「電気・電子機器のEMCワークショップ」開催報告
(通信ソサイエティ ニューズレター第16号より転載)

(1)主 催 :環境電磁工学研究専門委員会
(2)日 時 :平成10年11月4日〜5日
(3)会 場 :湯沢グランドホテル(新潟県南魚沼郡)
(4)参加者:120名
(5)主なトピックス:

 恒例の「電気・電子機器のEMCワークショップ」が開催されました.今回は本ワークショップが始まって第10回目を迎えることから「10年後のEMCを考える」を主テーマに放送,通信,電力,機器設計のそれぞれの分野における10年後の技術動向とEMCの位置づけに関して活発な意見交換が行われました.また,同時に電子機器のEMC設計,対策,評価における最新の技術動向や本年7月フランクフルトで開催されたCISPR会議における規格動向のホットな情報など,盛りだくさんの内容で参加者からは総じて有意義なワークショップであったとの評価をいただきました.

 当環境電磁工学研究専門委員会は昨年をもって20周年を迎えました.そこで,今回のワークショップにおいて本委員会の初期に委員長を務められました佐藤利三郎先生,滑川敏彦先生,高木相先生,芳野赴夫先生に対しこれまでのご貢献とご指導に感謝して感謝状を贈呈させていただきました.

 なお,来年は11月11日〜12日に同じ湯沢グランドホテルにて開催される予定です.多くの方のご参加をお待ちしております.

(執筆者:環境電磁工学研究専門委員会幹事 原田高志/NECデバイス評価技術研究所)