_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 電子情報通信学会 言語理解とコミュニケーション(NLC)研究会 8月開催のご案内 委員長 井佐原均 副委員長 秋葉友良・出羽達也 幹事 宇津呂武仁 幹事補佐 福本淳一・中野幹生 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ◎ 日時: 2003年8月29(金) 10:00 - 17:15 ◎ 場所: 機械振興会館 (東京都港区芝公園3-5-8) (http://www.jspmi.or.jp/kaikan.htm) ◎ 照会先: 出羽 達也 (東芝) Email: tatsuya.izuha@toshiba.co.jp Tel: 044-549-2239, Fax: 044-520-1308 ◎ 講演スケジュール: [セッション1] (10:00-11:00) 招待講演 「語彙意味論の研究動向」 伊藤たかね先生 (東京大) [セッション2] (11:00-12:00) 1. 自己組織型意味マップにおける形容詞と抽象名詞の分布 ―客観的なシソーラスをめざして― ○神崎享子・馬青・山本英子・村田真樹・井佐原均 (通信総合研究所) 自己組織型意味マップを用いて形容詞の類似性に基づき分類した抽象名詞 の階層的分布について述べる。 2. 日本語受動文の事象構造分析 ○小野尚之 (東北大) 本発表では、GLの枠組みを用いて、間接受動文のニ格名詞句の義務性、 非対格動詞の不生起などを説明する。 [セッション3] (13:00-15:00) 3. 事象構造と動詞の意味表示 ○山脇章央 (上智大) 使役始動交替を許す動詞の意味表示を事象構造の観点から考察し、 日本語動詞のテイル形についても考察する。 4. Generative Lexicon に基づく日本語の意味解析システム ○高橋幸・李相穆・茂木和洋・小林昌博・佐藤滋 (東北大) Generative Lexiconを用いた意味解析システムの必須要素の詳細と, それを用いた段階的解析法について述べる. 5. 振る舞いの異同から見た類義語−「嬉しい/楽しい/面白い」を例にして ○寺島啓子 (名古屋大) 類義語は従来、意味の違いが説明されてきたが、本発表ではコーパスを 用いて振る舞いの異同を探る。 6. 文法パターンに基づく日仏用語抽出モデルの構築 ○竹内孔一・影浦峡・小山照夫 (国立情報学研) Beatrice Daille (Nante University)・Laurent Romary (Loria) フランス語、日本語に対して用語の文法的構造に着目した パターンベースの用語抽出モデル構築の考察を行う。 [セッション4] (15:15-17:15) 7. 言語的類似性を最大限利用した直接翻訳方式 ○白京姫・中岩浩巳 (ATR) 本研究では言語的類似性を最大限利用した日韓機械翻訳システムに ついて考察する。この方法は、多数の変換ルールや対訳コーパスを 必要としないので、システムの構築が容易である。本研究では単言語 コーパス及び対訳辞書の規模に対する機械翻訳性能を測り、その 可能性を検討する。 8. 改版文書翻訳システムにおける文脈を考慮した文対応付け手法 ○松永聡彦・北村美穂子・村田稔樹 (沖電気工業) 新旧文書を章、段落等のブロック単位で階層的に対応付けていく 手法を提案し、その評価結果について述べる。 9. ファセット化ジャンルに基づく複数文書要約の分析 ○関洋平 (総合研究大学院大)・江口浩二・神門典子 (国立情報学研) 少数のファセットにより定義したジャンル分類が複数文書要約に有効 であることを検証するために,NTCIR-3 TSC の複数文書要約のデータを 分析した結果について報告する。 10. キーワードマイニングと関連性の可視化による文献集合からの知識連鎖の発見支援 ○土橋喜 (愛知大)・山内平行(前橋工科大)・立花隆輝(日本IBM) 文献テキストからのキーワード抽出と関連性のマップ生成により, 知識の関連に気づかせる支援方法の提案. ◎ 研究会今後の予定 ・平成15年11月6日(木)・7日(金) テーマ:一般 開催場所:通信総合研究所けいはんな情報通信融合研究センター 共催:情報処理学会 自然言語処理研究会 ・平成15年12月18日(木)・19日(金) テーマ:音声言語シンポジウム 開催場所:東工大すずかけ台キャンパス 共催:SP,SLP 【発表申込・問合先】 宇津呂 武仁(京都大学大学院 情報学研究科 知能情報学専攻 言語メディア分野) TEL〔075〕753-5345, FAX〔075〕753-5962 Email: utsuro@i.kyoto-u.ac.jp