●第22回「電気・電子機器のEMCワークショップ」


 ユビキタスネットワーク社会が現実のものとなる新たな時代では、情報通信機器の利用機会はこれまで以上に増え、情報の更なる大容量化、高速化が見込まれています。また、機器に対するEMI規制は、今まさに1GHzを超えようとしており、これからの情報通信機器には、高周波化に対応したEMC技術も要求されてきます。
 そこで、今年の「電気・電子機器のEMCワークショップ」では、ユビキタス環境を支える情報通信機器に焦点をあて、「高周波化する規制を捉えた情報通信機器のEMC技術」を主テーマとして、議論を展開します。
 本ワークショップでは、産、官、学の第一線でご活躍されている講師の方々をお迎えし、行政の立場から見たときの情報通信機器の状況を俯瞰するとともに、実務レベルにおける機器のEMC設計技術やGHz領域に踏み込んだEMC応用技術をご紹介いたします。また、EMC規格に関しては、国際規格の最新動向や審議状況をご紹介した後、パネル討論会を実施し、今後の動向等について討論いたします。
 本ワークショップは今年で第22回目を迎えますが、例年のとおり、大学・官公庁・企業の研究者、技術者など、EMCに関心をお持ちの方々が一堂に会し、活発な意見交換や情報共有を行いながら、相互の親睦と連携を深める場にしたいと思います。多くの皆様に奮ってご参加いただけますようよろしくお願いいたします。



電子情報通信学会 環境電磁工学研究専門委員会(EMCJ)
委員長 藤原 修(名古屋工業大学)


テーマ:「高周波化する規制を捉えた情報通信機器のEMC技術」


【主催】 電子情報通信学会 環境電磁工学研究専門委員会(EMCJ)
【期日】 2010年11月11日(木)13:00 から 12日(金) 15:00まで
【会場】 ホテル双葉(新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢419, Tel:025-784-3357

【講演】 テーマ:「高周波化する規制を捉えた情報通信機器のEMC技術」
    ◇第1日目(11月11日(木)13:00-17:00)
     開会
     13:00-13:05 委員長挨拶 藤原 修(環境電磁工学研究専門委員会委員長)

     基調講演  座長:藤原 修(名古屋工業大学)
     13:05-13:55 我が国における情報通信技術の利用と発展性(仮題)
                     丸尾 秀男 (講師変更)(総務省 電波環境課)

     セッション1:EMC国際規格の動向  座長:徳田 正満(東京大学)
     13:55-14:30 @IEC/ACECおよびTC77/SC77Bの規格の構造と動向   澁谷 昇(拓殖大学)
     14:30-15:05 AIEC/CISPR マルチメディア機器のEMC規格動向     千代島 敏夫(PFUテクノコンサル)
     15:05-15:20 休憩(コーヒーブレイク)
     15:20-15:55 BIEC/TC106 移動通信基地局の電波防護評価法に関する規格動向 垂澤 芳明(NTTドコモ)
     15:55-16:00 休憩(パネル会場設営)
     16:00-16:50 ◇パネル討論:EMC関連規格の今後の標準化における課題および動向
             パネラー:徳田 正満(東京大学)
                   澁谷 昇(拓殖大学)
                   千代島 敏夫(PFUテクノコンサル)
                   垂澤 芳明(NTTドコモ)
             司会進行:石上 忍(情報通信研究機構)

     17:00- チェックイン
     18:30- 懇親会

    ◇第2日目(11月12日(金)9:00-15:00)
     7:30- 朝食
     9:00  チェックアウト

     特別講演  座長:藤原 修(名古屋工業大学)
     9:00-9:50 電磁環境の高周波・高機能化に適応するメタマテリアル要素技術について 小塚 洋司(東海大学名誉教授)

     9:50-10:10 休憩(コーヒーブレイク)

     セッション2:高速・高周波EMC設計技術    座長:桑原 伸夫(九州工業大学)
     10:10-11:00 @高周波帯(GHz帯)におけるEMC設計の課題     原 敦 (講師変更)(日立製作所)
     11:00-11:50 A高速ディジタル信号伝送におけるEMC設計技術   斉藤 成一(三菱電機)
     11:50-13:10 昼食

     セッション3:GHz領域におけるEMC応用技術  座長:越後 宏(東北学院大学)
     13:10-14:00 @電界カメラによるGHz帯信号伝搬映像のリアルタイム観察  土屋 昌弘(情報通信研究機構)
     14:00-14:50 AGHz帯磁性材料とEMC設計                近藤 幸一(NECトーキン)

     閉会
     14:50-15:00 閉会の挨拶、連絡事項
     


【参加費】
     30,000円,学生は23,500円(講演会費、懇親会費、宿泊代、朝食/2日目の昼食代を含む)
     ・宿泊については、ワークショップ会場と同じホテル双葉をご用意致します。
     ・ホテルでの宿泊は、他の参加者との相部屋になりますことをご了承下さい。
      ※一人部屋ご希望の方は、近隣の宿泊所等を各自で予約してください(代金は各自で支払い)。
     ・学生割引を導入いたしました。どうぞご利用ください。
     ・1日目夕方に懇親会を予定しております。今年は従来のスタイルを変更し、テーブル着席スタイルとなります。
【参加申込】
     2010年11月2日(火)11月5日(金)までにお申し込み下さい。
【会場の詳細】
     ホテル双葉
      新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢419, TEL:025−784−3357
      上越新幹線・越後湯沢駅下車、西口から徒歩約5分  地図


【参加申込フォーム】
     申込書.pdf   申込書.ppt    サンプル.pdf


【ワークショップ事務局】
     EMCJ幹事 半杭 英二(NEC システム実装研究所)
     〒252-5298 神奈川県相模原市中央区下九沢1120
     Tel:042-771-0815 Fax:042-771-0932
     E-mail:2010yuzawa@emcj.jp.nec.com
     ※メールアドレスは全角文字で記載しています。送信時は半角文字に直してください。