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第25回 光通信システムシンポジウム ポスター発表

25th_OCS_Symposium

 電子情報通信学会・通信ソサイエティ・光通信システム研究会 (OCS) では、毎年12月に第2種研究会として「光通信システムシンポジウム」を開催しています。今年も12月15日(木)・16日(金)の両日、東レ総合研修センター (静岡県・三島市) において「第25回光通信システムシンポジウム」を開催致します。
 今回より新たに、若手研究者を対象に、ポスターセッションを公募します。発表者は原則30歳未満の方を対象とします。下記の分野に関係し、且つ学術的内容に限ります。また、論文賞・奨励賞のポスター発表も同時に行ないます。

プログラム

【論文賞】

  1. 「10G-EPON 用デュアルレートOLT 光送受信器の開発」
    ○吉間 聡, 石井 健二, 白井 聡, 野田 雅樹, 鈴木 巨生, 野上 正道, 中川 潤一 (三菱電機)
    今回,10.3Gbpsと1.25Gbpsの伝送レートの異なるONUを収容可能な10G-EPON OLT用10.3G/1.25Gデュアルレート光送受信器の開発を行い,IEEE802.3規格値を満たす良好な特性を実現した.

【奨励賞】

  1. 「周波数分割多重64 QAM-OFDM 信号(420 Gb/s)の160 km 伝送」
    ◎大宮 達則 (東北大)
    光変調により生成した7本の光サイドバンドを利用して,偏波多重5 Gsymbol/s,64QAM-OFDM信号を周波数分割多重化し,伝送容量420 Gb/sの伝送実験を行った.また,160 km伝送後に受信した信号に対しBack-Propagation法による非線形光学効果補償を新たに適用し,復調特性の改善を図った.

  2. 「曲げ付与によるマルチコアファイバのクロストーク変化」
    ◎林 哲也 (住友電工)
    次世代の大容量伝送を可能にする技術として注目されているマルチコアファイバのクロストークがファイバ曲げの強い影響を受けることと統計的バラツキを持つことを理論的・実験的に明らかにした。これにより、モード結合方程式でも十分に従来報告されていた理論と実測の乖離を説明できることを示した。

  3. 「マルチモードファイバ伝送におけるデジタルコヒーレント受信技術を用いたモード分散補償の検討」
    ◎森 崇嘉 (NTT)
    高次モードが基本モードにモード変換されるような多経路干渉が存在するマルチモードファイバ伝送において、デジタルコヒーレント受信による適応等化技術を用いることで信号補償が可能であることを示した。

【カテゴリ1: 光ファイバ伝送路】

  1. 「線形光サンプリング法によるPMD測定技術確立に向けた取組」
    ◎岡本 達也, 岡本 圭司, ファン シンユウ, 伊藤 文彦 (NTTアクセスサービスシステム研究所)
    線形光サンプリング法の応用技術の一つとして、PMD測定法を提案している。本測定法は従来のPMD測定法に比べて、測定時間が短いため、PMD高速変動を解明する可能性を持っている。本発表では、本測定技術の確立に向けた取組を紹介する。

【カテゴリ2: 光通信方式】

  1. 「デジタルコヒーレント方式における偏波状態変動耐力の評価」
    ◎濱岡 福太郎, 関 剛志, 松田 俊哉, 那賀 明, 織田 一弘 (NTT)
    本研究では,デジタルコヒーレント伝送において,SOP変動速度に対するデジタル信号処理の安定性を,FIRフィルタのタップ係数更新アルゴリズムとして一般的なCMAを用いて実験および数値計算によって評価したので報告する.

  2. 「FPGAベースDP-QPSK受信器のPDL負荷条件下での偏波変動耐力リアルタイム評価」
    ◎小山 智史 (富士通研), 中島 久雄 (富士通), 谷村 崇仁 (富士通研), 星田 剛司, イエンス ラスムセン (富士通)
    偏波多重通信では受信器に高安定な偏波分離が要求されるため,偏波をディジタル信号処理により分離できるディジタルコヒーレント受信方式が必要不可欠となりつつある.今回,FPGAベースDP-QPSKリアルタイム受信器の偏波依存損失(PDL)負荷条件下での偏波変動耐力の評価を行ったので報告する.

  3. 「フーリエ符号を用いた4チャネルOCDMシステムの誤り率」
    ◎野崎 翔平, 塙 雅典 (山梨大)
    フーリエ符号は従来の直交符号に比べ,短い符号長で良好な相互相関特性を有する直交符号である.今回は4チップフーリエ符号を用いた4チャネル光符号分割 多重システムの誤り率測定実験の結果について発表する.

