2008.4.1制定
情報通信マネジメント研究専門委員会

ICM研究賞・ICM功労賞・ICM英語セッション奨励賞規程

1. 目的と名称

名称

情報通信マネジメント研究賞(略称 ICM 研究賞),情報通信マネジメント功労賞(ICM 功労賞)及び情報通信マネジメント英語セッション奨励賞(ICM 英語セッション奨励賞)

目的

本専門委員会が扱う技術分野における研究開発の発展と促進,および技術のグローバル化の奨励を目的とし,特に,本専門委員会が主催する研究会等の活性化を図ることを狙いとして本選奨を設ける.

2. 対象

(1) 情報通信マネジメント研究賞
本専門委員会が主催または共催する第1種研究会,第2種研究会で発表された論文の中から毎年数件選定し,その著者を表彰する.選定の対象となる論文は,表彰対象年の1月から12月までに発表された一般講演,奨励講演とする.なお,他研究専門委員会との共催の場合は,本専門委員会に発表申込みがあった論文に限定する.選定される論文は,有意義なディスカッションを誘った,今後の研究の萌芽となる可能性が高いアイデアを提示した,他の研究者へのインパクトが大と考えられる等の意味において優れたものとする.(発表内容が,査読の結果受理される所謂「論文」のように研究として完成している必要は必ずしもない.)
(2) 情報通信マネジメント功労賞
本専門委員会が主催または共催する第1種研究会,第2種研究会,国際会議等への参加者の中から必要に応じて若干名選定し表彰する.選定の対象となる研究会等は,表彰対象年の1月から12月までに開催されたものとする.これらにおいて発表件数大,継続的参加,活発な質疑応答等,顕著かつ積極的な活動を行い,当研究会の発展に著しく貢献したと認められる人物を選定するものとする.
(3) 情報通信マネジメント英語セッション奨励賞
本専門委員会が主催または共催する総合大会およびソサイエティ大会一般公募シンポジウムの通信ソサイエティ英語セッションまたは英語ポスターセッション(以下共に英語セッションという)において発表された論文の中から,毎年1-3件程度を選定し,その著者を表彰する.選定される論文は,優れた研究内容を有し,有意義なディスカッションを誘った,今後の研究の萌芽となる可能性が高いアイデアを提示した,他の研究者へのインパクトが大と考えられる等の意味において秀でたものとする.(発表内容が,査読の結果受理される所謂「論文」のように研究として完成している必要は必ずしもない.)

3. 選定方法

(1) 情報通信マネジメント研究賞
ICM研究専門委員,ICM研究会顧問,ICM研究会幹事団は,表彰候補論文があれば,定型フォーマットに従って推薦する.あるいは,各年の最終研究会開催後に,1年全体を通して表彰候補を選び,推薦理由を付けて推薦する.これら候補に対し,専門委員長がICM研究専門委員の中から指名した複数の選考委員で構成される選考委員会にて議論し,その結果を専門委員長に答申し,専門委員長が受賞論文を決定する.
(2) 情報通信マネジメント功労賞
専門委員長,副委員長,幹事及び幹事補佐にて議論の上,受賞者を決定する.
(3) 情報通信マネジメント英語セッション奨励賞
ICM研究専門委員,ICM研究会顧問,ICM研究会幹事団,英語セッション座長は,英語セッションにおいて,表彰候補論文があれば,定型フォーマットに従って推薦する.あるいは,各年の最終研究会開催後に,1年全体を通して表彰候補を選び,推薦理由を付けて推薦する.これら候補に対し,専門委員長がICM研究専門委員,英語セッション座長の中から指名した複数の選考委員で構成される選考委員会にて議論し,その結果を専門委員長に答申し,専門委員長が受賞論文を決定する.

4. 表彰方法

受賞者全員に対して専門委員長名で賞状及び記念品を贈呈する.記念品は受賞者1人につき15,000円相当の品とする.本表彰制度における表彰は,選定後に開催される研究会にて実施する.

(1) 情報通信マネジメント研究賞
受賞者は,論文著者全員とする.
(2) 情報通信マネジメント功労賞
受賞者は特定の個人とする.ただし,本専門委員会のICM研究専門委員は,受賞対象とはならない.
(3) 情報通信マネジメント英語セッション奨励賞
受賞者は,筆頭発表著者とする.

5. 発表

本表彰を行なった場合には,受賞者の氏名や業績の内容等をなるべく直後に発表される本学会誌およびICM研究会ホームページ上に発表する.