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運営委員長の挨拶(2003年度)

グループ活動のさらなる活性化をめざして
2003年度ヒューマンコミュニケーショングループ運営委員長 西田正吾(大阪大学)

運営委員長  ヒューマンコミュニケーショングループは、電子情報通信学会における唯一の「グループ」として、 8年間活動を続けてきました。 グループの位置付けは、学会規則によりますと「ソサイエティに準ずる研究集団として、 理事会の議決を経てグループをおくことができる(規則、第70条)」となっていますが、 我々としては、ヒューマンコミュニケーションという視点を軸に、最近注目を集めている横断型の活動を、 電子情報通信学会内部のソサイアティおよび他の学会や文系の学会と連携した形で進めてきたつもりです。 特に、ヒューマンコミュニケーションの研究分野は、人間中心の科学や技術がその核となっており、 文理融合型アプローチが不可欠の分野です。 そのような意味で、4つの第1種研究会、1つの第2種研究会、1つの第3種研究会を中心に、 学会内部だけでなく外部をも巻き込んだ形で学際的な研究活動の場を提供できたことは、 それなりの意義があったのではないかと思われます。 また学会全体の立場でいうと、第2、第3のグループが出てきて、我々とは違った視点で、 ソサイアティ間や外部との連携を強めていく活動が生まれてくることが重要ではないかと考えております。

  ヒューマンコミュニケーショングループの今後の方向性については、6月に開催された拡大運営委員会で 夜遅くまで議論されましたが、基本的には、 「現時点では、ソサイアティ化は特に視野に入れず、ソサイアティ間の横断型活動、 学会外部との連携による学際的活動を深めて、ヒューマンコミュニケーション分野の研究活動を 今まで以上に活性化していきたい」ということでコンセンサスが得られました。 具体的な活性化の方策としては、今年度以降以下のような取り組みを行う予定にしております。

(1) ヒューマンコミュニケーショングループのロゴの募集
(2) ヒューマンコミュニケーション賞の創設
(3) 論文誌におけるヒューマンコミュニケーション特集号の企画の推進
(4) 国際化の推進

  特に(3)につきましては、ヒューマンコミュニケーショングループに関連するソサイアティ(特にAとD)の 御協力をいただく必要がありますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 最初にも述べましたように、ヒューマンコミュニケーションという分野は、人間科学、社会科学、情報通信工学の インタセクションとして定義される学際的分野で、高度ネットワーク化社会においては 今後ますますその重要度は増していくものと思われます。 学会会員の皆様には、是非ヒューマンコミュニケーショングループに御登録いただき、 積極的に活動に御参加いただければ幸いに存じます。

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