  4. 「光通信システムにおけるクロストークによる符号誤り率特性の劣化 −理論と実験の対応−」
    ◎張 豪, 齋藤 純一, 阿部 真弓 (東京電機大), 山口 義昭 (日本工業大), 吉野 隆幸 (東京電機大)
    光ネットワークにおけるクロストーク光に起因した伝送特性の劣化量を厳密な理論解析に基づいて導出し、その結果の妥当性を実験により検証したので 報告する。とくに光強度ゆらぎの確率密度関数を用いて正しく理論解析していることに特徴を有している。

  5. 「100Gbps DP-QPSK信号の10Gbps信号混在時の伝送特性考察」
    ◎別所 浩資, 杉原 隆嗣, 新宅 宏彰, 吉田 剛, 後藤 広樹, 石田 和行 (三菱電機)
    光通信網の大容量化を実現する手段としてデジタルコヒーレント技術が盛んに研究されており,我々も100Gbps技術の開発を進めている.長距離伝送を実現する上で,光ファイバ中で生じる非線形光学効果の影響の評価は重要な課題のひとつである.本稿では10Gbps信号と100Gbps信号を640km混在伝送させたときの伝送特性をシミュレーションにより検討したのでその結果を報告する.

  6. 「波長多重光アクセスシステムにおけるファイバ非線形による信号損失の実験的検討」
    ◎石田 遼太郎, 海老澤 賢史, 前田 譲治 (東京理科大)
    受動光ネットワークにおいて、映像およびデータ信号を波長多重伝送する際に発生する非線形散乱を実験的に調べた。長波長側に高パワーの信号が存在する場合の、短波長側の信号への影響を調べたところ、長波長側のパワーに依存した減衰が発生することが明らかになった。

【カテゴリ3: 光通信網・規格】

  1. 「MPCPメッセージを利用した異常発光故障ONU特定装置」
    ◎大石 将之, 堀内 幸夫, 西村 公佐 (KDDI研究所)
    EPONシステムでは,OLTの指示する時間帯を超えて光送出する故障ONUが発生した場合,システム全体の上り通信が不通となる.本稿では,標準MPCPメッセージを用いた故障ONU特定装置について報告する.

  2. 「周波数ディザリングを用いたデスタッフジッタ抑圧方法及び特性解析」
    ◎鈴木 昌弘, 大原 拓也, 相澤 茂樹, 富澤 将人 (NTT)
    OTNにおいてクライアント信号を収容し、転送する際にスタッフ処理による低周波のジッタ(デスタッフジッタ)が発生する。ジッタ規定の厳しいクライアント信号を収容する際には、このデスタッフジッタの発生を抑圧する必要がある。本研究では周波数ディザリングを用いたデスタッフジッタの抑圧方法とその特性解析を行ったので報告する。

  3. 「IFDMA-PONシステムの低消費電力デジタル信号処理回路の実験的検討」
    ◎石井 健二, 秋山 祐治, 吉田 剛, 鈴木 巨生, 中川潤一 (三菱電機)
    次世代PONとして注目されているOFDM-PONでは,FFT回路規模に伴う消費電力の増加が懸念される.今回,変調回路にFFTを不要とするIFDMを用いたPONに着目し,FPGAを用いた消費電力の見積もりを実施した.IFDMを適用することで低消費電力化が期待できる.

【カテゴリ4: 光通信機器】

  1. 「波長群のグループ化方法と光クロスコネクト規模に関する検討」
    ◎軽部 良, 高野 勝美, 伊藤 智博, 中川 清司 (山形大)
    本研究では,波長群のグループ化方法として,具体的に3つの方法を取り上げ,それぞれのOXC規模削減の効果をトラヒック量および波長群パラメータを変化させて調査し,OXC規模低減に有効な条件を示した.

  2. 「プリイコライゼーションを用いた43Gbps光信号のスペクトル狭窄化補償の一検討」
    ◎藤森 崇文, 亀谷 聡一朗, 杉原 隆嗣, 小口 和海, 水落 隆司 (三菱電機)
    10Gbpsで設計されたROADMを40Gbps化する場合,各ノードの光フィルタによるスペクトルの狭窄化が問題となる.予等化により波形劣化を等化することができ,43Gbps伝送での多段光フィルタによるスペクトル狭窄化の補償を適用した場合の影響を検討したので報告する.

