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第32回 光通信システムシンポジウム ポスター発表

OCS_Symposium

 電子情報通信学会・通信ソサイエティ・光通信システム研究会 (OCS) では、毎年12月に第2種研究会として「光通信システムシンポジウム」を開催しています。今年も12月18日()・19日()の両日 (曜日にご注意ください)、東レ総合研修センター (静岡県・三島市) において「第32回光通信システムシンポジウム」を開催致します。
 昨年に引き続き、若手研究者を対象に、ポスターセッションを公募します。発表者は33歳未満の方を推奨いたします。下記の分野に関係し、且つ学術的内容に限ります。また、論文賞・奨励賞のポスター発表も同時に行ないます。

プログラム

※ポスター番号が奇数の場合前半(15:35〜16:15)、偶数の場合後半(16:15〜16:55)の発表となります。発表時間が変更になりましたので御注意下さい。

[論文賞]

  • P-1: 「光固有値多重による超多値変調信号の生成」
    ○丸田 章博, 瑞木 崇人 (阪大)
    光ファイバの非線形性に起因する波形ひずみの影響を受けない光固有値変調方式において,N個のバイナリデータを、N個の固有値の有無に対応させることによって、2のN乗値の変調信号の生成が可能である.本研究では,N個の固有値を持つN-ソリトン解の信号波形を求める方法を示し,N = 16の場合について,2の16乗(= 65,536)値の超多値変調信号が生成可能であることを示した。

[奨励賞]

  • P-2: 「平坦化研磨MCFによるPC接続256コアMPOコネクタ」
    ◎齊藤 侑季, 森島 哲, 真鍋 賢, 中西 哲也, 佐野 知巳, 林 哲也 (住友電工)
    マルチコアファイバを用いて超高密度256コアMPOコネクタを試作し,標準的な22 Nの嵌合力で全コアPC接続を実現した.押圧変形解析によりPC接続条件を求め,平坦化研磨により全256コアで40 dB以上の反射減衰量を達成した.

  • P-3: 「MCFコネクタを用いたPC接続におけるフェルール端面変形解析」
    ◎境目 賢義, 荒井 健汰, 園田 輝, 長瀬 亮 (千葉工大)
    光コネクタ接続の要となるPC接続は既に確立しているが,PC接続時のファイバ端面の詳細な変形は未だ解明されていない.本検討ではマルチコアファイバ各コアの反射減衰量の変化を測定し,その測定を基に有限要素解析を行うことでファイバ端面の微小変形を明らかにした.

  • P-4: 「偏波多重パイロットトーンを用いたフィードバックフリー適応等化コヒーレント光受信器」
    西山 智貴, 袁 帥, ○五十嵐 浩司 (阪大)
    本研究ではディジタルコヒーレント受信器において,フィードバック型制御を一切用いない適応等化を提案する.偏波多重パイロットトーンを用いることで,受信信号における偏波回転と搬送波位相揺らぎを補償する.スペクトル線幅100 kHzの局所光を用いたコヒーレント受信時において偏波多重64直交振幅変調光信号のビット誤り率(bit-error ratios)特性をシミュレーションで評価した.

[カテゴリ1: 光ファイバ伝送路]

  • P-5: 「熱拡散コア技術を用いたシリコン導波路との高効率結合用ファイバ」
    ◎小田 拓弥, 平川 圭祐, 市井 健太郎, 愛川 和彦 (フジクラ)
    シリコン微小導波路と標準光ファイバを高効率結合できるブリッジファイバとして、熱拡散コア技術を用いたシングルモードおよび偏波保持ファイバを開発した。本発表ではファイバの構造や結合効率について述べる。

  • P-6: 「同心2重コア型多機能ファイバ」
    ◎日高 隆揮, 三科 健, 丸田 章博 (阪大)
    同心2重コア型数モードファイバの中心コアで情報を伝送し,その外側の円環状コアを歪みセンサとして用いる多機能ファイバを提案し、クラッド部で生じた歪みが各コアの伝搬光に与える影響の解析結果を示す.

  • P-7: 「参照光不要型の低コヒーレンスディジタルホログラフィによるDMD計測におけるノイズ低減」
    ◎星野 翔吾, 岡本 淳, 小川 和久, 富田 章久 (北大), 若山 雄太, 釣谷 剛宏 (KDDI総合研究所)
    We present a low-noise and reference-free implementation of differential mode delay measurement by using a single-mode fiber as a higher-order mode filter. The experimental results showed the method significantly decreased noise power.

