくとも (異なる種類の) メタファーが特定の状況で選択的に使用されているという事実は,既成のメタファー理論,特に概念メタファー理論 (Conceptual Metaphor Theory: CMT)では正しく予測も説明もされていない事実である (例外は関連性理論のloose talk という説明だが,それに実質があるわけではない).
     日常の発話がメタファー表現 (か文彩のある表現) に満ちているということが事実だとする.この説明には,大きく分けて(1a)と(1b)の二つのタイプがありえる:

    (1)a. 消極的説明: メタファー表現 (か文彩のある表現) の使用が何らかの理由で不可避だから.
    b. 積極的説明: メタファー表現 (か文彩のある表現) の使用が,何らかの理由で意図的に行われているから (より明示的に言えば,メタファー表現 (か文彩のある表現) と非メタファー表現 (か文彩のない表現) が何らかの理由で使い分けられている) から.

    多くのメタファーの理論の説明は (1a) の消極的説明に傾いていて,私見では (1b) のタイプの説明は皆無に等しい.例外は関連性理論だが,実状はメタファーは loose talk の一種であるという (嘘ではないが,そう言ったからいって特に賢くもならない) 大雑把な特徴づけがあるだけである.
     その一方で,(例えばゲームの理論を使ってモデル化できる) コミュニケーションの一般理論の観点から説明の見こみの大きいのは (1b)の積極的説明の方である.実際,(1a) が真である状況では選択肢がないので,そのようなモデル化ができない.従って,(1a) が真である状況ではメタファー表現 (か文彩のある) 表現の産出について,コミュニケーション上の適応を論じることができない.これはおかしなことではないだろうか? どんなモダリティーのコミュニケーションであれ,エージェントが相手の (知識) 状態に応じて行動方針=戦略を変えるのは必然である.実際,それが適応というものだからだ.
     本発表で私は (1b) の路線で次のことを主張する:

    (2)a. 話し手のメタファー表現の使用/不使用の選択 (的決定) は,相手の (知識) 状態への適応として,自分のコミュニケーション効率の最適化のために戦略的に行われる.
    b. 聞き手がメタファー表現 (か文彩のある表現) の候補を聞いた時に何をどう理解するかが説明されても,それだけでは,話し手がメタファー表現 (か文彩のある表現) を産出するかしないかという選択の行なう理由は説明されない.


