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第27回 光通信システムシンポジウム ポスター発表

OCS_Symposium

 電子情報通信学会・通信ソサイエティ・光通信システム研究会 (OCS) では、毎年12月に第2種研究会として「光通信システムシンポジウム」を開催しています。今年も12月12日(木)・13日(金)の両日、東レ総合研修センター (静岡県・三島市) において「第27回光通信システムシンポジウム」を開催致します。
 昨年に引き続き、若手研究者を対象に、ポスターセッションを公募します。発表者は原則33歳未満の方を対象とします。下記の分野に関係し、且つ学術的内容に限ります。また、論文賞・奨励賞のポスター発表も同時に行ないます。

プログラム

 ※ポスター番号が奇数の場合前半(14:00〜14:35)、偶数の場合後半(14:35〜15:10)の発表となります。

[論文賞]

  • P-1: 「パイロットトーンによる位相雑音低減効果の解析」
    ○吉田 光輝,山崎 悦史,小林 孝行,佐野 明秀,宮本 裕 (NTT)
    本研究は位相雑音耐力向上技術として検討されているパイロットトーン方式の設計方法および位相雑音低減効果を,理論およびシミュレーションにより検討し,パイロットトーン方式の伝送特性の評価を行ったものである.

[奨励賞]

  • P-2: 「タイムインターリーブドオーバーサンプリングを用いた光コヒーレント受信器のための周波数領域等化」
    康村 吉広,○吉田 悠来,北山 研一 (阪大)
    光コヒーレント受信器における、サンプリング同期、整合フィルタリング、ファイバ分散補償を一元的に取り扱うことのできる分数間隔等化法を提案し、その最適設計を行った。また、シンボル同期誤差などに対する提案等化器の頑強性を40Gbps光コヒーレント伝送系により実験的に検証した。

  • P-3: 「弱結合型MCFにおける長手方向パワー減衰」
    ◎濱口 浩輝,石田 格,竹永 勝宏,松尾 昌一郎 (フジクラ),齊藤 晋聖,小柴 正則 (北大)
    双方向OTDR測定の加算波形の長手パワー減衰の挙動を理論式でフィッティングすることにより電力結合係数を推定し,得られた電力結合係数を用いて電力結合方程式を解くことで,測定されたパワー減衰の挙動がシミュレーションより説明できることを示す.

[カテゴリ1: 光ファイバ伝送路]

  • P-4: 「100km級広帯域低DMDマネージメント2モード光ファイバ」
    ◎丸山 遼,桑木 信夫,松尾 昌一郎,佐藤 公紀 (フジクラ),大橋 正治 (大阪府立大学)
    MIMOと組合せたモード多重伝送用Few-Modeファイバでは群遅延時間差(DMD)を広い波長範囲で低減することが不可欠である。今回、100km、且つ、<0.4ps/kmを有する2モード光ファイバの設計および試作したので報告する。

  • P-5: 「MCF用ファイババンドルタイプファンアウトの高精度自動コアピッチ測定」
    ◎渡辺 健吾,齋藤 恒聡,末松 克輝,椎野 雅人 (古河電工)
    マルチコアファイバ用ファイババンドルタイプファンアウトのコアピッチを、画像認識によって自動測定した結果について報告する。

  • P-6: 「Aeff拡大型純シリカコアファイバの同種接続損失」
    ◎川口 雄揮,山本 義典,平野 正晃 (住友電気工業)
    Aeff拡大純シリカコアファイバが、低い同種接続損失を有することを示す.さらに、低伝送損失・低非線形という特徴と合わせて、本ファイバで構成した伝送路は,その低いラマン利得効率を考慮しても,高いOSNRを実現可能と考えられる.

[カテゴリ2: 光通信方式]

  • P-7: 「スーパーチャネル伝送時におけるナイキスト光信号のロールオフ率と線形クロストークの評価」
    ◎山内 智裕,小田 祥一朗,青木 泰彦,谷村 崇仁,小山 智史,Jens C. Rasmussen (富士通研究所)
    スーパーチャネルを構成するナイキスト光信号のロールオフ率、キャリア間隔を変化させた場合の、送受信器直結時のQペナルティをもとにした、伝送時における線形クロストークの評価について報告する。

  • P-8: 「多値固有値変調光伝送方式の基礎的検討」
    ◎松田 雄大,寺内 大樹,丸田 章博 (大阪大学)
    分散性および非線形性を有する光ファイバ中を伝搬する過程において,時間波形や周波数スペクトルが変化しても,非線形シュレディンガー方程式(NLSE)の随伴固有値方程式の固有値は変化しない.よって,固有値は理想的な情報キャリアであり,固有値変調に基づく光通信方式が提案されている.本稿では,固有値変調光伝送システムにおける固有値の多値化方法についての基礎的検討を行った.

