電子情報通信学会 思考と言語研究会・早稲田大学 情報教育研究所共催の研究会では、2003年度より2007年度まで「言語の学習・教育」を中心的なテーマとして、音声処理・言語処理などの知的情報処理研究やコーパス研究の成果を言語の e-learning システムに活用する方策や、言語の認知・知覚と学習・試験との関連性について議論を進めてきました。

今年度の研究会では、「言語と学習」をテーマとして広く一般発表を募集します。これまでにひきつづいて『言語の学習』に関連する発表も歓迎しますが、このほか『学習において言語の果たす機能』に関する発表の申し込みも期待しております。

- 学習者の産出する（中間）言語についての理論的・実証的研究

例： 学習者コーパスの構築・分析

例： 言語接触と言語学習

- 言語の『頻度』・『難易度』・『複雑性』についての研究と提言

例： readability と graded readers

例： 学習者と学習素材のマッチング・ナビゲーション

- 協調的共同学習における『ことば』の働きについての研究

例： コーチングにおける言語の機能

例： 学習者間の「引用関係」の可視化