  • 第12回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
    [日時]2007/11/30(金)15:00-18:30
    [場所]東京大学 本郷キャンパス工学部新2号館9F 93
    [発表者]大塚和弘(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
    [講演タイトル]「ノンバーバル行動に基づく会話構造の確率的推論 ―対面会話シーンの自動的な認識・理解に向けて―」
    [アブストラクト]
     本講演では,著者らが進めている会話シーンの認識・理解に関する研究を紹介する.本研究では,複数人物による対面会話を対象として,会話参加者の非言語行動から会話の構造を自動的に推測することを目標としている.ここでは,会話の構造を,会話中における参加者間でのメッセージの伝達・交換の様態として捉える.これは概ね「誰が誰に話しかけているか」「誰が誰の話を聞いているか」ということに相当する.本研究では,このような会話構造の推測の手掛かりとして,視線やジェスチャなどの非言語的な行動に着目している.また,会話現象をある種の確率的な事象とみなし,観測された非言語行動と会話構造との関係を表す確率モデルを構築し,このモデル(会話モデルと呼ぶ)に基づき,マルコフ連鎖モンテカルロ法により会話構造のベイズ推定を行うという方法論を採用している.また,本研究では,会話参加者の非言語行動をカメラ,マイクロフォン,センサなどを用いて自動的に認識・推定する技術の確立も併せて目標としている.
     まず,研究を始めるにあたり,我々は,数ある非言語行動の中でも特に視線に着目した.これは,対面会話中によくみられる「聞き手は話し手を見る」「話し手は聞き手を見る」といった視線の振る舞いが,会話の構造を知る上で大きな手掛かりとなると考えた所以である.まず,分析のためのデータとして,同年代の女性4人による会話を収録した.この収録にあたっては,音声収録用にピンマイク,頭部方向の計測用に磁気式センサをそれぞれ各人に装着し,また,各人の顔画像を各々1台以上のカメラを用いて撮影した.その後,この顔画像を用いて,視線の方向のラベル付けを行い,それに基づいて会話中の各人の視線の方向,及び,全参加者の視線方向が形成するパターンを分析した.その結果,一人物への視線の集中のパターン,及び,二者間の相互凝視のパターンが頻出していることを見出し,そこから視線のパターンにより会話の構造が示唆されるという仮説を立てた.具体的には,一人の人物への視線の集中のパターンは,話し手から聞き手への一方向的な情報伝達(いわゆるモノローグ)を示唆し,二者間の相互凝視のパターンは,その二者間に閉じた双方向性の情報交換の現れであると考えた.このような仮説に基づいて,動的ベイジアンネットと呼ばれる一種の確率モデルを構築した.このモデルは,会話の場ともいうべき,会話構造に対応した上位のプロセス(会話レジームと呼ぶ)が,下位に位置する参加者の行動(視線の方向と発話の有無)を制御するという階層構造をもつ.また,視線の方向を自動的に計測することは困難であるため,代わりに頭部方向を観測データとして入力し,そこから視線の方向をモデル中の未知変数として推測するという方針をとった.このようなモデルを利用し,頭部方向と発話の有無の時系列から,会話の各時刻における参加者の視線方向と会話構造を同時に推定する方法を考案した.また,推定された会話構造に基づいて,会話参加者間での影響量の大小や,会話全体のインタラクティブ性・活性度などを定量化する尺度も提案している.
     次に,より詳細に会話の構造を分析するため,「誰が誰に何時どのように応答したか」という会話中の行動・応答の関係を推測するという問題に着目した.ここでは,会話参加者の非言語行動として,新たに視線,発話に加えて,頷き,傾げ,首振りといった頭部ジェスチャを導入した.また,行動・応答の形態として,発話に対する発話による応答の他,発話に対する頷きによる応答など,発話と頭部ジェスチャ間のモーダル横断的なインタラクションを対象とし,それら行動の因果関係を確率的に推測するという問題を定式化した.この問題の解決のため本研究では,「どの行動がどの行動に起因しているか」という行動間の因果関係を有向グラフとして表現し(これをインタラクションネットワークと呼ぶ),このグラフの構造が,より上位の会話構造(会話レジーム)と視線パターンにより確率的に決定されるという階層構造をもつモデルを考案した.また,このモデルには,「聞き手は話し手に対してしばし相槌や頷きにより応答する」というような会話構造や参加者の役割に応じて出現しやすい行動の傾向が組み込まれており,さらに,発話や頭部ジェスチャの継続時間長や,引き金となる行動から応答が現れるまでの反応時間の分布も陽にモデル化されている.このようなモデルに基づいて,観測データとして入力される頭部方向の時系列,及び,発話区間,頭部ジェスチャ区間の集合から,インタラクションネットワーク,会話構造,及び,視線パターンが同時に推測される.なお,我々は,頭部姿勢角の時系列データから頭部ジェスチャ区間を検出するための新しい方法も併せて提案している.また,前述の4人会話を対象とした実験を行い,人手で付与したラベルとの照合により評価を行っている.このように推測されたインタラクションネットワークは,会話に関する豊富な情報を含み,心理系の会話分析研究に対して様々な情報を提供するものと目される.例えば,隣接ペア分析のマルチモーダル拡張や,複数人物間の行動の同時性・同期性の分析,会話参加者間の対人影響力,興味の度合い,意見の一致・相違の度合い,グループの合意形成過程の分析などへの応用が考えられる.
     さらに,我々は現在,会話シーン認識・理解の応用システムの実現に向けて,カメラやマイクロフォンにより得られる画像・音声情報から,人物の行動を認識・推定する技術の開発にも取り組んでいる.その一例として,時間に余裕があれば,GPU(Graphics Processing Unit)を用いて複数人物の顔画像を高速に追跡する手法,動画像から実時間で顔表情を認識する方法,ピンマイクによる発話区間検出法なども併せて紹介する予定である.


  • 第13回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
    [日時]2008/1/31(木)14:30-18:30
    [場所]京都大学学術情報メディアセンター南館1階 会議室
    [発表者]後安美紀(ATR/さきがけ)
    [講演タイトル]「同時多発会話を構築するスキル:演出家のことば・俳優の身振り」
    [アブストラクト]
     演劇で扱われるコミュニケーションは,大きく2種類に分けられる.ひとつは本番時の俳優と観客とのあいだのコミュニケーションで, 舞台上の俳優が自分の生身の身体を通じて観客に何かを伝えようとするもの.もうひとつは創作過程で見られる俳優と演出家とのあいだ のコミュニケーションで,よりよい舞台にするために両者が知恵を出し合う場でもある.その様子は俳優のパフォーマンスの熟達という 形となって表に現れる.
     生態心理学ではパフォーマンスの熟達を身体部位間の協調関係の問題として捉えている.90年代後半よりリカレンスプロットを応用 した再帰定量化分析(RQA: Recurrence Quantification Analysis)という手法でもって,協調の度合いが定量化されるようになった (Riley, Balasubramaniam, and Turvey, 1999).
     私たちの研究では,同時多発会話の構築を得意とする平田オリザの演劇創作に着目し,リカレンスプロットによって演劇創作時の俳優の パフォーマンスの熟達の違いの可視化を試みた.同時多発会話では発話タイミングの調整が最重要課題となるので,リカレンスプロット にかけた時系列データは,各セリフの頭出し(ターン・テイキング)の並びのパターンのタイミングチャートを基に作成した.結果は,俳優 の発話タイミングの時系列パターンがいったん規則性を帯びてから意図的にずらされることになるというパフォーマンスの2段階習熟過程の 存在の可能性を示した.
     本講演では,これまでの私たちの研究の紹介をおこなうとともに,同時多発会話の構築にあたって演出家平田オリザがどのようなことば かけを俳優におこなっているのかについて最新の知見を紹介し,議論の種としたい.