  • P-9: 「偏波分散のLMS適応等化を併用した場合のオーバーラップFDEにおける必要オーバーラップ数の一検討」
    ◎吉野 拓也,海老澤 賢史,前田 譲治 (東京理科大学)
    近年、DSPを用いたPMDおよび波長分散補償の研究が注目されている。本稿では、前段にオーバーラップFDE、後段にLMS適応フィルタを用いた16QAM信号の等化システムを想定し、前段で必要とされるオーバーラップ数を検討した。

  • P-10: 「直交位相変調を行った偏光多重パイロットキャリアを用いた10Gbit/s QPSK信号のセルフホモダイン検出」
    ◎水上 浩 (山梨大学大学院),岡村 康弘 (徳島大学大学院),塙 雅典 (山梨大学大学院)
    シンボル毎に直交位相変調を行った偏光多重パイロットキャリアを用いた光位相変調信号のセルフホモダイン検出方式により,10Gbit/s QPSK変調実験を行った結果を示す.実験で取得したコンスタレーションマップ,アイパターンより本方式の有用性を示す.

  • P-11: 「4チャネルフーリエ符号化同期OCDM信号に対するModified CMA適用によるチャネル間干渉等化」
    ◎飯島 理 (山梨大学),岡村 康弘 (徳島大学),塙 雅典 (山梨大学)
    FBG型光相関器で符号化した10Gbit/s 4チャネルフーリエ符号化同期OCDM信号一括検出実験結果へModified CMAを適用した.数値解析による評価結果として,各チャネルでEVMが20 %以上改善されたので報告する.

  • P-12: 「多値変調器モジュール用ドライバICの開発」
    ◎板橋 直樹,巽 泰三,田中 啓二,荻田 省一 (住友電工)
    近年、多値変調技術を活用したデジタルコヒーレント通信が注目されている。多値変調器モジュールの小型・低消費電力化実現に向け、変調器ドライバICを開発した。その設計および評価結果について報告する。

  • P-13: 「後方励起型分布ラマン増幅器制御における伝送路損失位置依存性に関する一考察」
    ◎中村 誠希,松田 恵介,十倉 俊之,石田 和行 (三菱電機)
    後方励起型分布ラマン増幅において雑音光と励起光をモニタし励起光出力にフィードバック制御することで利得一定制御を行う方式を提案している。伝送路中の損失増加に対するラマン利得について、伝送路損失位置依存性の実験結果を示す。

  • P-14: 「RoF(Radio on Fiber)技術システムにおけるOFDM信号のFDM多重伝送特性の検討」
    ◎坂井 敏朗,今井 一貴,大柴 小枝子 (京都工芸繊維大学),伊藤 正紀,関 昇平 (沖電気工業)
    RoF技術は、無線通信の長距離・大容量化を実現する技術として注目されている。本研究では実験を基に、32分岐20km伝送を想定したシミュレーションを行い、OFDM信号のFDM多重伝送の同時多重可能なチャンネル数の評価を行った。

  • P-15: 「青色LDを用いた484Mbit/s IM/DD-OFDM信号の2m空間光無線伝送実験」
    ◎水越 泉,中村 一彦,塙 雅典 (山梨大学)
    我々は高速可視光無線通信の実験的検討のために,光源を青色LD,通信方式にIM/DD-OFDMを採用した光無線通信系を開発している.今回はこの実験系の改良とレンズ系の追加により,484Mbit/sの光OFDM信号を2m空間伝送した実験結果について報告する.

  • P-16: 「符号拡散通信方式を用いた可視光無線通信の信号機間および路車間の通信に関する研究」
    ◎渡邉 弘貴,大柴 小枝子 (京都工芸繊維大学)
    近年,長寿命・省電力という点から照明などのLED化が進んでおり,それらのLEDを利用した可視光無線通信の実用化が期待されている.本研究では,信号機間・路車間の通信における通信可能範囲をシミュレーション及び実験により明らかにした.

