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第31回 光通信システムシンポジウム ポスター発表

OCS_Symposium

 電子情報通信学会・通信ソサイエティ・光通信システム研究会 (OCS) では、毎年12月に第2種研究会として「光通信システムシンポジウム」を開催しています。今年も12月19日()・20日()の両日 (曜日にご注意ください)、東レ総合研修センター (静岡県・三島市) において「第31回光通信システムシンポジウム」を開催致します。
 昨年に引き続き、若手研究者を対象に、ポスターセッションを公募します。発表者は原則33歳未満の方を対象とします。下記の分野に関係し、且つ学術的内容に限ります。また、論文賞・奨励賞のポスター発表も同時に行ないます。

プログラム

※ポスター番号が奇数の場合前半(14:00〜14:50)、偶数の場合後半(14:50〜15:40)の発表となります。

[論文賞]

  • P-1: 「リングコア型Aeff拡大ファイバとフッ素添加クラッド標準Aeffファイバとの低損失融着接続」
    ◎鈴木 雅人, 田村 欣章, 山本 義典, 長谷川 健美 (住友電工)
    実効断面積(Aeff)が148μm2に拡大されたファイバと,標準的なAeff(83μm2)のファイバとの融着接続において,フッ素添加クラッド標準AeffファイバのMFDを効果的に拡大させることで両ファイバ間のMFD不整合を低減し,0.08dBという低損失を実現した.

[奨励賞]

  • P-2: 「高多重度マルチコアファイバの融着接続」
    ◎安間 淑通, 竹永 勝宏, 松尾 昌一郎, 愛川 和彦 (フジクラ)
    マルチコアファイバ(MCF)の実用化にむけて,MCFの融着接続は重要な技術の一つである.本報告では,軸ずれによる大きな接続損失が懸念される,単一モード32コアファイバや2LPモード12コアファイバといった高多重度MCFについて融着接続損失を評価した結果を報告する.

  • P-3: 「体積ホログラムを用いた空間モード分離器の波長1550 nmにおける3モード分離実験」
    ◎清水 新平, 岡本 淳, 水川 郁弥, 小川 和久, 富田 章久 (北大), 高畠 武敏 (オプトクエスト), 品田 聡, 和田 尚也 (NICT)
    体積ホログラムを用いた空間モード分離器は単一素子でのモードの一括分離を実現する.本分離器を赤外領域で動作させるためには異波長記録再生法の適用が必要であり,我々はこれまで波長850 nmにおける動作確認を行っている.今回,使用波長を1550 nmとして3モードの分離実験を行ったので結果を報告する.

  • P-4: 「部分MIMO処理を用いた弱結合10モード多重伝送実験」
    ◎相馬 大樹, 若山 雄太 (KDDI総合研究所), 五十嵐 浩司 (阪大), 釣谷 剛宏 (KDDI総合研究所)
    モード多重伝送におけるMIMO信号処理の複雑性低減に向け、モード間クロストークが抑圧された弱結合モード多重伝送方式に着目し、2×2または4×4の部分MIMOのみを用いて10モード多重信号が81km伝送可能であることを示した。

[カテゴリ1: 光ファイバ伝送路]

  • P-5: 「10ペタ伝送実験に用いたトレンチ型6モード19コアファイバにおけるモード間遅延差(DMD)の波長/コア依存性」
    ◎別府 翔平, 相馬 大樹, 若山 雄太, 角田 聖也, 釣谷 剛宏 (KDDI総合研究所), 林 哲也, 永島 拓志, 鈴木 雅人 (住友電工)
    本発表では、C/Lバンドに渡る低DMD特性を特徴とし、10Pb/s級伝送を実現したトレンチ型6モード19コアファイバにおけるインパルス応答および群遅延差(DMD)の波長/コア依存性について報告する。