  • 第2回VNV年次大会
    [テーマ]コミュニケーションを支える言語・非言語・場の力
    [日時]2008/3/27(木)10:00-18:30
    [場
    所]東京大学 本郷キャンパス 工学部新2号館 9F 92
    [参加費]無料
    [タイムテーブル]
     10:00-10:20 VNV委員長挨拶
     10:30-12:00 尾関 基行(京都大学)
      「教示メディアの取得・伝達とエージェント技術」
     13:30-15:00 堀内 靖雄(千葉大学)
      「日本手話における言語情報と非言語情報に関する考察」
     15:15-16:45 坊農 真弓(日本学術振興会/京都大学/UCLA)
      「著者性の連鎖構造−手話からみるヴァーバル・ノンヴァーバル」
     17:00-18:30 松嶋 健(京都大学大学院)
      「コミュニケーションにおける「場」の 問題について―イタリア地域精神医療の視点からの問題提起 」


  • 第14回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
    [日時]2008/5/20(火)14:00-17:30
    [場所]京都大学工学部10号館4F第3講義室
    [発表者]平山高嗣氏(京都大学 大学院情報学研究科)
    [講演タイトル]「Mind Probing:システムによる能動的な働きかけと反応観察による人の心的状態の推定」
    [アブストラクト]
     近年,ヒューマンマシンインタラクションに基づくユーザ支援システムの開発が進められている.我々は,ユーザのふるまいから意図や興味といった心的状態を推定し,気の利いた情報提供やプランニングを行うシステムをデザインしている.
     従来のヒューマンマシンインタラクションは,システムがユーザのふるまいを受動的に観察することで心的状態を推定するリアクティブインタラクションモデルに基づく.しかし,ユーザのふるまいと心的状態の関係は曖昧かつ複雑で,現状のセンシング技術では心的状態の推定に限界がある.そこで人が対話相手の心的状態を推定する時に起こす行動を観察すると,人は積極的に対話相手に働きかけて探りを入れる(プロービングする)ことが分かる.我々はこの行動に基づく新しいプロアクティブヒューマンマシンインタラクションをデザインしている.これをMind Probingと呼んでいる.
     現在は,大画面ディスプレイ上で情報の提示方法をコントロールし,それに対するユーザの視線行動に表れる反応を観測し,興味の対象を推定する情報提供システムを開発している.また,人が対話相手の心的状態を理解したいときに表出する顔向け行為に注目し,それが対話相手の心的状態が反映する応答タイミングに影響を及ぼすことを明らかにした.そこで,顔向けはプロービングのための行為として有効であると考え,Mind Probingへの応用に取り組んでいる.
     本発表では主にMind Probingのコンセプトとそれに基づいてデザインしているシステムについて紹介する.

  • 第15回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
    [日時]2008/7/24(木)14:00-17:30
    [場所]東京大学工学部新2号館9階 92B
    [発表者]荒牧英治氏(東京大学 知の構造化センター)
    [タイトル]「Web上の会話における応答関係の推定」
    [アブストラクト]
     筆者は大規模なテキストデータを用いた統計的な会話分析の可能性に憧れている.大規模なテキストデータとしては,大量に存在するWeb上での会話(掲示板,ブログやチャットログなど)が考えられるが,これを扱うためには次の二つの問題がある.
    (1)応答関係の曖昧さ
    掲示板やブログ上でのやりとりは音声対話のそれと異なり,不特定多数人により同時に議論が行われている.そこで,まず,メッセージ間の応答関係を捉える処理が必要がある.本研究では応答関係にあるペアには二種類の関連性があると仮定し,これを解く.
    (2)新語(未知語)の問題
    もう一つの問題は,Web上の会話に含まれる未知後や新語である.
     本発表では,現在進めている新語の意味特定の手法をあわせて紹介する.

  • HCS+VNV共催研究会(VNV第16回研究会)
    [日時]2008/8/26(火)・27(水)
    [テーマ]言語・非言語コミュニケーション 〜言葉と身体の相互作用
    [会場]神戸大学 六甲キャンパス 瀧川記念学術交流会館
    [参加費]無料
    [開催団体]電子情報通信学会 HCG
      ・ヒューマンコミュニケーション基礎研究会 (HCS)
      ・ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会 (VNV)
    [協賛]日本社会心理学会
    [プログラム]
    • 26日(1日目)10:30-17:00

      10:30-11:05 身体的アバタを介したコミュニケーション特性の検討
       石井 裕(神戸大学)

      11:05-11:40 音声対話の文脈性の認知における時間・空間構造の役割
       高柳侑華, 竹内勇剛(静岡大学)

      12:40-13:40〔招待講演〕 感応する心―視線と表情が発するもの―
       遠藤利彦(東京大学)

      13:45-14:25〔パネルディスカッション〕 言葉と身体の相互作用
       岡本雅史(東京工科大学), 高梨克也(京都大学), 竹内勇剛(静岡大学)