  • P-8: 「マルチコアEDFA用ファンアウトの耐高パワー特性」
    ◎川崎 浩平, 吉岡 和昭, 前田 幸一, 高坂 繁弘, 杉崎 隆一, 塚本 昌義 (古河電工)
    一括励起型マルチコア-EDFAにおいて、EDFの各コアに対して信号を入出力するためのファンアウトの高パワー耐性を評価した。マルチコアファイバとファンアウト接合部に対して、出力パワー26.8 dBmに対する特性の劣化がないことを確認した。

[カテゴリ2: 光通信方式]

  • P-9: 「Probabilistically Shaped 16QAM を用いた弱結合10モード多重伝送時の周波数利用効率改善」
    ◎別府 翔平, 相馬 大樹 (KDDI総合研究所), 若山 雄太 (KDDI), 角田 聖也 (KDDI総合研究所), 五十嵐 浩司 (阪大), 高橋 英憲, 釣谷 剛宏 (KDDI総合研究所)
    近年、従来のQAMよりも周波数利用効率を改善する変調方式としてProbabilistically Shaped (PS) - QAMが注目されている。本研究では、上記PS技術に弱結合モード多重伝送技術を組み合わせた際の周波数利用効率改善効果について報告する。

  • P-10: 「32-Gbaud PDM-16QAM信号のコア拡大型光ファイバ伝送特性評価」
    ◎齋藤 航平, 関 剛志, 小谷川 喬, 前田 英樹 (NTT)
    32Gbaud PDM-16QAM(200Gbps/λ)信号の700km伝送について、コア拡大型光ファイバ、SSMF、DSFを含む複数のファイバ種別に対する信号品質を評価した.

  • P-11: 「アナログ積分回路を用いた相関受信器におけるカットオフ周波数及び量子化ビット数の受信性能への影響」
    ◎中田 詩穂, 三好 悠司, 久保田 寛和, 大橋 正治 (阪府大)
    相関受信器を用いた光時分割多重伝送方式において,受信時に生じる符号間干渉,白色ガウス雑音及びAD変換器の量子化誤差の影響について検討する.また,受信器のカットオフ周波数及び量子化ビット数と受信性能の関係について明らかにする.

  • P-12: 「光電気変換型位相共役器による強度変調光信号の非線形劣化補償」
    ◎武田 凌, 松本 正行 (和歌山大)
    光ファイバ伝送路における分散およびカー非線形効果による信号歪みは,伝送路の中点に位相共役器を配置することによって補償することができる.本報告では,光電気変換型位相共役器によってこれらの劣化が補償されることを示す.

  • P-13: 「コヒーレント光伝送におけるクロストークによる伝送品質の劣化に関する一検討」
    ◎青木 翔, 吉野 隆幸 (東京電機大)
    光通信システムの大容量化に伴い、伝送線路や各種デバイスで発生するクロストークによる伝送品質の劣化が問題として台頭してきている。本研究ではコヒーレント光伝送システムにおけるクロストークの影響について検討する。

  • P-14: 「水噴霧によるレーザ光散乱を用いた空間通信方式の提案」
    ◎宮澤 尭実, 山林 由明 (千歳科技大)
    レーザを用いた可視光室内通信において、データで変調されたレーザ光を卓上加湿器から発生させた噴霧に当てる。その散乱光を光軸外で受光することで、見通し外での受信が可能であることを実験的に確認したので報告する。

  • P-15: 「MIMO技術を用いたWDM-OFDM可視光通信実験」
    ◎大村 成勲 (京都工繊大), 岩松 隆則 (富士通テレコムネットワークス), 大柴 小枝子 (京都工繊大)
    マルチカラーLED照明を利用した可視光通信における光波長分割多重通信システムの実験を行った.MIMO技術を用い隣接色LEDのスペクトル重なりによるクロストークの除去法を提案し、実験により有効性を確認した。

[カテゴリ3: 光通信網・規格]

  • P-16: 「光ファイバ無線における光信号送信部の構成の検討」
    ◎林 佑哉, 大柴 小枝子 (京都工繊大), 岩松 隆則 (富士通テレコムネットワークス)
    光ファイバ無線における光信号送信部の構成において,無線RF信号で光強度変調するアナログRoF方式,光ヘテロダインを利用する方式,および中間周波数で光強度変調するIFoF方式について,シミュレーション解析による特性の比較・評価を行った。

[カテゴリ4: 光通信機器]

  • P-17: 「クラッド一括励起型マルチコアEDFAの1480nm帯光源による光増幅効率改善」
    ◎松本 恵一, 竹下 仁士, 柳町 成行 (NEC), 前田 幸一, 高坂 繁弘, 杉崎 隆一 (古河電工), ル・タヤンディエ・ドゥ・ガボリ・エマニュエル (NEC)
    マルチコア光増幅器のクラッド一括励起方式における光増幅効率に関し、励起光源として1480nm帯を用いた場合と、980nm帯を用いた場合との比較を行った。その結果、同一強度の励起光注入により最大3.6dBの利得改善を確認したので報告する。

