電子情報通信学会思考と言語研究会・早稲田大学情報教育研究所共催の研究会では、2003年度より2008年度まで「言語の学習」・「言語と学習」を中心的なテーマとして、音声処理・言語処理などの知的情報処理研究やコーパス研究の成果を言語のe-learningシステムに活用する方策や、言語の認知・知覚と学習・試験との関連性について議論を進めてきました。こうしたなかで、コミュニケーションや学びを支える「場」の持つ意義が認識されるようになってきました。こうしたことから2009年度の研究会より、『言語と学習』に加えて『場の共創』をテーマに加えることとしました。今年度も、『言語の学習』・『学習において言語の果たす役割』・『学びにおける場の果たす役割』・『コミュニケーションと場とのかかわり』などについての研究発表を広く募集します。
質疑応答を含めて 30 分程度の発表を基本としますが、構想段階の研究について短い報告をしてコメントを求めたい、開発中のシステムに実際に触れてもらいたい、というような「短い発表」ならびに「インタラクティブな発表」についてご要望がありましたら、時間ならびに会場施設の許す範囲で対応したいと思いますので、発表申し込みの際にお知らせください。
研究会のテーマに関わる以下の招待講演を予定しております:
講演者:名古屋大学長尾確先生
題目:「ディスカッションマイニング:対面式会議での議論からの知識発見(仮題)」
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