      14:30-15:05 洞窟探検者のキャラクタ視点ジェスチャ
       細馬宏通(滋賀県立大学)

      15:05-15:40 社会的参照現象の時間的展開としての評価連鎖
       高梨克也(京都大学)

      15:40-16:15 『どう』系質問‐応答連鎖における応答内容決定のプロセス 〜参与者による情報の扱い方に注目して〜
       増田将伸(甲子園大学)

      16:15-16:50 3人のテーブルトークにおける視線,食事動作,発話交替の分析 〜会話と食事動作はどう制御されるか?〜
       武川直樹, 峰添実千代, 徳永弘子, 湯浅将英, 瀬下卓弥(東京電機大学), 立山和美, 笠松千夏(味の素)

    • 27日(2日目)9:30-12:00

      09:30-10:05 正直な謝罪意図の伝達とコストリー・シグナリング
       大坪庸介, 渡邊えすか(神戸大学)

      10:05-10:40 コストのかからない謝罪が効果をもつとき
       渡邊えすか, 大坪庸介(神戸大学)

      10:40-11:15 笑いによる気分誘導がコミュニケーション行動に及ぼす影響
       藤原 健, 大坊郁夫(大阪大学)

      11:15-11:50 説得場面における社会的スキルの役割(2) 〜音声・映像提示刺激による実験的研究〜
       横山ひとみ, 大坊郁夫(大阪大学)


  • 第17回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
    [日時]
    2008/10/29(水)14:00-17:30
    [場所]東京大学工学部新2号館231号講義室
    [発表者]
    森川治氏(産業技術総合研究所)
    [タイトル]
    「対話のための電子の鏡:ハイパーミラー」
    [アブストラクト]
     
    ハイパーミラーは対面対話を模倣するのではなく,メディア対話ならではの楽しみを提供することを目指して考案した新しい対話方式です.よく誤解されるのですが,ハイパーミラーはハードウエア(装置)の名前ではありません.ヒトがハイパーミラー映像という1台のカメラで撮影したような合成映像を,1台のカメラで撮影した映像として理解(誤解)して対話する行為がハイパーミラーです.したがって,ハイパーミラーが可能な装置(ハイパーミラーシステム)があるからといって,それで対話すればハイパーミラー対話になるわけではありません.同じ映像であっても,あるヒトにとってはハイパーミラー映像であったり,別のヒトにとっては単なる合成映像であったりします.ハイパーミラーを定義するとなると,物理現象ではないので,結構面倒です.しかしハイパーミラー対話自体は決して難しいものではなく,鏡を見て写っているのが自分だと分かるなら誰でも楽しむことができます.実際,幼児(5歳)からお年寄り(70歳代)までハイパーミラー対話が成立している(らしい)ことを確認しています.
     本報告では,筆者が観察してきたハイパーミラー対話者のいろいろな行動を紹介し,その行動とハイパーミラーが果した役割について検討したことを報告したいと思います.


  • 第18回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会(スチューデントセッション
    [日時]
    2008/12/24(水)14:00-18:00
    [テーマ]プロソディ〜言語と情動のインタフェース

    [場所]京都大学学術情報メディアセンター北館2階会議室
    [第1発表者]久保田ひろい氏(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 M1)
    [タイトル]「イントネーションの創造力:語尾上げ口調はなぜ多用されるか?」

    [アブストラクト]
     現在,英語圏全体で,High Rising Terminal (以下HRT)と呼ばれる「語尾上げ口調」の使用の拡大という言語変化が起きている.例えば,My name is Robin? (注:"?"で上昇調を表す)のように,疑問文とは解釈できないような文脈でyes-no疑問文で使用される上昇調と非常に似たタイプのイントネーションが使用されるというのが,この変化の特徴であるイントネーションのバリエーションは大きく分ければ上がるか下がるかしかないにも関わらず,今まで下降調が使用されていた部分に上昇調が使用されるようになるという現象は注目すべき言語変化である.
     本研究では,HRTの多義性に注目し,1990年代以降の映画から収集した音声データから,HRTが使用されている発話を抜き出し,コンテクスト別に分類し,コンテクストとの結束性について検討した.さらにそれぞれのコンテクストにおいてHRTがどのような役割を果たしているのかを考察した.さらに,新しい上昇調の使用を従来のものと比較し,上昇調の機能拡張プロセスのモデル化を試みた.