[カテゴリ5: デバイスの光通信システム応用]

  • P-18: 「InP系多値変調素子における破壊電圧の支配要因」
    ◎田中 肇, 石川 務, 江川 満 (住友電工)
    InP多値変調素子の信頼性保証のために、故障モードを調べている。入射光強度・波長と破壊電圧の関係を調査したところ、マッハツェンダーの電極端の光吸収電流密度がしきい値を超えると破壊されることが明らかになった。

  • P-19: 「参照光角度を二次元に変化させた体積ホログラム空間モード分離器による6モード分離実験」
    ◎柴 泰純, 岡本 淳, 小川 和久, 富田 章久 (北大), 高畠 武敏 (オプトクエスト, 北大), 品田 聡, 和田 尚也 (NICT)
    モード分割多重伝送の実現に向けた体積ホログラムを用いた空間モード分離器において,ホログラムの多重方向を工夫し,初めて6モードでの分離を実験により実証したので,その結果を報告する.

  • P-20: 「モード分割多重通信における体積ホログラムを用いた空間モード交換技術」
    ◎張 霜露, 岡本 淳, 柴 泰純, 小川 和久, 富田 章久 (北大), 高畠 武敏 (オプトクエスト, 北大), 品田 聡, 和田 尚也 (NICT)
    モード分割多重伝送におけるモード間群遅延差の低減に向けて、体積ホログラムを利用し,単一素子で複数の空間モードを一括交換できるモード交換技術を提案する。本技術の基本的な動作を数値解析により確認したので結果を報告する。

分野

  • カテゴリ1: 光ファイバ伝送路
    • 通信用光ファイバ
    • 光ファイバコード・ケーブル
    • 機能性光ファイバ
    • 空間分割多重(SDM)光ファイバ技術
    • 光接続・コネクタ・配線技術
    • 光インターコネクション
    • 光線路保守監視・試験技術
    • 光ファイバ測定技術
  • カテゴリ2: 光通信方式
    • 光変復調方式
    • ディジタル信号処理アルゴリズム
    • コヒーレント光通信
    • 光増幅・中継技術
    • 非線形・偏波技術
    • 空間・可視光伝送
    • 量子通信・暗号化技術
    • 空間分割多重(SDM)伝送技術
  • カテゴリ3: 光通信網・規格
    • コア・メトロシステム
    • 海底伝送システム
    • 光アクセスシステム・次世代PON
    • イーサネット
    • 光伝達網 (OTN)
    • 伝送監視制御
    • 光伝送システム設計・ツール
    • モバイル光連携
  • カテゴリ4: 光通信機器
    • 光増幅器・光中継装置
    • 光/電気クロスコネクト・OADM
    • 光/電気多重・分離
    • 光送受信機
    • 光端局装置
    • ディジタル信号処理・誤り訂正
    • 光通信計測
    • データコム用光通信機器
  • カテゴリ5: デバイスの光通信システム応用
    • 光信号処理
    • 光通信用新機能デバイス
    • 光集積回路
    • 光アクティブデバイス
    • 光パッシブデバイス
    • 光モジュール・実装
    • 光測定技術
    • 光通信用LSI

日程

  • 発表受付開始: 9月 3日(月) 9:00
  • 発表申込締切: 10月12日(金) 17:00 締切済み
  • 予稿提出締切: 11月 9日(金) 17:00 締切済み
  • ポスター発表: 12月18日(火) 14:00-14:35 or 14:35-15:10 (予定) あと1日(明日開催)

予稿

  • A4縦 1ページ
  • 日本語または英語
  • 書式は信学会大会の一般講演予稿と同様
テンプレートファイルサンプルファイルサンプルPDF完成見本
日本語版Microsoft Word用fileieice.dotfileieiceguide.docfileieiceguide.pdf
LaTeX用filetexsample.lzhfiletexieiceguide.pdf
英語版fileieiceguide_e.pdf

 ※サンプルファイル内に記載の申込手順等は信学会大会のものですので無視して下さい。

ポスター

  • サイズ: A0縦 (横84 cm × 縦119 cm) 以内
  • 日本語または英語
  • 書式は自由
  • 印刷物を当日持参
 

発表申込

発表申込は締切済みです。

 

ポスター発表に関するお問い合わせ先

光通信システムシンポジウム ポスターセッション担当
平井 理宇 (日立)
E-mail: ocs-poster28@mail.ieice.org

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最終更新: 2018-11-27 (火) 19:02:13 (20d)