  • P-6: 「プラスチック光ファイバ中の多モード干渉に基づく歪計測: 広域スペクトルの相関処理による誤測定の回避」
    ◎河 智仁, 水野 洋輔, 中村 健太郎 (東工大)
    モード間干渉に基づくプラスチック光ファイバを用いた歪センサにおいて、一定量の歪を印加する毎にスペクトルの形状が元に戻る性質に着目し、広域スペクトルから相関処理を通じて歪情報を取得する手法を提案する。

  • P-7: 「放射温度計による構造物に埋め込んだ光ファイバの破断点のリアルタイム検出」
    ◎萩原 園子, 李 熙永 (東工大), 越智 寛, 松井 孝洋 (東レ), 松本 幸大 (豊橋技科大), 田中 洋介 (東京農工大), 中村 一史 (首都大東京), 水野 洋輔, 中村 健太郎 (東工大)
    赤外線放射温度計を用いた光ファイバの破断点検出法を提案する。本手法は、破断点の位置を構造物のどの箇所なのかも含めて精度よく決定でき、低コストかつリアルタイムに動作するため、現場応用に適している。

  • P-8: 「構造物に埋め込んだ光ファイバに沿った歪分布の高空間分解能測定」
    ◎李 煕永 (東工大), 越智 寛, 松井 孝洋 (東レ), 松本 幸大 (豊橋技科大), 田中 洋介 (東京農工大), 中村 一史 (首都大東京), 水野 洋輔, 中村 健太郎 (東工大)
    ブリルアン散乱スペクトルの傾斜を用いた歪・温度分布の高速測定システムを用いて、炭素繊維強化プラスチックに埋め込んだ光ファイバに沿った歪分布(三点曲げで検証)を高空間分解能かつリアルタイムで測定した。

[カテゴリ2: 光通信方式]

  • P-9: 「サブキャリア間クロストーク補償を用いた高密度マルチキャリア伝送」
    ◎齋藤 航平, 小谷川 喬, 久保 勉, 前田 英樹 (NTT)
    サブキャリア間クロストーク低減MIMO処理を用いたマルチキャリア信号において、256-Gbps/ch信号の5ch、480km伝送のシミュレーションにより、線形クロストークと変調速度依存ペナルティのトレードオフを明らかにする。

  • P-10: 「クロストークを伴う光PSK信号の伝送特性に関する一検討」
    ◎青木 翔, 吉野 隆幸, 有我 惇, 菅谷 将之 (東京電機大)
    一般に、光伝送システムにおいてクロストーク光が存在すると伝送特性が劣化する。本稿では光PSK信号がクロストーク光を伴って受信される場合の伝送特性について、方式と受信器構成の違いによる影響の差異を検討する。

  • P-11: 「光空間通信に向けたセロダイン変調を用いた光フェーズドアレイに関する検討」
    ◎原口 英介, 安藤 俊行 (三菱電機)
    複数レーザを合波する光フェーズドアレイは各素子位相のアクティブ制御により非機械式ビーム走査が可能であり,空間光通信への応用が期待されている.本報告では小型光フェーズドアレイ実現に向け,セロダイン光位相変調を用いた位相制御方式の検討結果を報告する。

  • P-12: 「可視光通信における散乱光での受信方法の検討」
    ◎宮澤 尭実, 山林 由明 (千歳科技大)
    室内の可視光通信として研究されているものの1つに安価なレーザーポインタを用いたものがある。この通信手法においてレーザ光を卓上加湿器から発生させた噴霧に当て、発生する散乱光を受光することでP2P通信を行う手法を検討する。

  • P-13: 「光ビート法による60GHz信号発生における光パルス圧縮を用いた出力の増大」
    ◎山口 剛史 (同志社大), 榊原 成信, 大田垣 祐衣, 村田 博司 (阪大), 戸田 裕之 (同志社大)
    光ビート法による60GHz信号発生において,光強度変調器出力パルスを分散シフトファイバを用いて光パルス圧縮を行ったとき,光検出器への平均光パワーが等しい条件で出力が5.2dB増大することを確認したので報告する.