[第2発表者]有本泰子氏(東京工科大学大学院 バイオ・情報メディア研究科 D2)
[タイトル]「話者の感情状態の変化量を推定する韻律的特徴の検討」

[アブストラクト]
 コンピュータとの円滑なコミュニケーションを実現するため,話者の感情を,その程度も含めて,システムが把握することが有用である.話者の感情は対話の流れに強く影響されて変化し,話者の表現の変化によって,聞き手に話者の感情の程度が伝わる.これまでの多くの感情音声の研究では,対象とする発話の特徴のみに着目しており,同一話者の先行発話との関係から,感情の程度の変化について検討することはなかった.対話中の発話に表出する話者の感情の程度をより正確に推定するためには,同一話者内における先行発話と後続発話の感情の程度の差と韻律的特徴量の変化との関係を明らかにする必要がある.
 本研究では,感情を怒りに限定し,同一話者の連続した二つの音声が伝達する怒りの程度の変化量と韻律的特徴量の差との関係を明らかにする.怒りの程度の変化量を推定する情報として,韻律三要素である声の高さ・強さ・速さ/長さを発話ごとに求め,分析対象となる発話とその直前の発話との差から,怒りの程度の変化量との関係について分析を行った.その結果,声の強さおよび長さが,怒りの程度の変化量と中程度の相関を示し,これらの韻律的特徴から話者の怒りの状態の変化量を推定することが可能であることが分かった.


  • 第3回VNV年次大会
    [テーマ]コミュニケーションの「場」を捉える
    [日時]2009/3/23(月)・24(火)
    [場
    所]島根大学松江キャンパス Room E(502教室)
    [参加費]無料(但し,予稿CD-R代:500円)
    [タイムテーブル]
    3/23(月)
    13:00-15:30 セッション1:医療の「場」
     〜指定討論者:榎本美香(東京工科大学)
     (1)「精神障害者のコミュニケーションの場を捉える」
      山川百合子(茨城県立医療大学)
     (2)「外傷性脳損傷者のインタビューにおける障害の自己言及について」
      松岡恵子(蒲田寺子屋/国立精神・神経センター精神保健研究所)
      小谷泉(ケアステーション・コナン)
      山里道彦(筑波記念病院精神科)
      金吉晴(国立精神・神経センター精神保健研究所)
    15:30-15:50 Coffee Break
    15:50-17:20 セッション2:身体の「場」
     〜指定討論者:中野有紀子(成蹊大学)
     (3)「実空間と仮想空間をつなぐ人間の身体定位」
      鈴木聡(青山学院大学)

    -3/24(火)
    08:30-10:00 セッション3:対話の「場」
     〜指定討論者:岡本雅史(東京工科大学)
     (4)「インタビュー対話におけるトピック設定質問―「〜ですが…ですか」型の分析を中心に―」
      増田将伸(甲子園大学)
    10:15-10:30 Coffee Break
    10:30-12:00 招待講演
     〜司会:松坂要佐(産業技術総合研究所)
    「マルチモーダル会話ロボットとグループコミュニケーション」
    小林哲則(早稲田大学)


  • 第19回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
    [日時]2009/5/31(日)14:00-18:00
    [場所]
    成蹊大学 14号館2階202室
    [発表者]井上明人氏(国際大学グローバルコミュニケーションセンター)
    [タイトル]「コンピュータ・ゲームは,プレイヤーに何を見せるのか」
    [アブストラクト]
     本発表では,エンタテインメントのために発展したコンピュータ・ゲームが,いかに画期的なコミュニケーション・メディアたりえたのか,ということを説得的に示す.行動様式や,感覚を伝達するためのメディアとしてコンピュータ・ゲームというメディアは実に特殊な発展を遂げており,おそらく超長期的な視点に立てば社会における重要なコミュニケーション・メディアの一つとして位置付けられる可能性すら存在する.
     コミュニケーション・ツールとしての利用は,現在「シリアス・ゲーム」―社会利用を目的としたコンピュータ・ゲーム―と呼ばれる概念として結実しつつあり,社会利用の側面がクローズアップされるようになってきたが,コンピュータ・ゲームが可能にした行為の面白さは,どちらかと言えば,未だ社会利用のすすんでいないシーンにこそ存在する.
     「ゲーム」「遊び」といった概念のモデル化や,コンピュータ・ゲームが持ち得たメディアとしての特殊性を概念的に整理しつつ,動画を交えて様々な事例を紹介してゆきたい.


  • 第20回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会(スチューデントセッション
    [日時]2009/6/28(日)
    14:00-18:30
    [テーマ]話し手と聞き手をめぐるコミュニケーション的課題

    [場所]京都大学学術情報メディアセンター北館2階会議室
    [第1発表者]川田 拓也 氏(京都大学 大学院文学研究科 D3)
    [タイトル]「見つめる言い淀みと目をそらす言い淀み〜ポスター会話からの事例を通じて〜」

    [アブストラクト]
     日本語はフィラー(言い淀み)の種類が多様であり,その形式によって振るまいが異なる場合がある事が指摘されている (定延・田窪 1995).また,これまで,言い淀む話し手は,相手から視線をそらしやすいことが観察されてきた (Kendon 1967).
     本発表では,一人の発表者と二人の聞き手から構成されるポスター発表形式の対話コーパスを用いて,ポスター発表者の発するフィラーと視線を観察した結果を報告し,以下で述べる観察事例を通じてフィラーの形式間における自己/他者指向性の差異に注目した記述の可能性を探る.
     まず,「えー(と)」形式のフィラーと「あの/その」など指示詞形式のフィラーを対象に,それぞれのフィラーと同期する視線に注目した.その結果,特に「えー(と)」形式のフィラーが発せられている間は視線が相手に向けられていない場合が多く,一方で,指示詞形式のフィラーでは比較的相手に視線が向けられていた.また,ポスター発表前半は指示詞形式のフィラーをあまり発しなかった発表者が,後半で聞き手からの質疑が始まり,相互行為が活発になると,指示詞形式のフィラーを多く発するようになった事例を報告する.
     上記の観察事例より,「えー(と)」形式のフィラーは,より話し手自身に向けられたフィラーといえ,指示詞形式のフィラーは比較的聞き手に向けられたフィラーであることが示唆される.

