設置目的及び期間


★ 委員会設置の目的

FTTHの加入者数が1000万に迫り,ブロードバンドサービスも急速に浸透・進展しつつあります.携帯端末やパーソナルコンピュータからのインターネットアクセス,電子タグなどの情報媒体,ネットワーク機能を備えた様々なAV機器,道路交通情報等を提供するカーナビゲーションシステムなどのあらゆる機器からの情報が高速のネットワークで結ばれる世界も現実となりつつあります.また、デジタル技術の進展とブロードバンド化によるネットワークの伝送能力の飛躍的な向上に伴い、伝送路を通信サービスにも放送サービスにも利用できるような通信・放送の融合・連携が図られてきています。このような本格的なブロードバンド・ユビキタス時代の到来が近づきつつある近年,大容量の情報データを高速かつ低コストならびに高い通信品質やセキュリティを伴って伝送することのできるネットワークと高いスループットで情報を処理・記憶することのできるシステムの実現が望まれています.

電気処理速度のボトルネックを解決する光通信分野の技術として、基幹系ネットワークでのアド・ドロップ,クロスコネクト,コンピュータシステム特にスーパーコンピュータでの光インターコネクションの実現の期待が高まっています.加えて,青紫色半導体レーザを用いた大容量光ディスクの開発,テラバイト光メモリーへの展開など光記録の分野も著しく発展しています.そのため集積光デバイス技術の分野では,部品やデバイス単体の新規提案や,コスト・量産性を意識したアセンブリ実装技術の開発という従来からの方向性に加えて,光機能回路と電子回路やセンサーとの融合・複合化,バイオ・医療応用など他分野との境界領域の取り込みなどの研究開発も活発化しており,付加価値の高い新たな高性能・高機能光部品技術の創出への期待も高まっています.

このように光技術が日常生活においてもなくてはならないものとなっている現状をふまえ,光デバイスの複合化・集積化技術を中心に,周辺応用技術をも包含した研究開発分野についての議論を行うことは意義深いことです.

 本委員会は、光デバイスの複合化・集積化技術を中心に、周辺応用技術をも包含した研究分野に関する情報交換、議論の機会を提供し、第二種研究会「集積光デバイス技術研究会」を開催、運営して、この分野の発展を図ることを目的としています.

 

★ 設置の期間

 2007(平成19)年 2月 1日 〜 2009(平成21)年 1月31日 (2ヶ年)