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研究会の主旨

アンテナ・伝播研究専門委員会は,下記のように,アンテナ研究専門委員会と電波伝播研究専門委員会とが合体して1966年4月1日に発足しました.

  • 1954年 4月1日:アンテナ研究専門委員会発足
  • 1956年11月1日:電波伝播研究専門委員会発足
  • 1966年 4月1日:アンテナ・伝播研究専門委員会発足 

最近の情報化社会におけるブロードバンド化・マルチメディア化,さらには,今後期待されているユビキタス・ネットワーク社会の実現に向けて,多様な無線通信および無線を用いる各種応用システムの実現が必要とされています.このように高度かつ複雑な無線システムを実現していくためには,それを支える基礎として,高性能なアンテナを実現するための設計・電磁界解析技術,複雑な伝搬チャネルに対する理論解析やモデリング技術,さらにそれらを検証するための実験・測定技術など,新しい技術が必要とされています.また,リモートセンシングや光通信など,関連する他分野の技術と融合した技術分野も注目を集めており,それを実現するための新しい設計・解析・測定技術についても研究開発が進められています.

本研究専門委員会では,このような無線システムに関する研究発表・報告と活発な討議を通して研究者,技術者および利用者相互間の交流・啓発の場として活動しています.

分野

B-1A アンテナ・伝播A(電波伝搬,非通信利用)

電波・光波の伝搬,回折と散乱,移動伝搬,屋内伝搬,対流圏伝搬,電離圏伝搬,電力伝送,プラズマ加熱,電波計測・リモートセンシング,電波環境測定.

B-1B アンテナ・伝播B(アンテナ一般)

アンテナ理論,アンテナ素子,アレーアンテナ,開口面アンテナ,ミリ波アンテナ,小型アンテナ,設計・解析手法,人体の影響,その他.

B-1C アンテナ・伝播C(アンテナシステム)

アンテナ測定,アンテナ給電回路,アダプティブアンテナ,MIMOアンテナシステム,到来波推定,光技術・光電波融合技術.


Last-modified: 2012-05-12 (土) 08:09:47