[第2発表者]小島 敬 氏(京都大学 大学院情報学研究科 D1)
[タイトル]「対話の時間構造に着目した聞き上手な留守番電話の設計」

[アブストラクト]
本研究では,対話における聞く行為を明らかにするために,時間構造に着目した聞き上手な対話システムの設計を行う.ここで,聞き上手とは,話し手の自発的な発話を聞き手が引き出すことと捉える.我々はカウンセラーの対話の時間構造に着目し,話し手に話し始めるきっかけを与える「促しモード」,話し手に対して理解を表現する「理解モード」という2つのモードの切り替えを聞く姿勢としてデザインした.このようなモードの切り替えが有用であることを確かめるため,留守番電話という状況において「促し」モードから「理解」モードの流れを作るシステムを設計した.WOZ方式による対話実験の結果,メッセージが残しやすかったか,対話中にリラックスできたか,聞いてくれている感があったか,という3項目において,提案した応答の流れが高い評価となっており,本研究での聞く行為のデザインが聞き上手に繋がることが示唆された.


  • 第21回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
    [日時]2009/8/24(月)14:00-17:30
    [場所]国立情報学研究所 1208/1210
    [発表者]湯浅将英氏(東京電機大学)
    [タイトル]「発話交替態度モデルを用いたアバタ会話システム -人同士の気持ちのわかりあいの解明に向けて-」
    [アブストラクト]
    多人数会話は,「誰かが話し終わったから,次に誰かが話す」 という単純なものではなく,話し手は「自分の話が終わるので 誰かに話させよう」,聞き手は「話し手の話が終わりそうだから 次に自分が話そう」などと思いながら会話が進む.本研究では, 「話したい/話してほしい」という気持ちや態度を含んだ発話交 替のモデル化を目指す.この目的のため,アバタを介した3人の ユーザ間で「話したい/話して欲しい」気持ち(発話交替態度)を, ユーザの手のジェスチャや体の動き等の表現を伝えることで,思 い通りの発話交替を促せるアバタシステムを作成した.本システ ムは,人の観察より得られた発話交替モデルに従った動作 の表出と画像認識をしており,システムで観察される発話交替を検証 することで,人の発話交替の仕組みの解明が目指せる.本発表 では,システムで用いた発話交替態度モデル,アバタシステムで 観察される発話交替,さらに抽象的な形状のエージェントによる 発話交替等について議論する.

  • HCS+VNV共同開催研究会(第22回VNV研究会)
    [期日]2009年10月 8日(木) 〜 9日(金)
    [会場]コミュニティ嵯峨野
    [URL]http://www.com-sagano.com/
    [招待講演]三宮真智子氏(阪大)「人間のコミュニケーションにおけるメタ認知」
    [パネルディスカッション]コミュニケーションのメタレベルを巡って
     パネリスト:高梨克也氏(京都大学),榎本美香氏(東京工科大学),岡本雅史氏 (東京工科大学)
     指定討論者:三宮真智子氏(大阪大学)
     

  • 第23回VNV研究会(@2009HCGシンポジウム)
    [期間]2009/12/10 (木)〜12 (土)
    [会場]札幌コンベンションセンター
    [URL]http://www.ieice.org/~hcg/sympo2009/
    [VNV企画セッション]
     K3: 社会学的アプローチによる人−人、人−ロボットのコミュニケーション研究
    [日時]12月11日 (金) 17:05〜18:35
    [場所]206 会議室
    [企画概要]
     本企画では,2 名の招待講演者をお招きし,「相互行為」の観点から人−人,  人−ロボットのインタラクションを社会的活動として捉えなおすとともに,両者の  アプローチの違い,共通の問題意識について議論します.
     
    [招待講演1]岡田みさを氏(北星学園大学 経済学部 准教授)
    「相互行為的コミュニケーションの様相:会話参与者による参加の調整」
     この発表では,ボクシング指導の場において,時間軸に沿って進むコーチの発話文  の途中で,コーチと ボクサーが今どのような行動が行われているのかをお互いに  提示したり,またその行動を理解しようとしたりする,その「相互モニター(‘mutual  monitoring’, M.H.Goodwin (1980)」の様相を分析する.参加者たちは,相手の言語  行動や非言語行動(視線,体の姿勢など)をモニターしながら一つの文が完結する  前であっても,今,何が起こっているのかを分析し,また今何が起ころうとしているの  か予測して,自分が 今取るべき言語行動,視線,体の姿勢などを試し,修正し,  調整を続けている.

