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無線端末・アンテナシステム測定技術チュートリアルワークショップ(第2回)

アンテナ測定の実際

  • アンテナ・伝播研究専門委員会(AP研)の第二種研究会として,2008年~2012年まで活動を行った次世代無線通信技術設備試験認証技術時限研究会(ACT研)を継承する「無線端末・アンテナシステム測定技術研究会(AMT研)」が2012年4月に発足いたしました. AP研では,ACT研で議論された最新測定技術を含め,半日程度のチュートリアルワークショップを地方および海外で開催することによりアンテナ測定技術の普及を促進することにしております.
  • 第1回チュートリアルワークショップ「アンテナ測定技術の基礎」(2012年6月7日実施)に引き続き,第2回チュートリアルワークショップとして,3人のアンテナ分野の第一線で活躍されている講師をお招きし,「アンテナ測定の実際」をテーマとした実践編を2012年12月20日(木)午後,那覇市内にて開催いたします.主に小形アンテナを対象とし,実際の測定事例を通して,アンテナ測定技術に対する理解を深めて頂くと共に,より正確に測定するためのヒントを得て頂くことを目的とします.初心者の方を含めて,ご興味のある方の受講をお待ちしております.先着順のため,お早めにお申し込みください.
  • 第2回AMT研究会(第二種研)を2012年12月21日(金)に同会場にて開催いたします.

講師

福迫 武(熊本大)
深沢 徹(三菱電機)
新井 宏之(横浜国大)

講義内容

  • 福迫 武 講師:放射指向性,偏波,ゲイン測定の実際例

電波暗室におけるアンテナの測定について,放射指向性の測定の他,偏波の測定,ゲインの測定についての実際的な作業例を紹介する.さらに,狭帯域アンテナに加え,広帯域アンテナの測定例についても紹介する.

  • 深沢 徹 講師:小形アンテナ測定のRFケーブルによる誤差とその低減法

小形アンテナの特性を測定する際にRFケーブルを接続すると,外導体の外側に誘起される不平衡電流の影響により大きな測定誤差を生じる場合がある.ここでは不平衡電流による誤差の例と,その影響を低減するいくつかの測定法を紹介する.

  • 新井 宏之 講師:MIMOアンテナの評価法

高速無線通信では不可欠となったMIMO用アンテナについて,その評価指標の理論と実際を解説し,端末用MIMOアンテナの評価例と基地局用MIMOアンテナの測定法について実例を示す.

上記の講習内容は,若干変更することもございますのでご了承下さい.

日時

2012年12月20日(木)13:30~16:30

会場

KDDI那覇ビル6F 大会議室 (那覇市東町4番地1)

受講定員

100名

参加費

資料代として,参加費(3,000円,前払)を申し受けます.

  • 参加費の支払方法につきましては,申込後に届く返信メールにてご案内いたします.

受講申込み期間

2012年10月1日(月)~ 2012年12月10日(月)〔締切を延長しました!〕

受講申込方法

申込フォームにしたがってお申し込み下さい.

上記の申込ファームが利用できない場合

問合先

  • 申込について

    無線端末・アンテナシステム測定技術チュートリアルワークショップ実行委員会 事務局 伊藤 希重(産総研)
    E-mail: amt-ml(a)aist.go.jp
    (迷惑メール防止のため,@を(a)にしています.)

  • 申込以外について

    無線端末・アンテナシステム測定技術研究会 企画幹事 黒川 悟(産総研)
    E-mail:satoru-kurokawa(a)aist.go.jp
    (迷惑メール防止のため,@を(a)にしています.)

主催

電子情報通信学会 アンテナ・伝播研究専門委員会

協賛

IEEE AP-S Japan Chapter
IEEE AP-S Fukuoka Chapter
産業技術総合研究所計測標準研究部門 電磁界クラブ(電磁波計測科電磁界標準研究室)


Last-modified: 2012-11-27 (火) 21:19:07