研究会名称変更について (平成13年度)

 

情報文化と倫理研究会平成13年度専門委員長 石崎靖敏

 

情報文化と倫理研究会(FACE2001年度までの主要テーマは、倫理綱領、倫理教育、および大学ネットワークの管理でありました。これらの内、倫理綱領については1998年に学会としての倫理綱領として結実し、現在はその保守の段階にあると考えられます。また大学ネットワークの管理については、ガイドラインの作成がほぼ集約の段階にあります。これらのテーマの研究は勿論、綱領やガイドラインの作成によって終了するものではありません。

一方、情報通信技術と社会とのかかわりという観点で見ると、著作権保護と研究発表の自由、プライバシー保護、デジタル・デバイド、ハンディキャップト、地域社会文化対グローバル標準、情報通信技術の経済効果など、本学会会員がその検討に参加すべき問題は数多くあるように思われます。これらの問題は、法制度を含む規範、および経済的な影響等の社会科学的な側面を含んでいると考えられます。

当研究会のもう一つの問題は、企業からの参加が少ないという点でありました。その是非については議論があるかもしれませんが、企業の通常の業務活動として文化への参加は抵抗があるという指摘もありました。

これらの問題について研究専門委員会で検討してまいりました結果、「技術と社会・倫理研究専門委員会(研究会)」(Social Implications of Technology and Information Ethics 略称:SITEの名称に変更することになりました。多くの方々の研究発表を期待しております。