    [招待講演2]久野義徳氏(埼玉大学 大学院理工学研究科 教授)
    「相互行為分析に基づくロボットの開発」
     人間と共生するロボットの重要な技術として,近年,人間とロボットのインタラク ション  に関する研究が盛んになってきている.この分野の研究を進めるには,人間について  知る必要がある.そこで,著者らのグループでは社会学のエスノメソドロジーを  専門とする研究者とロボットを専門とする研究者で以下のような方法で共同研究を  進めている.まず,実際の現場で人間同士のインタラクションをビデオ撮影し,それを  相互行為分析・会話分析の手法により調べ,どのようなロボットを開発するかの知見  を得る.そして,それをもとにロボットを開発する.最後に,そのロボットと人間の  インタラクションをビデオ撮影し, 人間同士の場合と同様に分析する.この部分は,  まずは実験室環境で行うが,最終的には実際の現場でも行うように努めている.  ここでは,このようなアプローチで研究を進めているミュージアムガイドロボットと  介護ロボットについて紹介する.


  • 第4回VNV年次大会
    [日程]2010/3/5 (金)・3/6 (土)
    [会場]国立情報学研究所 20F 実習室1&2
    [プログラム]
    3/5 (金) 13:30-18:20
    〈第一部:一般発表〉
    13:30-15:00 第1発表:森 大毅(宇都宮大学)
    「表情豊かな会話におけるパラ言語情報研究のための音声対話データベース―設計・分析・アプリケーション―」
     宇都宮大学パラ言語情報研究向け音声対話データベース(UUDB)は,表情豊かな会話におけるパラ言語情報の運用・構造・効果を明らかにする研究のために開発された公開コーパスである.UUDBの最大の特徴の1つは,全ての発話に対し,話者がどのような感情状態であったと感じられるかを主観的に評価したラベルが付与されていることである.感情状態の記述には,感情心理学・社会言語学を背景として定義された6抽象次元が用いられている.これにより,基本感情にとどまらない広い意味での感情状態が表現できる.
     本発表では,タスク,アノテーションなどUUDBの設計・構築から,感情状態の認識・パラ言語情報を表現する音声ならびに表情の合成といったUUDBの応用までを概説するとともに,音声が伝達するパラ言語情報研究の今後の課題について議論する.

    15:10-16:40 第2発表:名塩 征史(北海道大学大学院)
    「主体的な参与者の「知覚」に制御された日常会話の展開分析」
     普段の何気ない会話の場では,多種多様な事象が矢継ぎ早に,時には同時に,現れては消えてゆく.そうした一見混沌とした会話の様相を捉えるためには様々な視点から会話のあらゆる側面にアプローチし,知見を重ねる必要がある.本研究は,会話の新たな一側面を明らかにすべく,3〜4名の日本人による会話の展開を,素朴な会話の実践者たる各参与者の主体性を踏まえ,捉え直そうとする試みである.
     本発表では,次の二つの展開について,具体的な事例をもとに考察する.一つは,会話の途中に時折生じる参与者同士の振る舞いの「競合」が,自然とある方向性に足並みを揃え「協応」へと移行していく展開である.もう一つは,参与者間の呼応関係が状況に応じて変化し,会話の場が一時的に重層的な様相となる展開である.これらの展開を,主体的な参与者の「知覚」,すなわち,自らの見え/聞こえの中から利用可能な情報を選択・抽出する活動との関連から詳しく分析・考察する.

    16:50-18:20 第3発表:棟方 渚(札幌市立大学)
    「生体信号を利用したインタラクティブゲームとその評価」
     これまでに開発した生体信号を利用したインタラクティブゲームの紹介と,ゲームの構成に必要となる要素を,ユーザ評価実験を基に説明する.本研究では,主にユーザの精神性発汗によって変動する皮膚表面抵抗を利用した.この生体信号は,非侵襲型の自作の装置を用い,ユーザの手掌部に装着した一対の電極から測定される.手掌部の皮膚表面抵抗の主な機能は,手先の器用さを促進することにあり,脅威状況時に危険に対する最良な反応(闘争あるいは逃走)として手掌を適当に湿潤させるものである.
     本研究では,このような人の機能を利用し,脅威状況としてゲームイベントを発生させ,それに対するユーザの身体的反応をさらにゲームイベントに反映させるといったバイオフィードバックを試みた.それらのゲームの評価実験について,ユーザの特性や個人差による影響や,実験における諸問題などを含め,自作の測定装置やインタラクティブゲームの紹介を行う.