  • P-17: 「LEDボラードを用いた歩行誘導支援システムに関する検討」
    ◎紀 宏俊,渡邉 弘貴,角 夏乃,大柴 小枝子,森本 一成 (京都工芸繊維大学)
    弱視者の歩行誘導支援を目指し,点滅するボラードの光にのせたIDデータからアプリケーションで音声を再生するシステムを提案する。本稿では点滅する光源での変調方式について検討し,実験結果からパルスのない区間に光源をOFFとする4値PPMが最適であることを明らかにした。

  • P-18: 「光パルス位置変調による5 Gbps位相変調UWBインパルス無線通信の検討」
    ◎河原 英彰,稲本 和久,小原 友里,大柴 小枝子 (京都工芸繊維大学)
    大容量無線通信を実現するために光無線融合システムが注目されている。本研究では無線通信部としてUWBインパルス無線方式を使い、光パルス位置変調を変換することで位相変調を行う。我々は5 Gbpsの伝送レートでの無線伝送実験に成功したので報告する。

  • P-19: 「RZ光パルスを用いたUWBインパルス無線通信における空間雑音の評価」
    ◎稲本 和久,河原 英彰,小原 友里,大柴 小枝子 (京都工芸繊維大学)
    大容量な無線通信が求められる中、光無線融合システムが注目されている。本研究では無線通信部分にUWBインパルス無線(UWB-IR)通信を用いることを検討している。今回UWB-IR通信における空間伝送での白色雑音によるBERとSN比の関係を求めた。また周波数選択性フェージングによる影響についても評価したので報告する。

[カテゴリ3: 光通信網・規格]

  • P-20: 「光転送網の冗長化におけるODUパス分割方式の一検討」
    ◎坂上 佑介,田中 正基,川手 竜介 (三菱電機)
    光伝送網では、障害発生時のためにパスを冗長化しているが、現用の帯域と同量の予備帯域を常に確保するため、余分に設備コストおよび消費電力を消費する。そのため、データの重要度に応じてプロテクションとレストレーションを使い分けることにより、予備パス共有化による装置コスト低減とパス切り替え時間の短縮を実現する方法について検討を行ったので発表する。

  • P-21: 「IFDMAを適用した上り方向PONシステムのONU試作送信器の開発」
    ◎石井 健二,斧原 聖史,野田 雅樹,野上 正道,水落 隆司 (三菱電機),吉田 悠来,丸田 章博,北山 研一 (大阪大学)
    OFDMA方式が次世代光アクセスの候補として検討されており、中でも飛躍的な低消費電力化が可能なIFDMA方式の適用を検討している。今回、試作したIFDMA-ONU送信器の開発結果として、帯域割当ての切替速度と低消費電力性について述べる。

カテゴリ4: 光通信機器

  • P-22: 「空間光変調器による位相変調を用いたリコンフィギュラブルな空間モード変換」
    ◎前田 智弘,岡本 淳,富田 章久,平崎 裕貴 (北大)
    モード分割多重通信に対応するフォトニックネットワークの実現のため,空間光変調器による位相変調機能を用いたリコンフィギュラブルな空間モード変換技術を提案する.低次モード間の相互変換を,複素振幅分布の計測により確認した.

  • P-23: 「超小型デジタルコヒーレント光変調器に向けたシリコン部分リブ導波路偏波ローテータの解析」
    ◎岡 徹,五井 一宏,日下 裕幸,小川 憲介 (フジクラ),Tsung-Yang Liow,Xiaoguang Tu,Guo-Qiang Lo,Dim-Lee Kwong (シンガポール マイクロエレクトロニクス研究所)
    シリコンDP-QPSK光変調器の為に、シリコン光変調器との集積が容易な部分リブ導波路を用いた偏波ローテータを開発し、C-bandで低損失な動作を実証した。本発表では、この設計についてシミュレーションの結果と共に説明する。

[カテゴリ5: デバイスのシステム応用]

  • P-24: 「LSI上波長多重光回路に向けたBCB埋め込み温度無依存シリコンスロット波長フィルタ」
    ◎渥美 裕樹,姜 恕,林 侑介,鈴木 純一,西山 伸彦,荒井 滋久 (東工大)
    オンチップ波長多重光回路の温度無依存化に向けて、シリコンスロット導波路に負の屈折率温度係数を有するベンゾシクロブテン(BCB)を埋め込み、Siの屈折率温度係数を補償した温度無依存波長フィルタを実証した。