【カテゴリ5: デバイスのシステム応用】

  1. 「超広域フレキシブルWDMへ向けたダイナミックROADMのためのホログラフィック波長フィルタ」
    ◎若山 雄太, 岡本 淳, 富田 章久 (北大)
    実験によりフォトリフラクティブポリマを用いたROADMのためのホログラフィック波長フィルタが276 nmの広域な波長可変性を示し,解析により本デバイスが780 nmから1550 nmの広域な波長可変性を達成できることを明らかにした.

  2. 「モード分割多重通信に向けたマルチモードファイバの空間モード励振」
    ◎相馬 大樹, 岡本 淳, 小田 拓哉, 富田 章久 (北大), 佐藤 邦宏 (北海学園大)
    モード分割多重通信技術の実現に向け,空間光変調器を用いて特定の空間モードをマルチモードファイバ中に選択的に励振する実験を行い,3つの空間モード(LP01,LP11,LP21)の可変的な励振に成功した.

  3. 「MZ変調器集積LDアレイにおける波長モニタの検討」
    ◎望月 敬太, 松田 恵介, 有賀 博 (三菱電機)
    光多値変調システムに向けた光送信器の小型・低コスト化を実現する技術として、半導体MZ変調器と波長可変LDのモノリシック集積素子が注目されている。今回我々は、LDアレイ型集積素子に対応した波長モニタ構造を検討した。LDアレイのピッチを不等間隔にすることで、ばらつきを抑えた波長モニタ特性が得られた。

  4. 「DPSK符号対応位相演算型光シリアル・パラレル変換器の特性改善に関する検討」
    ◎根岸 孝太郎, 植之原 裕行 (東工大)
    低消費電力動作可能な40Gbps以上の高速光ラベル処理技術として、位相シフトプリアンブル、遅延干渉計、バランスド型受信器を用いた位相演算型光シリアル・パラレル変換器(OSPC)の動作を実証してきた。今回は、IQ変調器を用いる事によるOSPCの特性改善について検討を行ったので、報告する。

分野

  • カテゴリ1: 光ファイバ伝送路
    • 光ファイバケーブル・コード
    • 通信用光ファイバ
    • 光線路保守監視・試験技術
    • 接続・配線技術
    • 光ファイバ測定技術
    • 光コネクタ
    • ホーリーファイバ
    • 機能性光ファイバ
  • カテゴリ2: 光通信方式
    • 光変復調方式
    • 多値光変復調
    • コヒーレント光通信
    • 光増幅・中継技術
    • 非線形・偏波問題
    • アナログ光伝送
    • 空間・可視光伝送
    • 量子通信
  • カテゴリ3: 光通信網・規格
    • コア・メトロシステム
    • 海底伝送システム
    • 光アクセスシステム・次世代PON
    • イーサネット
    • 光伝達網 (OTN)
    • 高速インタフェース
    • 伝送監視制御
    • 光伝送システム設計・ツール
  • カテゴリ4: 光通信機器
    • 光中継装置
    • 光クロスコネクト(OXC)
    • 光分岐挿入多重(OADM)
    • 光送受信機・光端局装置
    • 光通信用ディジタル信号処理
    • 誤り訂正
    • 光多重・分離装置
    • 光通信計測
  • カテゴリ5: デバイスのシステム応用
    • 分散補償デバイス
    • 光信号処理
    • 合分波器
    • 光ファイバ型デバイス
    • 発光・受光素子
    • 光スイッチ素子
    • 光測定器
    • 光通信用LSI

日程

  • 発表申込締切: 10月14日(金) 17:00 締切済み
  • 予稿提出締切: 11月18日(金) 17:00 締切済み
  • ポスター発表: 12月15日(木) 14:30-15:45 

予稿

  • A4 1ページ
  • 日本語または英語
  • 書式は信学会大会の一般講演予稿と同様
テンプレートファイルサンプルファイルサンプルPDF完成見本
日本語版Microsoft Word用fileieice.dotfileieiceguide.docfileieiceguide.pdf
LaTeX用filetexsample.lzhfiletexieiceguide.pdf
英語版fileieiceguide_e.pdf

 ※サンプルファイル内に記載の申込手順等は信学会大会のものですので無視して下さい。

ポスター

  • サイズ: A0縦 (横84 cm × 縦119 cm) 以内
  • 日本語または英語
  • 書式は自由
  • 印刷物を当日持参

ポスター発表に関する問い合わせ先

OCS研究会幹事 平野 章 (NTT)
  TEL: 046-859-8554
  FAX: 046-859-5541
  E-mail: ocs-poster@mail.ieice.org

 ※SPAM防止のため@を2バイト文字に変更してあります。 copy/pasteの際はご注意ください。

最終更新: 2011-11-01 (火) 18:13:24 (2233d)