    3/6 (土) 10:00-17:30
    10:00-11:30 第4発表:岡本 雅史(東京工科大学)
    「相互行為を見せるということ―〈オープンコミュニケーション〉の認知的デザインに向けて―」
     本発表は,二者間の対話や相互行為を通じて外部の聴衆やユーザに情報・情動伝達を行うインタラクション様式である〈オープンコミュニケーション〉(岡本ら 2008)に注目し,漫才対話や料理番組,TVニュース,そして通販番組など,多様なドメインに跨る事例分析を行う.これにより,単純な発信型情報コンテンツから脱却した,認知主体としての情報享受者が自然に没入可能なマルチモーダルな情報コンテンツを効果的にデザインする可能性を拓くことを企図する.特に,参与者の相互行為を非参与者に示す上で,メッセージの外部指向性がどのように実現されているか,また相互行為が行われる場のリアリティがどのように維持されているか,そして,情報享受者が「共感チャネル」を通じてどのようにヴァーチャルな相互行為の場に認知的に関与していくか等に焦点を当てることで,認知とコミュニケーションが重層的に絡み合う情報コンテンツのデザイン指針を得たいと考える.

    〈第二部:テーマセッション〜コミュニケーションの「視線」を捉える〉
    13:00-14:00 テーマセッション1:視線の意味とアノテーション
    ・司会・話題提供1:榎本 美香(東京工科大学)
     「話者交替の中の視線」
    ・話題提供2:坊農 真弓(国立情報学研究所)
     「手話会話の中の視線」
    ・話題提供3:大庭 真人(東京工科大学)
     「漫才対話の中の視線」
    14:10-15:10 ディスカッション

    15:20-16:20 テーマセッション2:視線の計測とその応用
    ・司会・話題提供4:平山 高嗣(京都大学)
     「Gaze and Mind Probing:プロアクティブインタラクションによる視線と心的状態の推定」
    ・話題提供5:大野 健彦(NTTサイバーソリューション研究所)
     「角膜反射法に基づく視線検出とその応用」
    ・話題提供6:角 康之(京都大学)
     「マルチモーダルデータを利用した多人数会話分析」
    16:30-17:30 ディスカッション


  • 第24回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会
    [日時]2010/4/21(水)14:00-17:30(最大延長18:00まで)
    [場所]京都大学工学部3号館(電気系総合館)3F中会議室

    [発表者]細馬宏通氏(滋賀県立大学人間文化学部)
    [タイトル]
      高齢者はいかにして立ち上がるか−グループホームでの事例分析−

    [アブストラクト]
    高齢者にとって「立ち上がる」ことは、日常生活で頻出する重要な行動である。 立ち上がりはしばしば、高齢者の身体能力の問題として取り上げられることが 多い。が、身体能力だけでは説明のできない原因によって、立ち上がりに困難 が生じることが、認知症高齢 者ではしばしば起こる。たとえば、アルツハイマー 型の認知症では、記憶力以外に、注意能力が問題となる。とりわけ複数の課題 を同時に行うときに注意を振り分ける「分割的注意」そして、分割的注意をコン トロールする「実行機能」の問題が指摘されている。注 意と実行機能の問題は、 日常生活のさまざまな場面、たとえば「立ち上がる」といういっけんシンプルな 行動にも表れる。本発表では、グループホームでの参与観察から得たいくつか の立ち上がり行動を事例分析し、まず立ち上がりが、実は複数の課題に関わる 場合 があることを示す。さらにそれが介護者との相互行為によって解決されて いることを、発語と身体運動の連鎖から明らかにする。最後に事例分析から 得られる含意を簡単に紹介し、ディスカッションへと開きたい。

  • 第25回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会

    [日時]
    2010/7/1(木)14:00-17:30(最大延長18:00まで)
    [場所]
    国立情報学研究所12階1208/1210

    [発表者]
      三宅美博氏(東京工業大学大学院総合理工学研究科)
    [タイトル]
      共創としてのコミュニケーションデザイン
    [アブストラクト]
    人間のコミュニケーションを主観的領域のインターパーソナルな共有という 観点から分析し、それを「共創システム」として人間と人工物のインタラクション の中に再構成する方法について説明します。ここでは人間を内側から捉える ことによって、明在的な情報だけではなく、それと同時にインプリシットな「場」 の重要性に注目し、創出的な知としてのコミュニケーションとそのデザインの 可能性を検討します。これは人間が創りだしてきたさまざまな人工物(機械だけ でなく社会システムなども含む)の設計論の基盤に関わっており、客観性に 偏り過ぎ閉塞感に陥ってしまった現代の自己完結的システムが、身体と こころを回復するための手順とも解釈できるものです。具体的には、これまで われわれが取り組んできた、主観的な時間とタイミングの共創に関する話題 (「間(ま)」が合うこと)について、基礎的研究から インタフェースの設計論まで、 広い視点から研究成果をご紹介したいと思います。

  • HCS+VNV共同開催研究会(第26回VNV研究会)
    期日: 2010年 8月27日(金)〜28日(土)
    会場: 早稲田大学 55号館N棟大会議室(西早稲田キャンパス)

    テーマ:「言語コミュニケーションとそのフィールド」および一般

    [招待講演]葛岡英明氏(筑波大)「工学と社会科学による共同研究の実践」
    ※当日のプログラムはこちら

  • 当日の資料は会員限定で閲覧可能