  • P-25: 「オンチップ光ネットワーク用シリコン導波路型波長選択スイッチの動作実証」
    ◎三浦 謙悟,庄司 雄哉,水本 哲弥 (東工大)
    マイクロリング共振器とマッハツェンダーの組み合わせ構造による波長選択スイッチを製作しその動作実証を行った.1.55 μm帯35 nm幅の中の4チャンネルを独立に経路切り替えし,クロス方向でスイッチング消光比9.7 dBを達成した.

  • P-26: 「低損失ZrO2-SiO2系PLCの開発」
    ◎山崎 慎太郎,高橋 正典,内田 泰芳,長谷川 淳一,八木 健 (古河電工)
    次世代のPLCデバイスにおける高密度集積化, 小型化の要求を満たすために, 高Δ化の検討を行った.ZrO2をドーパントとすることで,比屈折率差5.5 %のPLCを実現し,0.02 dB/cmの低伝搬損失を達成した.さらにMMIカプラの作製し設計通りの特性を確認した。

  • P-27: 「光符号分割多重のための8チップFBG型符号器の作製」
    ◎萩原 智哉,塙 雅典 (山梨大学)
    光符号分割多重の多重数増加を目的とし,8チップFBG型符号器の作製を行った.構造同定を行うことで8チップFBG型符号器に生じる位相誤差の補正を実現した.

分野

  • カテゴリ1: 光ファイバ伝送路
    • 光ファイバケーブル・コード
    • 通信用光ファイバ
    • 光線路保守監視・試験技術
    • 接続・配線技術
    • 光ファイバ測定技術
    • 光コネクタ
    • ホーリーファイバ
    • 機能性光ファイバ
  • カテゴリ2: 光通信方式
    • 光変復調方式
    • 多値光変復調
    • コヒーレント光通信
    • 光増幅・中継技術
    • 非線形・偏波問題
    • アナログ光伝送
    • 空間・可視光伝送
    • 量子通信
  • カテゴリ3: 光通信網・規格
    • コア・メトロシステム
    • 海底伝送システム
    • 光アクセスシステム・次世代PON
    • イーサネット
    • 光伝達網 (OTN)
    • 高速インタフェース
    • 伝送監視制御
    • 光伝送システム設計・ツール
  • カテゴリ4: 光通信機器
    • 光中継装置
    • 光クロスコネクト(OXC)
    • 光分岐挿入多重(OADM)
    • 光送受信機・光端局装置
    • 光通信用ディジタル信号処理
    • 誤り訂正
    • 光多重・分離装置
    • 光通信計測
  • カテゴリ5: デバイスのシステム応用
    • 分散補償デバイス
    • 光信号処理
    • 合分波器
    • 光ファイバ型デバイス
    • 発光・受光素子
    • 光スイッチ素子
    • 光測定器
    • 光通信用LSI

日程

  • 発表受付開始: 9月 9日(月) 9:00
  • 発表申込締切: 10月25日(金) 17:00 締切済み
  • 予稿提出締切: 11月15日(金) 17:00 締切済み
  • ポスター発表: 12月12日(木) 14:00-15:10 

予稿

  • A4縦 1ページ
  • 日本語または英語
  • 書式は信学会大会の一般講演予稿と同様
テンプレートファイルサンプルファイルサンプルPDF完成見本
日本語版Microsoft Word用fileieice.dotfileieiceguide.docfileieiceguide.pdf
LaTeX用filetexsample.lzhfiletexieiceguide.pdf
英語版fileieiceguide_e.pdf

 ※サンプルファイル内に記載の申込手順等は信学会大会のものですので無視して下さい。

ポスター

  • サイズ: A0縦 (横84 cm × 縦119 cm) 以内
  • 日本語または英語
  • 書式は自由
  • 印刷物を当日持参

ポスター発表に関する問い合わせ先

OCS研究会幹事 乾 哲郎 (NTT)
  TEL: 046-859-2455
  FAX: 046-859-5541
  E-mail: ocs-poster@mail.ieice.org

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最終更新: 2013-11-13 (水) 20:38:46 (1488d)