[カテゴリ3: 光通信網・規格]

  • P-14: 「陸上・海底統合光通信網における海底区間収容効率改善に向けた光パス収容方式の検討」
    ◎藤澤 慎介, 竹下 仁士, 柳町 成行, ル・タヤンディエ・ドゥ・ガボリ エマニュエル (NEC)
    陸上・海底統合光通信網では陸揚げ局に導入したROADMを用いて陸上区間と海底区間とを光カットスルーで通信する。CAPEX低減を目的として海底区間収容効率を改善するために陸上リンク混雑度に応じた光パス収容方式を提案し、有効性を議論する。

[カテゴリ4: 光通信機器]

  • P-15: 「利得クランプ型2-LPモードEDFAにおける共振光モードとモード間利得差の関係に関する検討」
    ◎和田 雅樹, 青笹 真一, 坂本 泰志, 山本 貴司, 中島 和秀 (NTT)
    我々はこれまで良好な過渡応答特性を有するモード多重用光増幅器として利得クランプ方式の報告を行ってきた。本稿では利得クランプ型EDFA内の共振光モードがモード間利得差に与える影響について評価を行ったので報告する。

[カテゴリ5: デバイスの光通信システム応用]

  • P-16: 「Phase-Intensity-Phase変調による選択的モード減衰器の特性解析」
    ◎周 子涵, 岡本 淳, 清水 新平, 小川 和久, 富田 章久 (北大), 若山 雄太, 釣谷 剛宏 (KDDI総合研究所)
    モード依存損失やモード間利得偏差の補償のために,1枚の強度マスクと2枚の位相マスクを用いたPhase-Intensity-Phase (PIP) 変調による選択的モード減衰器を提案する。今回,数値解析によって本手法の特性を調査したので,結果を報告する。

  • P-17: 「体積ホログラムを用いた空間モード分離器のレンズレス化に関する検討」
    ◎周 世杰, 岡本 淳, 清水 新平, 小川 和久, 富田 章久 (北大), 高畠 武敏 (オプトクエスト), 品田 聡, 和田 尚也 (NICT)
    モード分割多重伝送の実現のために,体積ホログラムを用いた空間モード分離器(VHDM)を提案している.今回,VHDMの低コスト化に向けて各種レンズを廃した構成について検討を行ったので,結果を報告する.

  • P-18: 「シリコン光導波路を用いた光離散フーリエ変換器の特性評価」
    ◎宮 達也, 吉野 陽紀, 小玉 崇宏, 塙 雅典 (山梨大)
    シリコン光導波路を用いた光符号分割多重用光離散フーリエ変換器を作成し特性の評価を行った.非対称マッハツェンダ干渉計による時間遅延量や熱光学効果を利用した位相回転量について評価を行ったので報告する.

  • P-19: 「Siフォトニック結晶導波路型光遅延線の結合損失低減に関する検討」
    ◎吉野 陽紀, 塙 雅典, 小玉 崇宏 (山梨大)
    シリコンフォトニクスの分野では,フォトニック結晶導波路(PCW)による光遅延線の小型化が期待されている.PCWにおける一部の円孔半径にチャープ構造を取り入れることで,結合損失の強度低下を40%改善した効果について数値シミュレーションにより確認したので報告する.

  • P-20: 発表取り下げ

  • P-21: 「光スイッチを集積した平面光回路を用いた外部共振器型波長可変レーザ」
    ◎奥野 雄大 (慶大), 吉沢 勝美 (パイオニア・マイクロ・テクノロジー), 友松 泰則 (光伸光学工業), 津田 裕之 (慶大)
    光増幅素子として量子ドットゲインチップ、波長選択素子として光スイッチとアレイ導波路回折格子を集積した石英平面光波回路を用いて、高速に波長を切替えられる波長可変レーザを構成した。また今回、このレーザを光源として12.5Gbpsの光伝送実験を行い、すべての波長においてエラーフリー伝送を達成した。

