VLD研究会の紹介
最近の VLSI (Very Large Scale Integration、 超大規模集積回路) 技術の発展には目覚ましいものがあり、西暦 2015 年には 100億個の トランジスタが 1 チップに搭載されるといわれています。これに伴 い、VLSI チップの設計はますます複雑化、大規模化し、VLSI 設計に おける諸問題に総合的に取り組むことが不可欠となっています。本研 究会では、VLSIに関する設計技術について、基礎研究から新規応用分 野への展開をも考えた幅広い研究活動を通して、社会に貢献していく ことを使命としております。
今後の VLSI とくに情報システム全体を 1 チップに集積したシステ ム LSI を設計する上では、ディジタル/アナログ混載技術やソフトウ エア技術など、様々な技術の融合が不可欠です。本研究会では、VLSI 応用としての並列・分散アルゴリズムや VLSI 設計のための方法論、 システムレベル設計からレイアウト設計に至る、各種の設計自動化 (Electronic Design Automation、 EDA)手法および計算機援用設計 (Computer Aided Design、 CAD) 手法、さらに、それらを支える基本 アルゴリズム及びデータ構造を対象分野として幅広く研究者が集まり 活発な議論をしています。また、特集テーマを設けて、本学会内の 「アーキテクチャ研究会」、「回路とシステム研究会」、「ディジタ ル信号処理研究会」、「リコンフィギュラブル研究会」、「集積回路 研究会」、「ディペンダブルコンピューティング研究会」との連携は もとより、情報処理学会や応用物理学会の関連研究会とも協力関係を を持ちつつ、研究会の活性化を行っています。
具体的に取り扱う主要研究分野は以下の通りです。
  • VLSI 設計方法論
  • VLSI アーキテクチャ
  • ハードウエア/ソフトウエア・コデザイン
  • 機能合成
  • 論理合成
  • 低消費電力設計
  • シミュレーション (システムレベル、機能、論理、回路、プロセス、デバイス等)
  • ハードウエア/ソフトウエア・コシミュレーション
  • 形式検証
  • Design For Testability (テストパターン生成, テスト容易化設計)
  • フロアプラン、 配置, 概略配線、 詳細配線
  • レイアウト検証
  • アナログ回路設計
  • セル/モジュール設計
  • CAD フレームワーク
  • その他 VLSI 設計と CAD アルゴリズムに関連する分野