  • P-22: 「Tバンドマルチキャスト波長ルーティングシステムにおけるSOA適応ゲイン制御の一検討」
    ◎藤本 卓杜, 菖蒲谷 鷹広, 久保 亮吾, 津田 裕之 (慶大), 須藤 誠, 初鹿野 圭 (オプトクエスト), 友松 泰則 (光伸光学工業), 吉沢 勝美 (パイオニア・マイクロ・テクノロジー)
    これまでに,1000 nm帯においてマルチキャスト送信時に生じる光パワー損失をSOA適応ゲイン制御によって補償する手法を提案してきた.本発表では,ゲイン調整手法に関する初期検討結果を報告する.

分野

  • カテゴリ1: 光ファイバ伝送路
    • 通信用光ファイバ
    • 光ファイバコード・ケーブル
    • 機能性光ファイバ
    • 空間分割多重(SDM)光ファイバ技術
    • 光接続・コネクタ・配線技術
    • 光インターコネクション
    • 光線路保守監視・試験技術
    • 光ファイバ測定技術
  • カテゴリ2: 光通信方式
    • 光変復調方式
    • ディジタル信号処理アルゴリズム
    • コヒーレント光通信
    • 光増幅・中継技術
    • 非線形・偏波技術
    • 空間・可視光伝送
    • 量子通信・暗号化技術
    • 空間分割多重(SDM)伝送技術
  • カテゴリ3: 光通信網・規格
    • コア・メトロシステム
    • 海底伝送システム
    • 光アクセスシステム・次世代PON
    • イーサネット
    • 光伝達網 (OTN)
    • 伝送監視制御
    • 光伝送システム設計・ツール
    • モバイル光連携
  • カテゴリ4: 光通信機器
    • 光増幅器・光中継装置
    • 光/電気クロスコネクト・OADM
    • 光/電気多重・分離
    • 光送受信機
    • 光端局装置
    • ディジタル信号処理・誤り訂正
    • 光通信計測
    • データコム用光通信機器
  • カテゴリ5: デバイスの光通信システム応用
    • 光信号処理
    • 光通信用新機能デバイス
    • 光集積回路
    • 光アクティブデバイス
    • 光パッシブデバイス
    • 光モジュール・実装
    • 光測定技術
    • 光通信用LSI

日程

  • 発表受付開始: 9月 4日(月) 9:00
  • 発表申込締切: 10月16日(月) 17:00 締切済み
  • 予稿提出締切: 11月17日(金) 17:00 締切済み
  • ポスター発表: 12月19日(火) 14:00-14:50 or 14:50-15:40 (予定) あと28日

予稿

  • A4縦 1ページ
  • 日本語または英語
  • 書式は信学会大会の一般講演予稿と同様
テンプレートファイルサンプルファイルサンプルPDF完成見本
日本語版Microsoft Word用fileieice.dotfileieiceguide.docfileieiceguide.pdf
LaTeX用filetexsample.lzhfiletexieiceguide.pdf
英語版fileieiceguide_e.pdf

 ※サンプルファイル内に記載の申込手順等は信学会大会のものですので無視して下さい。

ポスター

  • サイズ: A0縦 (横84 cm × 縦119 cm) 以内
  • 日本語または英語
  • 書式は自由
  • 印刷物を当日持参
 

発表申込

発表申込は締切済みです。

予稿送付先

ポスター発表者の方は11月17日(金) 17:00までに下記送付先にE-mailで予稿を送付下さい。
なお、ポスター発表の申込の他に、別途シンポジウムの参加/宿泊等の申込手続きが必要です。 参加/宿泊の申込はこちら

光通信システムシンポジウム ポスターセッション担当
平井 理宇 (日立)
E-mail: ocs-poster@mail.ieice.org

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最終更新: 2017-11-17 (金) 19:59:20 (3d)